Anchorman - The Legend of Ron Burgundy 実はこの映画、公開と同時に観たのですが、ちょうど同じ頃観た『ドッジ・ボール』のベン・ステラーのマッチョマンぶりが強烈すぎて、こちらの方はかすんでしまってましたが、今回DVDで観たら、思っていたより面白かったちゅーか、『ドッジボール』に負けず劣らず馬鹿馬鹿しかったです。
コメディですから、一般の人を誇張して表現してあるのでしょうが、私から見ると、男ってのは、ここに出てくる「チャンネル4・ニューズ・チーム」そのままです・・・・。ま、男性の方々は男性の方々で女性に言いたいことは山ほどあろうかと思いますが、それはご自分のブログでダイナミックに展開していただくとして、今はとりあえずワタクシの話を聞いてください。 「チャンネル4・ニューズ・チーム」の面々、リーダー格でメイン・アンカーのロン(ウィル・フェレル)、マッチョでスポーツ担当のチャンプ、レポーターで洒落者のブライアン、お天気担当の知恵☆れのブリックは、女性アンカー・ベロニカがチームに加わったことに激爆して、ディレクターのフレッドのオフィスで「女にアンカーマンなんかできるかぁ!」と叫びまくります。マッチョのチャンプは「んー水も滴るいい女・・・バーべキュー・ソースかけて食べちゃいたいあのケツ・・・」などと下品なジョークを延々と飛ばし続け、その上ベロニカに惚れてるはずのロンまでゲラゲラ笑ってしまう。なんかこういうおゲレツさって男子特有っていうか、女子は「なんでこんなくだらないことが面白いんだろう?」と思うのですが、男子はホント、心底可笑しいようで。こういう男子のピーカン☆なところが「バカで~」と思いながらなんとなく羨ましいチュチュなのですが。
その後、ロンとベロニカが真剣になっていくにつれ、面白くない他のチャンネル4・ニューズ・チームの面々はベロニカを目の敵にします。「あの女がロンのアタマの中に入り込んでしまった! これではいかん!」なんていって嫉妬したり、ベロニカに嫌がらせしてロンに近づかないようにしたり。よく「女の友情は、男ができると終る」なんていうけど、男はどーよ。ビートルズが解散したのはオノ・ヨーコのせいだと堂々と言っている男の人がいますが、この映画で描かれる男の精神年齢のことは考えたことはあるのでしょうかっ? ここで起承転結の「転」が起こる。ひょんなことからロンがニューズの時間に間に合わず、ベロニカがメイン・アンカー代行することに。今までくだらないレポートしかさせてもらえなかったベロニカは、「これがチャンス」とばかりに張り切るが、面白くないチャンプとブライアンは、ベロニカがニューズを読み上げている脇のカメラに写らないところで裸踊りとかして邪魔立てをする。(これがまた男だよな!)しかしベロニカは大成功で番組を終える。そこへ遅れてきたロンは、ベロニカに自分の代理が務まったと知ると、逆上!ベロニカが「私の夢はメイン・アンカーになることだって言ったでしょう?どうして喜んでくれないの?」と言うと「本気で言ってるとは思わなかったんだよぅ!『ベロニカは本当に面白いヤツだ。女のくせにメイン・アンカーになりたいなんてジョークを言った』って日記にも書いてある」・・・なんかこの、男と女がお互いの真意を全く分かり合ってないことって、良くあるような気がするんですけど! これで一気にロン対ベロニカの図式が出来上がり、ニューズ・チームの面々はハッピーだが、ベロニカも負けてはいない。局に勤める女性達は、ベロニカが女でも出来ると証明してくれたことで、ベロニカの味方に。そして、ロンがカメラの横に備え付けてあるアンチョコに書いてあることは全て読んでしまうという情報を入手。一番最後の挨拶のところに「Go fxxk yourself, San Diego(なんて訳そうか・・・意訳になっちゃうけど、日本的に言うなら『みなさん、ごきげんよう』と言う代わりに『みなさん、死んでください』みたいな?あまりうまい訳じゃないが・・・)」と書き込んで置く。ロンは、全く考えないでそれを番組中で堂々と読んでしまい、TV局をクビになってしまう。 女を落とし入れるために男が裸踊りをするのに対して、女はこう出ますよ!男のおバカなところを利用して落とし入れる!こういうところを男が「やだな~」と思うのはわかる気がしますが、裸踊りする気はないんで! この一件でTV局をクビになったロンは急速に転落して行き、ベロニカは念願のメイン・キャスターになって成功への道をまっしぐら!と思いきや・・・・ ま、映画の出来としては、絶賛て程じゃないと思いますけど、この手のおゲレツ映画好きな人にはたまんないと思いますよ。メンツも豪華ですから。お天気担当の知恵☆れのブリックを演じるのは『40 Year-Old Virgin』で一躍有名になったスティーブ・キャレルだし、その他にも『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックや、今、ブラッド・ピットの元妻ジェニファー・アニストンの恋人で、『Break up』という映画でも共演しちゃっているヴィンス・ヴォーン、いまやアダム・サンドラー級のベン・ステラー、『チャーリーとチョコレート工場』にも教育ママ役で出ていた謎の大女、そしてなぜかティム・ロビンスまで、ノークレジットで出演しています。これもサタデー・ナイト・ライブのコネの力?! Related Article ■ヴィンス・ヴォーンが出ています『ウェディング・クラッシャーズ』 ■出演者がほとんど一緒『40歳の童貞』 ■確かカメオ出演しているジャック・ブラックの出演作品一覧 Key Words 映画 俺たちニュース・キャスター ウィル・フェレル スティーヴ・キャレル |
コメント&TBありがとうございます!!
このバかさ加減は男子中高生によくみられる 感じですねぇ。くだらないことが凄くツボにはまっちゃうんですよね、男って・・・ 話は変わるんですが、このページの 怒涛のカンフームービー! やばい、かっこよすぎです。 US版のジャケット!! Kung Fu Master さん、
気に入っていただけてうれしいです。 Kung Fu Master さん、
「このバかさ加減は男子中高生によくみられる感じですねぇ」 中学生以上でも良く見られると思うんですが・・・。 このコメントは管理人のみ閲覧できます
面白い映画なんだから素直に見りゃいいのに
Just Being A Dick さん、
色々言うのが楽しいんじゃない。 |
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皆さん連休は楽しく過ごせましたか?寒かったですよねー。あんなに暑かった夏が懐かしい...大好きな秋ももうそろそろサヨナラしそうです凹冬ヤダー!!!ってことで、どうでもいい私の週末のご報告を。金曜日は\"Switchfoot\"のLiveに行ってきました!\"A Wa Welcome.【2006/05/19 22 : 47】
監督 アダム・マッケイ 主演 ウィル・フェレル 2004年 アメリカ映画 94分 コメディ 採点★★★ “Goodevening I'm Chevy Chase And You're Not.” たまには一休みした方がいいんじゃないかと思えるほどの快進撃を続けるベン・スティーラー一派。彼ら“フラット・パック” Subterranean サブタレイニアン【2006/04/15 15 : 37】
ウィル・フェレル主演14th MTV movie awards 2005 に4部門ノミネートされていたBest Musical PerformanceBest FightBest Comedic PerformanceBest On-Screen Teamウィルを探し求め観ました 観たかったアンカーマンですそれにしてもロン・バガディーの伝説とは(笑)どうし travelyuu とらべるゆうめも MEMO【2005/11/16 18 : 41】
★本日は晦日だ!笑いで突っ走ろうぜッ、というわけで、公開未定の映画ですが笑っちまうコメディを1本、参ります。ま、その~好きデスナ。こーいうのは、観ないではおられんのデス。~♪早~く、こ~いこ~い、アンカァ~マン~♪今年一等観たかったコメディ映画だ。■ ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY【2005/11/01 10 : 17】
「奥様は魔女」への多くのトラックバックありがとうございます。皆、丁寧に読んでおり 「USAのんびり亭」映画情報【2005/10/24 14 : 08】
原題:ANCHORMAN: THE LEGEND OF RON BURGUNDY (2004)◎ 製作国:アメリカ 監督: アダム・マッケイ 製作: ジャド・アパトー 製作総指揮: デヴィッド・O・ラッセル 脚本: ウィル・フェレル、アダム・マッケイ 撮影: トーマス・E・アッカーマン 出演: ウィル Absorbed in a movie【2005/10/24 09 : 08】
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