Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan
この映画のキャッチ・コピーは、 バカには理解不能なバカです。
それに、ボラットという、文化も言葉も全く異質の人をアメリカに持ってくることによって、アメリカ人の色んな面を暴きだしているという側面はあるかもしらんけど、こういう側面も、アメリカに興味があって知ってれば面白いけど、知らなかったら「なんなのこれ?」と思うのではないだろうか。そういうところが「バカには理解不能なバカです」というキャッチ・コピーが出てきた所以なのだろうけど、これは知性の問題じゃなくて知識の問題だし、英語と同様に、知っているからといって面白いとは限らないし。 だって、ボラットが、必要のないところに定冠詞の「a」とやたら使ったりとか、「I'm very exicite!」って連発するところとか、褒めているつもりでセクハラなこと言っているところとか、日本人の駐在員にもたくさんいて、笑いながらも恥ずかしいよ!私もあそこまでひどくはないにしても、ときどき唐突に相槌打っちゃったりしてるんだろうなあと思うと、「目くそ鼻くそを笑う」とはまさにこのことですよ。 この映画観て、マジでいや~な気持ちになる人も多いみたいね。ボラット自身も、ボラットの故郷のカザクスタンの人も、ボラットが出逢うアメリカ人も、その人たちに関する「正しい知識」は一切お構い無しに、一人残らずギャグにして怒らせているんだからさ。笑わせようというより、怒らせようとしているんだと思う。私がこういうエゲつないの笑っちゃうのは、ここまでやれちゃう度胸がすがすがしいからなんだけど、「これ笑えない」という人がいるのもわかる。別に理解できなくてもバカでもなんでもありませんので。 Key Word 映画 ボラット |
こんばんわ☆TB&コメントありがとうございました。
>マジでいや~な気持ちになる人も多いみたいね そうなんですよ、私も、まじ、いやぁ~~ な気分になりました(笑) アメリカの良くない面を浮き彫りにしたいと言う意図があるというのはわかりますが、やり方がひどすぎ、最低です(笑) こんなのを好んで観ちゃうアメリカ人も理解に苦しみますね(笑) rikocchinさん、
コメ、サンクスです! >こんなのを好んで観ちゃうアメリカ人も理解に苦しみますね アメリカで流行ったらしいすけど、好んでない人口の方が多いと思いますよ。私自身はこういう、後先考えないバカってすがすがしから好きですが! ホテルで二人が乱闘するシーンのセリフが日本語に聞こえるということで、日本語テロップ付き映像があるんですが、これがサイコーに笑えました。
とりこちゃん、
このシーン、確か母国語(ヤラセだけど)でしゃべっているのを、英語字幕で見せているシーンだと思います。この、裸で恥も臆面もなく走りまわるすがすがしさが大好きです!(すごい角度もOK!) アメリカ上映版もモザイク入ってました?
あれは日本映倫のクレームでつけたのかなぁと友達としゃべってたんですけど。 でも、見栄を張ったアカラサマに大きなモザイクをかけるほど日本配給にセンスあるかは疑問なんですよね(あは とりこちゃん、
モザイクはなかったけど、黒い棒で陰部は隠してたので、ち☆ことか、裏玉とか、ケツの穴とかは見ないで済みました。それでもあのシーンはインパクト強いです。 |
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