Dragon Lord
えっと、カンフー友達が「面白いから観れ」と貸してくれた、わけのわからんジャッキー・チェンの映画です。髪の毛がまだ長いので、「酔拳/Drunken Master」の頃の作品じゃないかと思われますが、龍少爺という中国題が付いています。映画の中でも「悪ガキ」とか呼ばれているので、相当若い頃のジャッキー・チェンなんでしょうが、この人可愛い顔してんだけど若いんだか老けてんだかわかんなくて、「悪ガキ」という表現に違和感感じます。
で、プロットとしては、中国の国宝を外国に売って金儲けをしようとしているの人たちがいて、その中の1人が「そんなことをしてはいけない」と止めようとして殺されそうになり、逃げ回っている。ジャッキーとその友達のおとぼけコンビは、しょっちゅうこの人が悪人に襲われているシーンに出くわし、好きな女の子の前でエエかっこしたい程度の気持ちでこの人を助けようとし巻き込まれていく、というもの。 だけど、前半30分くらいは、ジャッキーの若きプリンスとしての生活をコメディタッチで描いているだけで、物語がどっちの方に進むのか全くわかりません。特にいきなり出だしのシーンが、東西南北に分かれて金の饅頭を奪い合うという運動会のシーンで、これがなかなか白熱した戦いなのですがイジョーに長い。その後、可愛い女の子と知り合ったりいろいろあるのですが、また中盤に、今度は羽子板の羽をでかくしたようなものを球の代わりに使うサッカーもどきの運動会の模様。これも、確かにすごい技術なのですが、もういいよというくらい長い。 で、その男の人をかくまっているところへカンフーの達人・殺し屋?が来て、男の人を殺そうとする、っつーか、この辺になってくるとなんの目的でこのカンフーの達人が現れたのかもあんまツジツマあわなくなってきてるんですが、できる限りのイマジネーションを働かせて観なくてはいけません。 で、先ほどの裏切り者とされた、親友のお父さんがす巻きにされて2階から突き落とされ、親友はこのカンフー達人・殺し屋?に立ち向かっていくがあえなく玉砕。ジャッキーに「お前が仇をとってくれ!」ということで、やっと、やっと、やっと、待ちに待ったカンフー・シーンが!! 私がジャッキー・チェン監督の映画で一番気に入らないことは、スタントマンを使わず危ないシーンも自分で全部やっているので、スタントが上手く行ったりすると、これ見よがしにスローモーションで見せるところ。ああいうのは、するっと通り過ぎてしまうからかえってインパクトが強いんであって、「ここをよーく見て下さい。」と言われると、逆に萎えます。 このカンフー・シーンでも、スローモーションが多いのですが、カンフーの技が決まったところならまだしも(私的にはカンフーは全て実速で見たいのですが)、屋根から落ちるところとか、はしごからずり落ちるところとか、わざわざスローモーで見せてくんなくても?!って感じのばっかり。本人は相当痛かったのかもしれませんが、それはオーディエンスの知ったこっちゃありません。 ま、そんなわけで、死闘の末、めでたくカンフーの達人・殺し屋?をやっつけて、親友のお父さんに「おじさん、大丈夫かい?殺し屋をどうする?す巻きにして、おじさんと同じ目に合わせようか?」と聞くと、親友のお父さんは「もういいよ。」といい、そこでだーん、だーん、だぁーーーんと音楽が鳴ってジ・エンド。 いつもB級カンフー映画の結末には笑わされますが、これも「えええええ」という感じでしゅた・・・。
関連記事 ■これをカンフー映画と呼んでくれるな!『ダニー・ザ・ドッグ』 ■典型的B級お馬鹿カンフー・ムービー『Invincible Obssessed Fighter』 ■マーシャル・アーツはカンフーだけじゃないぜ!『マッハ!』
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邦題も「ドラゴンロード」ですよ。
あ、メタバカさん、いらっしゃい。記事書くのに時間かかっちゃって、そっちに遊びにいけないよぉ~
情報、サンクスです! こんな映画見るのね?!(例のリストに載ってなきゃいいけど・・・) 成龍、大好きなんですよ~。
彼が出ていれば、どんな駄作でもOKです。 冒頭の饅頭争奪ラグビーは 確かドラゴン・キッカーとかいう競技名でしたね
成龍という芸名は「怒りの鉄拳」の続編「レッド・ドラゴン」に主演する際に前任者である李 小龍 (いわずと知れたBruce Lee)にあやかって付けたようです メタバカさん、
辛口なんだけど、好きなものには甘口なんですね! かるまじろさん、なんだ、成(ジャッキー)龍(チェン)じゃないの?! スローモーのトコ、よくわかります(笑)
小学生の頃カンフーブームで、たくさん観たけど、 なんでこのアクションがスローモー? なんて 友達とつっこみながら見てましたよ。 クマ太郎さん、
やっぱそうでしょ?! あのスローモーションには笑わされます。 おれ、はじめて女の子と観に行った映画が「少林寺三十六房」だったんですけど…。
もちろん、その彼女とは長続きしなかったのでしょう。
あれはちょっと、好きじゃないと観れませんよ・・・。 知人は、彼女とはじめて観に行った映画が、
「失楽園」だったそうです。 もちろん、今では…。 >成(ジャッキー)龍(チェン)じゃないの?!
Jackie Chanは本名である陳港生(Chan Kong-sang)の英語名のようです >スローモーション 動きがスローになった時の「ぶぉっ、ぶぉっ…」って音を口真似しながら カンフーごっこをよくやったもんです ところで女子十二楽房の名を聞いた時、真っ先に少林寺三十六房の事が浮かんだのは俺だけじゃないですよね? ですよね? TB&コメントありがとうございます。m(_ _)m
お言葉に甘えてこちらもTBさせていただきました。 「Invinsible Obsessed Fighter」、気になりますね… NYTのレビューに何故かJapanese martial-artsって…あれ? ぶちターボさん、遊びに来てくれてありがとう。
Invincible Obsessd Fighter については、相互リンクしているかるまじろさんが詳しいですが、主演のエルトン・チョンが韓国人らしいですよ。出てくる武術がテコンドーぽいので、あり得る話です。 こんばんは!
昔のジャッキー映画の中で、 「ドラゴンロード」は良い出来なほうなんじゃないでしょうか? この映画のラグビーみたいので、ジャッキーが記憶を無くしたまま撮影していたと言う話は有名ですね。 成龍は「ユエン・ロン」って昔の芸名のまま使ってるみたいですよ。 コメント大感謝。。感謝
トラバありがとうござるます。 いいブログですね。ひとりひとりの映画の俳優をすごくよく研究されてますね。 ん~、、すごい。。(驚き) 僕、ジャッキーのことと、マイケルジョーダンのことなら、けっこう熱い討論できるんでよろぴくです。 (ほかはあんまり、知らなかったりして。。) jackie3さん、
いらはいませ~。いやいや、私は一人の俳優さんのことを深く研究できる人の方がうらやましいです。なんつっても、移り気なもので・・・・。 今後ともよろしく! コメント大感謝!かんげきっくす!
僕もジャッキーが子供いたことをわかりませんでした。ジャッキーの映画や撮影方法なんかはいつも興味あったですが、プライベートで子供がいたのには自分もビックリしました。 ジャッキーの結婚については信憑性は確認とれてません。すいません。;; ジャッキー3さん、
ちょちょちょっと、息子さんのお写真拝見しましたが、この真ん中の歌舞伎役者みたいな人?! おそらく、そうですね。
僕のHPにリンクがあるんですが、all about(映画)で内容がかいてあります。 ジェイシーチェンのアップの画像もあるんで、お手すきのときにのぞいてみてくださいです。^^ 昨日、ネットでジャッキーの結婚をしらべたんですが、信頼性のある記事はありませんでした。こんど、もうちょっと、ちがったキーワードでさがしてみようとおもいます。 TB失礼致します様、
遊びに来てくれてありがとうございます。 基本的にTBは関連記事にしてもらいたいので、削除させていただきます。これからは、コメント欄に書き込んでくださいね! Jackie3さん、
調査、よろしく! あけましておめでとうございます。
今年の正月は飲み会がたくさんあってばたばたしてしまいました。おひまでしたら、またあそびにきてやってください。今年もヨロピクおねがいします。^0^/ 今年はジャッキーの新作、神話の情報が入ってくると思うので、そこで更新がんばろうと思います。 |
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ジャッキー・チェンの息子のジェイシー・チェンの映画デビュー作で親子出演。ツインズ・エフェクト?で共演。ん~、ジャッキーの子供の写真!?はじめて、見ました。(驚)たしかに、あの鼻と輪郭はジャッキーだ!!ジャッキーは最新の香港国際警察後は映画製作を自粛し、... ~ジャッキーチェン情報局~【2005/12/17 16 : 00】
ジャッキーチェン、アメリカ進出についてだから、僕は最初から反対だったんですよ。香港映画の良さが反映されないんじゃないかって。やっぱり、ハリウッド調のジャッキー映画になってしまった。そもそも、ハリウッドがジャッキーチェンをなめてるんじゃないかと思いました.. ~ジャッキーチェン情報局~【2005/12/12 21 : 00】
1982年、香港制作。10月9日TV東京。2週連続の初期ジャッキーです。こちらはドラ息子の青春活劇って感じで、先の「ヤング・マスター」よりさらに実験臭が漂います。 あらすじ・キャストなど 【深夜映画】一風変わった?映画ブログ【地上波】【2005/10/11 20 : 28】
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