ききわけのいい猫 | 美声の理由
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美声の理由

中世ヨーロッパにはカストラートという、去勢した男性歌手がいた。

当時のキリスト教教会では女性は沈黙を守らなければならぬという掟があったので、
教会で讃美歌を歌う女性役は声変わり前の少年のボーイ・ソプラノが担っていたが、
彼らが高音を出せる時期は短く限られていたので、声変わりする前に去勢手術を行い、
成年になってもソプラノ域の歌声が出せる男性歌手が登場するようになった。

物珍しいカストラートは世間からもてはやされ、スターとなって大金を稼ぐ者が現れ
始めると、貧しい家庭の親が一攫千金を狙って自分の子供に去勢手術を受けさせる
ようになった。 でも、当時の不衛生な医療現場の中で、術後の感染症で命を落とす
子供が増えるようになると、今度は手のひらを返したように、カストラートは
人道的理由から世間の非難を浴びるようになり、やがて姿を消した。

現代にはカストラートは当然いないが、カウンターテノールという存在がある。
裏声で高いオクターブを歌う男性のことで、その代表格がベラルーシ出身のスラヴァだ。


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「アヴェ・マリア」と題された歌曲ばかりを録音したこのアルバムは素晴らしい出来で、
バッハ、シューベルト、ヴェルディらの手による楽曲に混じってカッシーニの曲が
収録されているが、これが知られざる名曲だったことが世界中の人々を驚かせた。

俺は歌曲やオペラが苦手で、例外的に、モーツァルトの「魔笛」とドニゼッティの
「ランメルモールのルチア」だけは好きでたまに聴くが、それ以外はまったく聴かない。
リュック・ベッソンの「フィフス・エレメント」という面白い映画の中で、歌姫が歌を歌う
シーンが出て来るが、あの時歌っていたのが「ランメルモールのルチア」の中の曲だ。

スラヴァのこのアルバムを聴くたびに、こんなにきれいな歌声が出せるんなら、
カストラートの存在なんてそもそも必要なかったじゃないか、と思う。
去勢されたカストラートたちはホルモンバランスが崩れて、内面は情緒が不安定になり、
外見は小太りになった。 そんな犠牲を払ってまで、人は去勢する必要なんかない。

一方、去勢するのがあたりまえとなっている家猫たち。
バースコントロールやマーキング防止、ストレス抑止のためというが、
それはあくまでも人間目線。
彼らはどんな代償を払っているのだろう。 いつか、それがわかる日は来るのだろうか。

レオも、生後6ヶ月に去勢した。
大人になっても下あごが発達せず逆三角形の小顔で、その表情はあどけないままだ。
声もきれいに澄んだソプラノのまま。
まるで、ある時期で時が止まってしまったかのようだ。


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問題行為もなくて、見た目も愛らしいままだし、大人の込み入った悩みなどとは全く
無縁の様子で、そのこと自体はおおいに結構だけど、本当にこれでいいのだろうか、
という疑問は今でも拭いきれない。

去勢手術のお願いをした時、病院の先生からは、室内飼いなんだったら
手術の必要はないんですけどねえ、と少し抵抗された。 
医師の純粋な立場からすれば、こういうのには反対だったんだろう。 

あることについては、人間と同じ基準でなければならぬ、と言い、
あることについては、人間ではありえないことを強制する。

種が違うのだから当然だといえばそれまでだが、どうも首尾一貫しないこういう
我々のやり方には腑に落ちないところが多くて、どうしても違和感が残る。

行き過ぎた話や行為も時々見られて、それが一体何を代弁しているのかが
よくわからないことも多い。 それは、本当に猫の気持ちを代弁しているのか?

ごめんな、こんなことになって。 
時々、そう呟かずにはいられない時がある。
俺がレオを甘やかすのは、ただかわいいからだけではないのかもしれない。


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Comment

ひろ

リアノンさん、こんにちは。

そのアルバム、私も持ってます。「アヴェ・マリア」が好きで「アヴェ・マリア」ばっかりのアルバムを探していて見つけました。
ソプラノとは違っていて、なんというか中性的な怪しい美しさに思います。
私はカッチーニの「アヴェ・マリア」が大好きで、カッチーニの「アヴェ・マリア」だけを集めたプレイリストを作って聞いています。

うちも完全室内飼いですが去勢しています。その時はそれが正しい選択だと思ってやりましたけど、自然ですめばそれにこしたことはないわけで人間の勝手な都合ですよね。
リアノンさんが書かれている罪悪感のようなもの、とてもよくわかります。

今日は雪ですね。うちのネコはずっと外を見ています。空から落ちてくる雪とか、外で遊ぶ子供とか。
明日はちゃんと会社に行けるのだろうか。。。。
  • URL
  • 2013/01/14 14:17
  • Edit

八朔かーさん

こんにちは。

スラヴァ、デビュー当時から話題になった、素晴らしいカウンターテナーですね。
そのアルバムは、発売された直後に購入し、よく聞いていました。
カストラートについても、やはり興味があって、映画化された時もワクワクして観に行きましたが…声に関しては期待外れだった記憶がありますね。
どんな声だったのだろう…と、想像する事があります。
天性の声と、その後の人為的な行為によって生み出された、天上の声と言われたものは。。。
歪だからこそ出せる声だろしたら、何とも哀しい天上の調べですね。

去勢時、私も同じ事を考えました。
これは、人間側の都合なのではないか…と。
沢山調べてもみました。
その上で、心のどこかで謝りながら手術に踏み切ったのです。
こんな事で、これほどグダグダ考えるのは、私だけなんだろうか…と思ってしまったりもしましたが…
リアノンさんもだったのですね。
一緒にしては失礼でしょうが、少しだけ安心している私です(^_^;)

おとめ

こんばんわ

前半の歌の事はよく分からないのですが^_^;(スミマセン)
後半の手術の事、私も悩みました
猫飼いさんはみなさん悩まれるんですね。やっぱり

ウチは♀なのでお腹をバッサリです
手術痕も写真にあります
苦しんだのは本人ですが、ニンゲン側の都合で頑張ってくれた時の事を忘れないようにしようと思ってます

この娘に春がきても叶えてあげられないし、たとえ叶えてあげられたとしてもニンゲンはこどもたちの責任まで持てない

もう割り切るしかないな、と‥

これからも共同生活において様々な矛盾が生じると思いますが、よい選択ができるといいですね。
そして後悔しない事
後悔したら1番かわいそうなのはにゃん達かなあと思います

長々失礼しましたm(_ _)m
  • URL
  • 2013/01/14 21:30

リアノン

ひろさん、こんばんは。

このCD、日本でも珍しく売れましたね。 確かに、怪しい美しさです。

家猫を去勢・避妊するようになったのはいつ頃からなんでしょうか。
私が子供の頃の田舎の祖父母の家では、もちろん、そんなことはしていませんでした。

想像するに、この10~20年ほどのことなんですかね?
きっと、ある時期を境に、急にこういうマナーが広がっていったんじゃないのかなあ、と
想像します。
アメリカあたりから輸入された習慣なんでしょうね。

初雪が猛吹雪で明日が思いやられますが、今日は家の中を暖かくしていたので、
レオはたくさん昼寝できました。

すずめたちが雪を逃れて、うちのベランダに避難していたので、レオは喜んでいたようです。
  • URL
  • 2013/01/14 22:21

リアノン

八朔かーさん、こんばんは。

怪我や病気を直して命を救う医療というのはどこまでも発達して欲しいですが、
その中で派生的に出てくる医学的な応用というのは、どこまでが許されるのか、
よくわからないところがあります。

家の中を汚されると捨てられる猫が増えるでしょうから、大局的には猫を守っていることに
なっているんだと思いますので、別に去勢がけしからん、と思っている訳ではありません。

ただ、素直に納得できる話ではないんだよなあ、という思いが消えないという愚痴を、
つい、書いてしまっただけなんです。 お許しを。

  • URL
  • 2013/01/14 22:33

リアノン

おとめさん、こんばんは。

前半はただのイントロですので、読み飛ばして下さって結構ですよ。
主題はあくまで後半です。

私も、後悔している訳ではありません。
去勢・避妊は人間と暮らす中では、総合的には合理的なことなんだろうと思います。

猫をうっかり脱走させてしまうことはかなりの頻度である訳だし、家の中を汚されると
捨てられる猫が大幅に増えるでしょうから、大局的には猫たちを守っているんだろうと
思います。 それは、人間だからできる叡智なのかもしれません。

ただ、どうしても、これが100%正しいやり方なんだとは思えないんですよねぇ・・・

私も、まさにおとめさんと同じで、レオのためではない理由で手術を受けさせたことを
いつまでも忘れないこと、そしてそのことを申し訳ないと思う気持ちを忘れないよう、
今回、敢えて記事に残すことにしました。

ちょっと書いたニュアンスが去勢反対と受け取られ兼ねないような書き方になって
しまったかな、と反省してますが、主旨はそういうことです。

そのあたりをうまくすくい取って頂けたようで、ありがたいです。
どうもありがとうございました。

  • URL
  • 2013/01/14 22:49

リン

こんばんは。
雪が静けさを運んで来てくれたような夜です。

我が家の猫も先日避妊手術を受けました。
当たり前のように病院ですすめられ、当たり前のように受け入れましたが、彼女がいない夜はその意味について随分考えました。
私に飼われたから、手術なんて怖い思いをさせてるんじゃないか、狭い家に閉じ込めてしまったんじゃないかと…
この子にとって、何が幸せなのか考えても答えは出ませんでした。

ペットとして飼うことは、人間のエゴかもしれません。
だからこそ、私自身が悔いのないように育てて行くことしか出来ないかなと、今は思っています。
何が良かったのか、正しいのか、答えは見つからないかもしれない。
でも、これからもたくさん悩みながら、葛藤しながら、この子と向き合って行きたいです。
あなたとレオ君とみたいに。
  • URL
  • 2013/01/14 23:23
  • Edit

リアノン

リンさん、こんにちは。

人為的な手を加えたのは幸せに暮らしてもらいたいと願ってですから、
私たちには幸せにする義務がありますよね。

人は自分で選択したことについては、その結果に責任を負わなければいけない。
他の誰も、肩代わりなんかできません。
言葉で書くのは簡単ですが、これはとても難しいことです。
猫に対する話だけでは済まない、生き方全体の問題です。

猫と暮らす資格があるかどうかは、その人がこれまで自分で物事の責任を負ってきたか
どうかで判断するのが一番いいのだと思います。
  • URL
  • 2013/01/17 11:08

ひつじ

はじめまして。最近こちらに訪問させていただいております。リアノンさんの哲学についつい読み込んでしまいます。レオ様も美しいです。
私はもうすぐ6カ月になる子猫と暮らしています。家猫たちの去勢について、私も皆さんと同じく悩んでいます。壁の薄い賃貸住まいで娘と一緒に暮らすには、やはり避妊手術は仕方がないと思っています。本当に人間の勝手な都合です。
ワクチン接種に初めて行った病院では、猫のことは何も聞かれず、注射をプシュツと打ち、こっちは聞いてもいないのに「避妊手術の時は電話でくれる?」と言っていたのに唖然としました。オスメスで見解は違うのでしょうが、「去勢は必要ない」といってくれる獣医さんなら、いつでも猫にとってのいい選択をしてくれるのでは、と私は信じます。(単純?)
  • URL
  • 2013/01/18 01:37
  • Edit

kei

こんにちは、いつも楽しく拝見させて頂いております。
レオくんとリリアンさんの仲むつまじい暮らしとブログの内容が楽しくて、
ちょっとせつない記載もあり、こちらもついホロッときそうになります。

ソマリが気になり、近くのソマリのブリーダーさんにお伺いしたら、
一人暮らしの男性で飼い猫の初心者ならソマリはむずかしいので、アメショを
おすすめします。と言われました。そのブリーダーさんのHPを見ると最近
アップロードされたばかりのアメショさんが掲載されていましたが。

5年前に故あって、家族暮らしではなく一人暮らしの状況の今です。
当然、飼い猫さんを向かい入れたらポツンと室内でひとりぼっちの時間は
ソマリくんやアメショさん、関西の愛護センターから受け入れるキジトラくんなど
どの子猫さんにもかかわらず、さみしい思いをさせてしまうのだな。。と
感じています。

ソマリは賢く、聞き分けがよく、一方で動きが活発なので
一人暮らしの初心者にはむずかしいとも言われました。
リリアンさんは、たいへんレオくんへの愛情ととてもかわいがって面倒を
見ていられるのをブログからもヒシヒシと本当にいつも感じています。

僕は熱帯魚しか小学生のころ飼っていましたが、当時は小児ぜんそくであったので
親に無断で飼ってきたハムスターも、一日で親にペットショップに返されてしまい
ました。当時は両親は僕の小児ぜんそくを心配して「逃げちゃったよ。。」
と言われ当時はずいぶんと悲しかったのですが。

一人暮らしの男性がネコをはじめて飼うときのアドバイス等を
お時間ある際に、ご返信頂ければたいへん嬉しく思います。

今は、Amazonにて購入した飼いネコの本を読んで勉強中です。
つい、このブログの暖かさにふれてお伺いした次第です。

お忙しいと思いますので、もしよければご返信頂ければ幸いです。
それでは失礼致します。


  • URL
  • 2013/01/18 21:34

kei

すいません。お名前を間違えておりました。
リアノンさんですね。

大変失礼致しました。

kei
  • URL
  • 2013/01/18 21:58

❤ビクママ❤

避妊・去勢はデリケートな問題です。
ですが、私は会社の駐車場にいる野良ちゃん13匹を避妊・去勢しました。
これ以上お家のない子を増やしたくなかったので。

今のマンション暮らしだと手術をしないと苦情もくるだろうし。
さかると妙な声で鳴きまわるので。
昔飼っていた猫はケンカが弱くケガばかりするので去勢をしました。
当時の猫は家と外を行き来して、お腹がすけば帰ってきてご飯をねだったり。
そんな時代もありました。
現在は人も動物も生きにくい時代になったと言う事でしょうかぁ?
  • URL
  • 2013/01/19 10:32

リアノン

ひつじさん、はじめまして。 コメント下さり、どうもありがとうございます。

ひつじさんと一緒に子猫さんが幸せに暮らしていくために必要なことは、
避妊であれ他のことであれ、何でもしてあげるべきだと私も思います。
女の子の場合、発情時の鳴き声は問題になりますもんね。

人であれ、猫であれ、必ず何らかの形で社会とは折り合いをつけていかなければ
生きてはいけませんよね。 各々の折り合いのつけ方の内容にはいろいろ議論が
あるでしょうが。 原始の姿のままでなければいけない、というのは
やはりちょっと違うと思います。

ただ、それがあたりまえ、と言われていることを、本当にそうなのかな?と
立ち止まって考えてみることは、大事なんじゃないかとも思います。

話をきちんとしてくれるお医者さんというのは、信頼できますよね。
どうするか結論を出すのは患者の権限ですが、決断するために必要な情報を
きちんと提示してくれるお医者さんは、素晴らしいと思います。

その獣医さんは、たくさんの患者さんを次々に診なければならないし、
やって来る飼い主さんの意識やモラルのレベルもまちまちで平均すると総じて
低いでしょうから、流れ作業の一環と、避妊は受けさせるべきなんですよ、という
教育的指導もあって、つい、そう言ったんでしょうね。

今後とも、よろしくお願い致します。
  • URL
  • 2013/01/19 11:48

リアノン

keiさん、はじめまして。 コメント頂き、どうもありがとうございます。

1人暮らしで猫と暮らそうとされているんですね。 
仲間がまた増えそうで、嬉しいです。(笑)

ブリーダーには、その種に惚れ込んで、その種が他より特別だという偏愛があるので、
話がいろいろ偏ることが多いものです。

ソマリが(他の種より)賢くて、というのは、ちょっとありえないと思います。
猫は総じて賢くて、動きが活発です。 どの種が特に、ということはないでしょう。

あるのは、個体ごとの社交的とか人見知りがち、といった性格の差です。
これは少しあるような気がします。 でも、これはその子が大人になってから
初めてわかることなので、子猫の時に見分けることは無理です。
また、育てる時の人の接し方や愛情のかけ方で、多少左右されるかもしれません。

それに、賢くてききわけがいいので1人暮らしの初心者には向かない、という話は
根本的におかしいです。 賢くてききわけがいいのなら、1人暮らしの初心者には
一番向いている、と考えるのが当たり前だと思いませんか?

だから、そんな話は取り合う必要はないと思います。

1人暮らしの人が猫と暮らすとなると、悪いことばかりが喧伝されるわけですが、
猫の立場からみると、メリットは実はけっこうたくさんあると思います。

猫は人と深くコミットすることを望むのですが、1人の場合だとそれが叶いやすい。
人が家にいる間は、自分のことだけを見てくれます。
猫にとって、このことはとても重要なことだと思います。

また、1人で静かに過ごす時間も必ず持ちたがるのですが、そういう時間もきちんと
確保できます。 ストレスなく生きていくのには、これも重要なことです。
1人で留守番する時間が長くてかわいそう、とよくいいますが、猫には静かに
過ごす時間も実は必要なのです。 (このことは、なぜかあまり言われないようですが。)

だから、何も心配することはないと思います。

猫は、愛情を理解して、それを必要とする生き物です。
食事を与えて、トイレ掃除さえすればそれで幸せ、という訳ではないのです。
だから、愛情を持って暮らすことができるのであれば、それで大丈夫です。

ただ、家猫は人の世話がないと生きていけませんから、不在時の手当を用意する必要は
必ずあります。 ペットシッター、動物病院、ご近所さん、友人、親族、何でもよいので、
自分が家を二日以上不在にする場合に、最低限の世話をしてくれる手当だけは必ず
用意してください。

まずは、そんな感じかなあ。
何かあれば、またこうやって遠慮なくコメント下さい。

今後とも、よろしくお願い致します。

  • URL
  • 2013/01/19 14:00

リアノン

❤ビクママ❤さん、こんにちは。

今の人間社会の中で、猫が人から駆逐されずに幸せに生きていくためには
避妊・去勢はどうしても必要だと思います。
私も、それに反対、と思っている訳でも言いたい訳でもないんです。

ただ、こんなことが必要なくなる日がいつかくればいいのになあ、と
思わざるを得ないだけなんです。

人のペットとして生きることだけを強要しているような気がして。

まだ、人は猫と本当の意味で共存しよう、というところまでは来ていないのかも
しれないなあ、と折に触れて思ってしまうんです。

  • URL
  • 2013/01/19 14:26

ヨモギ

リアノンさんレオくんこんばんは☆

私もコウメの発情のこと、悩みに悩んで、
4歳すぎまで避妊を見送ってきましたが
去年、意を決して手術に踏み切りました。

私が手術を決めたのは、アニマルコミュニケーターさんを介して
受け取ったコウメの言葉からでした。

それは

「子供を産むためにここにいるわけじゃないから邪魔なだけ。
 早くとっちゃって。」

というなんともドライなものでした。

コミュニケーターさんも今まで何度か
複数の子に聞いたことがあるらしいのですが
家猫として生まれてきてる子たちは
ほとんどがこういう感覚らしいのです。

アニマルコミュニケーションを信じる信じないはアナタ次第・・・
ですが、
この満ち足りたレオくんのお顔が、すべてを物語っているような気がします。

コウメは「ヨモギを支えて守るため、この家に来た」と言ってくれました。

きっとレオくんも、リアノンさんと心穏やかに暮らすために、来るべくして来てる子なのではないでしょうか(*´ω`*)

すべてのことを「これでいいのかな」と自問しながらレオくんと暮らしているリアノンさん。
レオくんにもきっとその気持ちは伝わっているし、大切にされてるって、わかってるお顔してますもの。
レオくんは幸せですよ!


  • URL
  • 2013/01/19 18:44

kei

リアノンさん

ご丁寧なお返事ありがとうございます。最近、僕も様々なネコの品種はありますが、おおまかな性格についての傾向はあれども、やはり結局はそのネコくんの育った環境や人や他のネコさんとの子猫のときからの
触れ合いなどによりかなり個体差があるようだな。と知りつつ有ります。
今はAmazonからネコの飼い方などの本を取り寄せて勉強しています。
幸いにして関西の愛護センターの方からは、一人暮らしでも構わないのでゆっくりといつでもご連絡ください。とご理解いただきました。

しかし、レオくんもそうですが
ネコくんの何かに集中しているときの後頭部は何ともかわいくてつい、笑ってしまいます。

これからもどうぞよろしくお願いします。
  • URL
  • 2013/01/19 23:44

リアノン

ヨモギさん、こんにちは。

コウメさんは、その後、お変わりありませんか?

そんなやさしいことを言われると、涙ぐんでしまいます。
おっさんになると、涙もろくなりますもので・・・

アニマルコミュニケーターは玉石混淆なんでしょうけど、信頼できる人に
出会えれば、信じていいんだろうと思います。
私も一度みてもらいたいなあ、と思ってます。

家猫たちがそう思ってくれているのなら、こちらの気持ちも少し軽くなりますね。
避妊・去勢を問題にするのも、人間だけの倫理観かもしれませんもんね。

いずれにせよ、私にできるのは、この仔に幸せな一生を送ってもらえるよう
がんばることだけです。

  • URL
  • 2013/01/20 10:31

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プロフィール

リアノン

Author:リアノン
独身男の一人暮らし。

猫と暮らしたくて、一人で寂しい思いをしている子を、と思い里親募集に申し込んだら、一方的に断られた。

一人暮らしの男に猫と暮らす資格はあるのか? 

これが、このブログのテーマです。

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