Chu's Favorite Movie Personage No.45: She's so attractive, yet she's one of us......
■1969年2月11日、カリフォルニアはシャーマンオークスで、俳優ジョン・アニストンと、女優、ナンシー・ロウの間に生まれ、ギリシャとニューヨークで育つ。 ■タブロイド紙にあることないこと赤裸々にしゃべった母親と疎遠になり、2000年7月29日のブラッド・ピットとの結婚式には母親を招待しなかった。 ■ブラピが結婚の際にジェニファーのために特別にデザインした指輪の製作を注文した会社が、その指輪のレプリカを「ブラピとジェンの指輪」として無断で売っていたため訴えた。和解では、今後ブラピがこの会社のために指輪をデザインし、アニストンがその指輪の専属モデルになるかわりに、二人の指輪の販売は中止するということになった。 ■自宅の庭でトップレスで日光浴をしている写真を載せたCelebrity Skin紙を訴える(2000年8月)。この写真を撮ったフランシス・ナヴァレは、2003年の11月に$55万ドルを払うことでジェニファーと和解する。 ■有名になることについて:「スーパーでトイレットペーパーを買っている所を、ずーっと後をつけて来た人にじーっと見つめられたとき、『あ、私の人生は変わった』と気付くわよ。」 ■ギリシャ人のハーフであるがギリシャ料理は好きではない。中華、インド料理も嫌いで、辛いものは食べない。メキシコ料理が好きで、ブラッド・ピットとは週3回食べに行っていた。 ■飛行機で飛ぶのが怖い。 ■有名になる前は、テレ・マーケティングとウエイトレスをやって生計を立てていた。 ■高校時代はクラスのおとぼけキャラだった。 ■『フレンズ』の共演者、マシュー・ペリーと仲良し。また、コートニー・コックスの子供のゴッド・マザー。 ■アンドレア・ブッチャナンと仲が良く『Room 10』というショート・フィルムを一緒に監督した。 ■ブラッド・ピットとの離婚した辛い時期を乗り切るのにヨガが役立ったと語っている。 ■ブラッド・ピットと結婚して2年後のコメント:「いつも『幸せですか』って聞かれるけど、勘弁してよ。もう2年も結婚しているのよ。ハリウッドで2年って言ったら、永遠よ。」 ■「将来のプランは立てないけど、選択肢はたくさん持つことにしている。」 ■「私はこの人を愛した、そして私もたくさん愛された、と言えればそれで十分よ。」 ■チュチュノート■ ジェンって、超可愛いと思うのですが、なぜかフツ~の人の役がハマるんですよね。その辺がジョリ姐とかより親近感持てちゃうところなんだなあ。
■Bounty Hunter (2009) (pre-production) ■The Baster (2010) (post-production) .... Kassie ■Love Happens (2009) (completed) .... Eloise ■やっぱジェンはこういう役上手い『そんな彼なら捨てちゃえば?』 (2009) .... Beth ■これもハマり役『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』 (2008) .... Jennifer Grogan ■"30 Rock" .... Claire Harper (1 episode, 2008) ■Management (2008) .... Sue Claussen ■"Dirt" .... Tina Harrod (1 episode, 2007) ■こういう役、タイプ・キャストになってきましたね『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』 (2006) .... Brooke Meyers ■映画はイマイチだったけど、ジェンは良かった『フレンズ・ウィズ・マネー』(2006) .... Olivia ■Rumor Has It... (2005) .... Sarah Huttinger ■これもなかなか好演でした『すべてはその朝始まった』(2005/I) .... Lucinda Harris ■"Friends" .... Rachel Green (238 episodes, 1994-2004) ■これは面白くて大好き!『ポリー MY LOVE』(2004) .... Polly Prince ■Bruce Almighty (2003) .... Grace Connelly ■"King of the Hill" .... Pepperoni Sue / ... (1 episode, 2003) - Queasy Rider (2003) TV Episode (voice) .... Pepperoni Sue/Stephanie ■これもいい映画だよ『グッド・ガール』(2002) .... Justine Last ■大好き!『ロック・スター』(2001) .... Emily Poule ■The Iron Giant (1999) (voice) .... Annie Hughes ■"South Park" .... Mrs. Stevens - Choir Teacher (1 episode, 1999) - Rainforest, Schmainforest (1999) TV Episode (voice) .... Mrs. Stevens - Choir Teacher ■Office Space (1999) .... Joanna ■"Hercules" .... Galatea (1 episode, 1998) - Dream Date (1998) TV Episode (voice) .... Galatea ■The Object of My Affection (1998) .... Nina Borowski ■The Thin Pink Line (1998) .... Clove ■'Til There Was You (1997) .... Debbie ■Picture Perfect (1997) .... Kate Mosley ■Steven Spielberg's Director's Chair (1996) (VG) (voice) .... Laura ■She's the One (1996) .... Renee ■Dream for an Insomniac (1996) .... Allison ■"Partners" .... CPA Suzanne (1 episode, 1996) - Follow the Clams? (1996) TV Episode .... CPA Suzanne ■"Muddling Through" (1994) TV Series .... Madeline Drego Cooper (unknown episodes, 1994) ■"Burke's Law" .... Linda Campbell (1 episode, 1994) - Who Killed the Beauty Queen? (1994) TV Episode .... Linda Campbell ■"Herman's Head" .... Suzie Brooks (2 episodes, 1992-1993) - Jay Is for Jealousy (1993) TV Episode .... Suzie Brooks - Twisted Sister (1992) TV Episode .... Suzie Brooks ■Leprechaun (1993) .... Tory Reding ■Sunday Funnies (1993) (TV) ■"Quantum Leap" .... Kiki Wilson (1 episode, 1992) - Nowhere to Run - August 10, 1968 (1992) TV Episode .... Kiki Wilson ■"Molloy" .... Courtney (2 episodes, 1990) - Pilot (????) TV Episode .... Courtney - Surprise (????) TV Episode .... Courtney ■"Ferris Bueller" .... Jeannie Bueller (4 episodes, 1990) - Grace Under Pressure (1990) TV Episode .... Jeannie Bueller - Stand-In Deliver (1990) TV Episode .... Jeannie Bueller - Scenes from a Grandma (1990) TV Episode .... Jeannie Bueller - Sloan Again, Naturally (1990) TV Episode .... Jeannie Bueller ■Camp Cucamonga (1990) (TV) .... Ava Schector Key Word 映画 俳優 女優 アニストン |
Chu's Favorite Movie Personage No.44: He might've been a hip-hop star, but he was great on Rock Star...
マーク・ロバート・マイケル・ウォールバーグは1971年6月5日、ボストンのドーチェスターという貧しい地域に生まれる。9人兄弟の末っ子で、両親の離婚もあって恵まれない子供時代を送る。14歳で学校をドロップアウトし、詐欺や盗み、またはヤクの売買をして生計をたて、後には自らもヤク中になる。強盗をしようとして逮捕され、50日間の禁固刑に服すが、刑務所での退屈を紛らわすために始めたボディ・ビルディングが、出所後、New Kids On The Blockで有名になっていた兄のダニーの力添えでMarky Mark and the Funky Bunchとしてのデヴュー、そしてカルヴィン・クラインの専属下着モデルとしてのキャリアに繋がっていく。 ■ラッパー時代は、ケンカや人種差別などの問題発言で始終タブロイド紙を賑わす存在だった。 ■後にGED(General Education Development Test)、一般教育修了検定で高校卒業の資格を取る。 ■1992年自分のペニスに捧げる本を出版したとされているが、どこにもみつからない。
■スエディッシュ、アイリッシュ、ドイツ、フレンチ・カナディアンの家系。 ■『アサルト13 要塞警察』の主役ジャック・ローニック役を蹴る。 ■マドンナとヘイル・ベリーの遠縁で、Salem Witch裁判で有名なジョン・ハソーン判事の甥に当たる。 ■レオナルド・デカプリオと仲が良い。 ■チュチュノート■ この人のサクセス・ストーリー自体が映画になりそうですね。 出演作品 ■The Fighter (2009) (announced) .... Mickey Ward ■The Brazilian Job (2008) (announced) .... Charlie Croker ■『ハプニング 』(2008).... Elliot Moore ■『We Own the Night』 (2007) (completed) .... Joseph Grusinsky ■Shooter (2007) .... Bob Lee Swagger ■ディパーテッド(2006) .... Dignam ■Invincible (2006) .... Vince Papale ■フォー・ブラザース(2005) .... Bobby Mercer ■I Heart Huckabees (2004) .... Tommy Corn ■The Italian Job (2003) .... Charlie Croker ■The Truth About Charlie (2002) .... Joshua Peters ■ロック・スターRock Star (2001) .... Chris 'Izzy' Cole ■Planet of the Apes (2001) .... Captain Leo Davidson ■パーフェクト ストーム(2000) .... Bobby Shatford ■The Yards (2000) .... Leo Handler ■Three Kings (1999) .... Sfc. Troy Barlow ■The Corruptor (1999) .... Danny Wallace ■The Big Hit (1998) .... Melvin Smiley ■ブギー・ナイツ(1997) .... Eddie Adams/Dirk Diggler ■Traveller (1997) .... Pat O'Hara ■Fear (1996) .... David McCall ■The Basketball Diaries (1995) .... Mickey ■Renaissance Man (1994) .... Pvt. Tommy Lee Haywood ■The Substitute (1993) (TV) (as Marky Mark) .... Ryan Westerberg Key Word 映画 俳優 マーク・ウォールバーグ |
Candy
あれ?これって、ボブ・ディランの役をヒース・レッジャーが演るやつじゃないの?間違えた!!ヒース演じる若き詩人、ダンがギターを取って歌いだすのを今か今かと待っていたのですが。
まともに仕事に就く気もない二人は、耽美的な生活を送り、人にたかってヘロインを買い、それでも足りなくて、売れるものは何でも売って、またヘロインを買う。質屋に入れるものがなくなると、盗んだものを売っていたが、結局はキャンディが質屋の主人に身を売るまでになる。キャンディが意を決して質屋に入って行き、主人が表の鍵をかけ「Closed(閉店)」のサインを出すのを車の中から見ているダン。キャンディが戻ってきて、 「質屋の親父とファックしたわ。50ドル」 「・・・ごめんね・・・」 ってあんた、自分の彼女が身体を売っているのに、ごめんねもないだろう。しかしこれがきっかけでキャンディは娼婦となり、ダンはヒモとなる。 まー、こんな感じで、ダンはキャッシュ・カード詐欺でお金を作ったり、妊娠中にヘロインを辞めようとして禁断症状を起して流産したり、雪だるま式に悪い方へ悪い方へと進んで行くのですが、全く感情移入できなくて、かなり退屈。ラブ・ストーリーでもあり、ジャンキーの生態を描くものでもあるのですが、話の中盤、ぶっちゃけ最後まで「で、ポイントはなんなんだ」と思いながら、うとうとしてしまう。 映画的な大きな転機とか事件が起こらないので、本当っぽいっちゃあ本当っぽいですが。どうやら自叙伝的な小説に基づいているらしいので、ジャンキーの現実はこんなもんだよ、と言えなくもないが、寝てしまいます。出演者の演技は良かったので、もったいない感じもしますが。 Key Word 映画 キャンディ ヒース・レッジャー |
Chu's Favorite movie personage No.43: Great Actress!
■1967年4月18日、ペンシルヴァニア生まれ。 ■大学では政治学を専攻。弁護士になるつもりだったが、面白そうだからと演劇のクラスを取ったら見る見る頭角を現し、すぐにオフ・ブロードウェイに出演するようになる。 ■ムイタイを習っている。 ■キャリー・アン・モスと大親友で、彼女の長男の名付け親。キャリーはマリアの長男にジャックという名前を付けた。 ■チュチュノート■ 一番良かったのは『アサルト13 要塞警察』の精神科医役でした!
■Yellow Handkerchief (2008) (filming) ■Nothing Is Private (2007) (post-production) .... Gail ■The Jane Austen Book Club (2007) (post-production) .... Jocelyn ■Downloading Nancy (2007) (post-production) .... Nancy ■Butterfly on a Wheel (2007) .... Abby Warner ■『Flicka』 (2006) .... Nell McLaughlin ■World Trade Center (2006) .... Donna McLoughlin ■『サンキュー・スモーキング』(2005) .... Polly Bailey ■『ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス』(2005) .... Edie Stall ■The Dark (2005) .... Adèle ■The Sisters (2005) .... Marcia Prior Glass ■『アサルト13 要塞警察』(2005) .... Alex ■Silver City (2004) .... Nora Allardyce ■Secret Window (2004) .... Amy Rainey ■Nobody's Perfect (2004) ■The Cooler (2003) .... Natalie Belisario ■100 Mile Rule (2002) .... Monica ■Auto Focus (2002) .... Patricia Olson/Patrica Crane/Sigrid Valdis ■China: The Panda Adventure (2001) .... Ruth Harkness ■Born in Brooklyn (2001) (TV) ■Duets (2000) .... Suzi Loomis ■Coyote Ugly (2000) .... Lil ■Sam the Man (2000) .... Anastasia Powell ■Payback (1999/I) .... Rosie ■Permanent Midnight (1998) .... Kitty ■"ER" .... Dr. Anna Del Amico (25 episodes, 1997-1998) - A Hole in the Heart (1998) TV Episode .... Dr. Anna Del Amico - Suffer the Little Children (1998) TV Episode .... Dr. Anna Del Amico - Of Past Regret and Future Fear (1998) TV Episode .... Dr. Anna Del Amico - Shades of Gray (1998) TV Episode .... Dr. Anna Del Amico - Gut Reaction (1998) TV Episode .... Dr. Anna Del Amico (20 more) ■"Mr. & Mrs. Smith" .... Mrs. Smith (1 episode, 1996) - The Kidnapping Episode (1996) TV Episode .... Mrs. Smith ■"Due South" .... Mackenzie King (1 episode, 1996) - One Good Man (1996) TV Episode .... Mackenzie King ■The Commish: In the Shadow of the Gallows (1995) (TV) .... Betsy ■"The Commish" .... Betsy (1 episode, 1995) - In the Shadows of the Gallows (1995) TV Episode .... Betsy ■"Nowhere Man" .... Emily Noonan (1 episode, 1995) - The Enemy Within (1995) TV Episode .... Emily Noonan ■"Misery Loves Company" .... Joe's Former Film Student (1 episode, 1995) - That Book by Nabokov (1995) TV Episode .... Joe's Former Film Student ■Maintenance (1992) .... Eddie Key Word 映画 俳優 女優 マリア・ベロ |
Chu's Favorite movie personage No.42: Wow! She's breathtakingly beautiful...
■1975年3月30日、イランのTehran生まれ。4歳のときにイラン革命を逃れてLAに移住。 ■大学では環境学を専攻。卒業後、会社勤めをしながら、夜、俳優学校に通っていた。 ■高校時代はオーケストラでヴァイオリンを弾いていた。 ■名前のバハー"Bahar"は、ペルシア語で春、もしくは新しい命の意。 ■ペルシア系ユダヤ人で、ペルシア語(Farsi)と英語を流暢にしゃべる。 ■チュチュノート■ この人綺麗ですよね~!ずっと偉人伝に書かなくちゃ!と思っていたの。 出演作品 ■"Day Break" .... Margo (5 episodes, 2006-2007) - What If It's Him? (2007) TV Episode .... Margo - What If She's the Key? (2007) TV Episode .... Margo - What If He Lets Her Go? (2006) TV Episode .... Margo - Pilot (2006) TV Episode .... Margo - What If They Run? (2006) TV Episode .... Margo ■『ソウIII』(2006) .... Dr. Lynn Denlon ■"The Unit" .... Firefly (1 episode, 2006) - Change of Station (2006) TV Episode .... Firefly ■『M: I: III』(2006) .... Davian's Translator ■"In Justice" .... Neena Oponi (1 episode, 2006) - Lovers (2006) TV Episode .... Neena Oponi ■"Bones" .... Sahar Masruk (1 episode, 2005) - The Man in the SUV (2005) TV Episode .... Sahar Masruk ■"24" .... Marwan's Wife (1 episode, 2005) - Day 4: 6:00 p.m.-7:00 p.m. (2005) TV Episode (scenes deleted) .... Marwan's Wife ■A Lousy Ten Grand (2004) (as Bahar) .... Najah ■『クラッシュ』(2004) .... Dorri ■Intermission (2004) .... Hair Wearer ■"JAG" .... Amira Sattar / ... (2 episodes, 2002-2004) - Fighting Words (2004) TV Episode .... Amira Sattar - The Killer (2002) TV Episode .... Jasmine ■Naked Hotel (2003) (TV) .... Bhurka Woman ■"Without a Trace" .... Lemese Salman (1 episode, 2002) - In Extremis (2002) TV Episode .... Lemese Salman ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 Key Word 映画 俳優 女優 バハー・スーメク |
It's been 3 months.... Hoe does it go?
フィットネス・クラブに入会して3ヶ月が経過しましたが、効果出てきましたよ~!と言っても、明日にもビキニでも着てブリブリ言わせたろか、と言うほどではありませんが、文字通り一皮向けたって感じで、今まで着ていた服のフィット感が良くなりました。太るのは何年もかかって太ってるんだから、2、3ヶ月でこのくらい効果が出れば、上出来なんじゃん?! ワーク・アウトし始めて一番良かったことは、肩こりが全然なくなったことです!会社でパソコンに釘付けで、肩こりに悩まされている人、多いと思うのですけど、私もパソコンなくては仕事にならないってくらい使うし、しかも趣味がブログですから、肩だけでなく、首、背中、腰、それからお尻から膝裏にかけての筋肉が張って、毎月一度のマッサージが待ち遠しい!って感じだったんだけど、ワーク・アウト始めてからマッサージいらず!ジムの月謝が60ドルなんだけど、マッサージは一回65ドルから70ドルだったから、プラマイゼロ!しかもアメリカのマッサージって、日本に比べると格段落ちるので、なんか得した気分。 目の疲れと肩こりって関係あると言われますが、考えてみれば目の疲れもなくなった。前は仕事の終わり頃には目が痛くてしょぼしょぼしていたけど、最近全然感じない。それと、カンフーで膝を悪くして、良くゴキゴキいってたんですが、それもなくなったし、テニス肘も治りました。 しかし、筋肉つけて身体を引き締める、というのは地道にコツコツ続ければ出来るようだけど、「脂肪を減らす」と言うのは食事も制限しないと、ある一定以上は無理。だが、もともと性格悪いのに、食事制限するとイライラしてさらにビッチーになってしまうので余りしたくない。現段階で既にムキムキしてきているのに、このままで行くと目標としている リンダ・ハミルトン姐さんみたいにならずに、どちらかというとジャガー横田さんのようなたくましい身体になりそう・・・・。いや、ジャガーさんも好きですっ! Key Words フィットネス 肩こり |
Chu's Favorite Movie Personage No.41: Not quite a favorite, but I saw 3 of his movies, that's all...
Will Ferrell ■1967年7月16日、カリフォルニアはアーヴィン生まれ。本名ジョン・ウィリアム・フェレル、あだ名はウィルフ(Wilf)。 ■2001年のサタデー・ナイト・ライヴ・最もギャラが高い出演者となる。プロデューサーがウィルを手放したがらず、サラリーが35万ドルまで上がった。 ■2003年のボストン・マラソンで完走する。公式記録は4時間2分29秒。奥さんのヴィヴェカも一緒に走った。 ■2001年のニューヨーク・マラソンも奥さんと一緒に走り、こちらは5時間1分56秒で完走。 ■サッカーとフットボールも得意。 ■USC大学でスポーツ・キャスターになるため勉強し、卒業後NBC局でインターンもしたが、ブロードキャスティングのクラスでアドリブのジョークを連発して笑いを取ったのをきっかけにコメディに方向転換することに。 ■高校時代は意外にも優等生で運動選手だった。 ■ジャック・ブラック、ベン・ステラー、ヴィンス・ヴォーン、スティーヴ・キャレル、オーウェン・ウィルソン、ルーク・ウィルソンと共に、『フラット・パック』の一員とされている。『フラット・パック』とは、2003年の映画『オールド・スクール』からきており、他にも『ズーランダー』『俺たちニュース・キャスター』『スタスキー&ハッチ』『ウェディング・クラッシャーズ』などがフラット・パック映画と呼ばれている。
■Step Brothers (2008) (pre-production) ■Semi-Pro (2008) (filming) .... Jackie Moon ■この映画でのチャズ・・マイケル・マイケルズが多分私の一番お気に入りのウィル・・フェレルです!『俺達フィギュア・スケーター』(2007) .... Chazz Michael Michaels ■"The Naked Trucker and T-Bones Show" .... Chuck Billson (1 episode, 2007) - Demo Tape (2007) TV Episode .... Chuck Billson ■"Saturday Night Live" .... Various / ... (140 episodes, 1995-2006) ■『主人公は僕だった』(2006) .... Harold Crick ■Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby (2006) .... Ricky Bobby ■Ricky Bobby: Sports Century (2006) .... Ricky Bobby ■Curious George (2006) (voice) .... Ted/The Man in the Yellow Hat ■The Producers (2005) .... Franz Liebkind ■Winter Passing (2005) .... Corbit ■『ウェディング・クラッシャーズ』(2005) (uncredited) .... Chazz Reinhold ■Bewitched (2005) .... Jack Wyatt/Darrin ■Kicking & Screaming (2005) .... Phil Weston ■The Wendell Baker Story (2005) .... Dave Bix ■Wake Up, Ron Burgundy: The Lost Movie (2004) (V) .... Ron Burgundy ■Melinda and Melinda (2004) .... Hobie ■『俺たちニュース・キャスター』(2004) .... Ron Burgundy ■Starsky & Hutch (2004) (uncredited) .... Big Earl ■Elf (2003) .... Buddy ■"The Guardian" .... Attorney Larry Flood (1 episode, 2003) ■Old School (2003) .... Frank Ricard ■MTV: Reloaded (2003) (TV) .... The Architect ■Boat Trip (2002) (uncredited) .... Michael, Brian's Boyfriend ■"Undeclared" .... Dave (1 episode, 2001) - Addicts (2001) TV Episode .... Dave ■Zoolander (2001) .... Mugatu ■"The Oblongs..." .... Bob Oblong (4 episodes, 2001) - Pickles' Little Amazons (2001) TV Episode (voice) .... Bob Oblong - Disfigured Debbie (2001) TV Episode (voice) .... Bob Oblong - Heroine Addict (2001) TV Episode (voice) .... Bob Oblong - Misfit Love (Pilot) (2001) TV Episode (voice) .... Bob Oblong ■"Family Guy" .... Fat Greek Guy / ... (2 episodes, 2000-2001) - Mr. Saturday Knight (2001) TV Episode (voice) .... The Black Knight - Fifteen Minutes of Shame (2000) TV Episode (voice) .... Fat Greek Guy/Miles 'Chatterbox' Musket ■Jay and Silent Bob Strike Back (2001) .... Federal Wildlife Marshal Willenholly ■The Ladies Man (2000) .... Lance DeLune ■"Strangers with Candy" .... Bob Whitely (1 episode, 2000) - Trail of Tears (2000) TV Episode .... Bob Whitely ■Drowning Mona (2000) .... Cubby the Funeral Director ■Superstar (1999) .... Sky Corrigan/Jesus ■なんかしょーもないコメディ『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!』 (1999) .... Bob Woodward ■Austin Powers: The Spy Who Shagged Me (1999) .... Mustafa ■"King of the Hill" .... Coach Lucas (1 episode, 1999) - Three Coaches and a Bobby (1999) TV Episode (voice) .... Coach Lucas ■The Suburbans (1999) .... Gil ■A Night at the Roxbury (1998) .... Steve Butabi ■The Thin Pink Line (1998) .... Darren Clark ■Austin Powers: International Man of Mystery (1997) .... Mustafa ■Men Seeking Women (1997) .... Al ■"Cow and Chicken" (1997) TV Series .... Various (unknown episodes) ■"Living Single" .... Roommate from Hell #1 (1 episode, 1995) - Talk Showdown (1995) TV Episode .... Roommate from Hell #1 ■"Grace Under Fire" .... Dave (1 episode, 1995) - When It Rains, They Pour (1995) TV Episode .... Dave ■"On Our Own" .... Construction Worker (1 episode, 1995) - Little Rascals (1995) TV Episode .... Construction Worker ■Criminal Hearts (1995) (uncredited) .... Newscaster ■A Bucket of Blood (1995) (TV) .... Young Man Key Word 映画 俳優 ウィル・フェレル フラット・パック |
REvolution Live! / Lynch Mob
なんという臨場感のないライブなのでしょう。『REvolution』のCDを聴いたときにも思ったのですが、音のバランスとかはものすごくいいのにこじんまりまとまっちゃって、わくわくドキドキするような音じゃないの。スタジオ録音はそれなりに楽しめますが、このキーの低さではライブは結構キツイ。
Vo.の人は、グーグー・ドールズ、B.の人はグリーン・ディみたいないでたちで、ジョージ・リンチさんは黒いメッシュの長袖シャツで登場。メッシュと言っても、ざっくりしたメッシュじゃなく、一瞬ただの黒いシャツなんだけど、良く見ると乳首が透けてみえるようなメッシュ・・・。ああいうシャツは、ひょろひょろした男の人が着ると趣きがありますが、リンチさんのように鍛え抜いたムキムキの身体で着られると、どちらかというと男性にアピールしてしまうセクシーさなんですが。 ライブの臨場感が全く感じられないのは、いかにも「ラインで録りました~~~!!!」って感じの音・・・。まあ、アマチュアじゃないんだから、みんなラインで録るんでしょうけど、まるでスタジオ録音のよう。ヴォーカルは間違いなく後から重ねてます。口と声が合ってないし、ライブで演るにはちょっとトリッキーなフレーズとか歌っているところはベースの人が写ったりするので、実際歌ってないのでしょう。 このボーカルの人、ロバート・メイソンつの?この人の歌って、上手いけどほとんどヒネリがなくて好きじゃなかったのですが、映像見ると歌い方がイヤ!声を伸ばすところでマイクに対して顔を横に持ってくるんですけど、その動きが、か、かっこ悪い!! しかもクセみたいにしょっちゅうやるんで、うざったい~~~~!!!! あとさ、『She's So Evil...』でマラカスとか使うんですよ!マラカス!しかも、2個クロスさせてこう、いやに慣れた持ち方で・・・・。しかも『River of Love』ではタンバリンも登場するんですが、胸に打ちつける姿がエラく手慣れていて、ラスベガスのカジノとか、プール・サイドで演奏しているバンドの人みたいで、ちょおおおおかっこ悪かったです。 もう一つ臨場感にかける理由は、MCがほとんどないんだよ。曲が終わるとフェイド・アウトして、次の曲がフェイド・インしてくる。お客さんも腕を振り上げたりしてるんだけど、基本的にじーっと見ているだけで、アマゾンのカスタマー・レヴューで「ボール紙で作ったお客さんみたい」と書いてあったのは言い得て妙でした。 それと、バンドのメンバー同士のつながりや交流が感じられないというか、4人とも誠実に演奏しているのですが、それぞれ自分の世界、という感じで、4人束になったパワーみたいなものにかけている。客とも交流ないし。 でもインタヴューは面白かったよ。「タイガー」と呼ばれている、リンチさんが78年から使っているトレードマークのギターの話をしているときの楽しそうなこと。ピックアップがなんだ、ネックがどーだって、まー、本当にギターが好きなんですねえ、って感じで。あと、ヘア・メタル時代のライブの話や、小さいときから奥歯でリズムを感じそっからリフを作る、とかいう作曲に関する話、スーパー・ギタリストはソンだという話(女のファンを押しのけて男のファンが群がってきて、女のファンはベースの方に行っちゃうので、「ベースの方が得だ!」と嘆いている)。すごく饒舌で、可愛らしい人!この人も一緒に飲みに行ったら面白そうです。 このジャケットのデザインがすごくかっこいいなと思っていたんだけどけど、これって、タロット・カードの絵なのね。DVDを見ると、メニューのところのレイアウトとかがタロット風になっていました。実際はライブの映像と、CDの2枚組みになっているのですが、私は宅配で借りたのでCDは聴いてません。えっと、それから、このライブは2003年のREvolutionツアーのもので、ドラムはMichael Froweinでいいと思いますが、クレジットがないので定かではありません。 Key Word 音楽 メタル リンチ・モブ ジョージ・リンチ |
Killer Drag Queens on Dope!
Killer Drag Queens on Dope! キラー・ドラッグクィーンズ・オン・ドウプ! キラー・ドラッグクィーンズ・オン・ドウプ!
しかしこういう「B級」「低予算」「カルト」ムービーは、気をつけなければいけません。自分と感性が違ったら全くアウトですので。私も最初、映画のセットとかない、誰かのアパートで撮影したような雰囲気や、画質の悪さなんかでかなり退きました。リアリティと言うものはこれっぽっちもありません。日本の『ゴジラ』とか『ウルトラマン』の、初期の作品のクォリティです。 主人公はココとジンジャーという、女装している男のカップルなのですが、ジンジャーにはボビーという彼氏がちゃんといて、このボビーの叔父さんがやくざで、ボビーに色んな宿敵の暗殺を命じるのですが、ボビーは、ジンジャーにそれをやらせ、ココはジンジャーを助けている。で、殺し方がすごい現実離れしていて、一回なんかジンジャーが手裏剣を投げたら目にぐさっ!と刺さり、「うわあああ!」と仰け反るところをストップ・モーションで画面に3枚並べてみたりして、昔のB級カンフー映画のノリでした。 こういう演出とかセリフとかも、笑わそうと思ってやっているのか意図が明確でなくて、面白いんだかなんだかわからないのですが、我慢して観ていると、このココとジンジャーのキャラが急に可愛らしく見えてきます。なぜ、と言われてもわからない。もしかしたらこの二人、すごい演技が上手いのかも。二人とも表情とかがすごいいいのだけど、ぱっぱっと出てくるので最初気が付かない。しかし良く見るとすごい魅力的というか、面白いんだよ、この二人! さっきの手裏剣にしても、クライマックスの、ジンジャーがココを救うためにローラー・ゲームみたいな格好で二丁拳銃で現れるのも、ベタと言っちゃあベタで、「バカみたい」のと紙一重なんですけど、このココとジンジャーのキャラがそれを強引に面白くしてしまっています。 このジンジャーの役をやっているアレクシス・アークエットは、ロザンナ/パトリシア/デヴィッドで有名な俳優一家、かのアークエット家の長男で、『ウェディング・シンガー』で、ボーイ・ジョージの物まねしていた人です。この人が「カミング・アウト」した時、ゴシップになった記憶が薄っすらあるのですが、こういう仕事していたのね。『ロード・オブ・ドッグタウン』にも出ていたようですが、憶えてないなぁ~。 この手の映画はついて行けない人には全くついて行けないと思うし、私は普段はこういうの好んで観る人ではないのですが、たまたまツボに入りました。どちらにしろ、『主人公は僕だった』とか、ああいう映画よりは「観て良かった!」と思える映画です。実は今、こうして振り返って見ると「もう一度観たい」とさえ思います。ぶっちゃけ買っちゃおうかなとまで思ってます。好き嫌い、面白い面白くないが、自分の中に浸透して来るまで、かなり時間がかかる映画です。 Key Word 映画 キラー・ドラッグクィーン・オン・ドウプ! アレクシス・アークエット |
Stranger Than Fiction
ウィル・フェレル主演でしかもこの脇役を見たら、「心温まる」コメディと思いますが、「心温まる」方がデカ過ぎて、あんまり笑うという感じではないです。ところどころ「クス」っと笑いましたが・・・。
一番面白かったのは、ハロルドが自分を殺そうとしている作家が誰なのかと、文学を教えている大学教授に相談しに行くのですが、この教授・ヒルバートを演じているダスティン・ホフマンの「コーヒー」。自動販売機でコーヒーを買って自分のオフィスに向かったくせに、オフィスではコーヒー・メーカーから自分のマグ・カップについで飲んでいる。で、また授業に出るとき、マグ・カップに残ったコーヒーを、コーヒー・メーカーにざばっと戻す。げぇぇぇ。大学の教授~~~!!!!って感じが良く出ていました。 一番イヤだったのはマギー・ジレンホール演じるアナで・・・・。国が戦争にお金を遣うのが許せないから税金は払わない、私はクッキーで人を幸せに出来ると思ったからベーカーになったの、恵まれない人にはタダで食べ物あげちゃう、etc., etc....。やー、ご立派な心がけで。 で、ハロルドがクッキーを食べないと言うと、「座って!」とか言って無理やり食べさせて、しかも残りを家に持って帰れという。ハロルドは、税金を払ってないアナの監査をするために来ているので、彼女から何か貰うというのは、賄賂とみなされるので貰えない、と言うと急に不機嫌になり、「帰って!」とか・・・。 あのさー、自分はご立派なことしているのかもしれないけど、そのご立派な価値観を人に押し付けないでください。ハロルドだって、ありがたく頂きたいんだよ。でも人には色々事情ってもんがあるじゃない。そういうのわかってあげられない人が「人を幸せにしたい」なんて堂々と言っているかと思うとムシズが走る。 で、この二人は結局、恋に落ちるのだが、それがまた・・・。ハロルドがギターを弾きながら歌を歌う。この曲しか演奏できないのだけど、これがたまたま、アナが好きな曲だった歌・・・・。目を閉じて、静かに歌っているハロルドの隣に座って、潤んだ目でじーっと彼を見つめ、目が合った途端に濃厚なキス!・・・ちょっとこの流れは使い古されてしまっていて、却って萎えます。 作家・カレン役のエマ・トンプソンは作家の奇妙さを出していて、ダスティン共々好演でしたが、そのアシスタント役のクィーン・ラティファの方は、なんかパンチがなかった。この人『シカゴ』ではめっさ良かったから、役を選ぶ人?つか、ミスキャストかも。 結局、カレンが作品を仕上げてしまい、それを読んだヒルバートが「ハロルド、君は死ぬしかないよ。これはカレンの最高傑作だ。このエンディングがなかったら、物語が成り立たない」と言うシーンがあって、ここがかなり感動的なシーンのようなのですが、DVDが飛ぶんですよ。早送りでは見られるので、ハロルドが動揺したり、泣いたりするのは見れるんだけど、セリフがわからない。「エ~~~!!!ここが見れなかったら意味ないじゃん!」と思ったのですが、取り合えず最後まで観てみたらどっちでも良くなっちゃったので、観ていませんが。 まー別に悪い映画じゃありませんが、特に観なかったからと言ってソンをする、ってほどでもありませんか。あんまり感情を揺さぶられず、ベタな世界に浸りたいときにはいいかも。 Key Word 映画 主人公は僕だった ウィル・フェレル ダスティン・ホフマン エマ・トンプソン マギー・ジレンホール |
I wanna be a baseball player!
最近すっごくお天気がいいので、一日一回、休日は2回、うちのコンドミニアムの敷地内にある野球のフィールドに連れて行ってボール遊びをするのですが、テツはフィールド外だとボールを追わない。自分を野球選手だとでも思っているのでしょうか? ボールを追って走る・・・・ そして帰って来る・・・・ テツはけっこう体力なくて、すぐゼイゼイ言い出す 疲れたっす~ 写真を見てもわからないかもしれませんが、このフィールド、ベースとか、ピッチャー・プレートとかもちゃんとあって、ベンチもあるんですが、テツはなぜか、疲れるとちゃんとベンチへ帰って休みます! 遊びたいときは私のところにボール持ってくるんだけど、疲れているときは ベンチへ一目散 最近特に暑いため、水を置いてあげているので ベンチで水を飲む殿下 あー人心地ついた まだまだいけるぞ!とフィールドに戻られる殿下 しかしすぐ疲れてしまう あー暑くてかなわん もう帰ろう! 意外にあっさり紐付けられて帰り支度に入るのですが、 木陰で休むな~! で家に帰って来ると、しばらく家に入りたくないとだだをこねたり、いろいろ忙しいのですが、夜になると、死体のようになって寝てます。 ■親ばか日誌バックナンバー Key Words 犬 ペット |
Babel
「風が吹くと桶屋が儲かる」という表現がありますが、この『バベル』の教訓は・・・ 「アメリカ人が痛い目に会うと、他の国の人も痛い目に会う」
いやさ、しょっぱな、ケイト・ブランシェットが演じるアメリカ人の女、スーザンがめっさ印象悪くてさー。あのレストランで「脂肪の入ってないメニューはどれ?」って訊いたり、どんな水使ってるかわかったもんじゃないって氷捨てちゃったり。こういう健康バカ、環境バカって大嫌い!そんなぐたぐた言うやつはレストランに来るな!家でメシを食え! まーこの人は旅行中なんでしょーがないんだが、それにしてもこの女、何があったか知らないが、「自分は世界で一番不幸」って顔しやがって。特にケイト・ブランシェットって高貴な感じの美人じゃん?余計ムカつくんだよなー!だからこの人が撃たれたとき、「痛そ~」と思ったけど、ちょっとざまあみろだった。ああいう生死の境に来たら、気取って不幸面なんかしてられないだろうからさ。おしっこさしてもらうところなんか、「思い知ったか!」って感じよ。 でも他のキャラもバカのオンパレードみたいな映画だね。スーザンを撃っちゃう男の子も、バカかと思うよ。子供って、ああいうもん?親父もさ、あんなガキに銃なんか持たせるんじゃねーとか思ったけど、子供が仕事手伝うの当たり前なカルチャーみたいだから、しょうがないのかなと思った。でもそれならそれで、子供の方も銃の使い方とかもっと心得てるもんじゃないのかね? それよりバカだと思ったのは、あのメキシコ人の乳母だったけどね。違法滞在よ、違法滞在!それで白人の子供連れて国境越えたらヤバイに決まってるじゃん!私は違法じゃないけど、立場的に近い物があるのでハラハラしたよ。今、強制送還されたら、生活の基盤が全て失われちゃうもんなあ。あの移民局の☆あーすほーる☆に色々言われているとき、一緒に絶望的な気持ちになったわ。移民局のやつってホントああいう態度なんだよね、血も涙もない。すごいドライ。 日本のエピソードが一番弱かったね、関わりとしては。モロッコの子供がアメリカ人の女をを撃った銃がもともと日本人の男が所持していた銃だったというだけで。他の人も突っ込んでいたけど、銃って登録とかしなくちゃいけないんじゃないの?「お礼に」とか言って人にカンタンにあげていいものなのかね。娘役の菊池凛子は良かったけどね。高校生って感じが良く出ていたし。他のブログで「日本人があんなだと思われたら恥ずかしい」と書いている人がいたけど、あんた、あんなのいい方よ!大丈夫、アメリカ人の高校生の方がもっとすげーから。 でも、こういう人たちは端から見てるから「バカじゃん」と思っちゃうのであって、自分がその状況にあったら、多分やっていることなのだろうな。子供を失って、スーザンみたいにビャ~ッチになったり、メキシコ人のおばさんだって、息子の結婚式にど~~~~しても行きたかったんだろうしさ。自分がガキだったら、銃持たされたらあれこれ撃ってみたいだろうし。 そう思わせてくれたのは、日本の高校生だったね。ああ、成長して親離れして行く過程で「誰とも繋がってない」という不安感や寂しさを埋めるために、肌と肌との触れ合いを求めるのか~、と、妙に納得した。だからこの映画の本当の教訓は「人の振り見て我が振り直せ」ってことか。つか、この映画の登場人物たちのように、人によって全く違うメッセージを受け取っていいのかも。 この映画がアメリカでえらい評価されたのって、アメリカ人て、一つ出来事をいろんなカルチャー、いろんな立場から見ることができるって理屈ではわかっていても、具体的にそれがどういうことか知らないからじゃないの?だからこうして映像に出来ちゃう人がいると「すごい!」と感動しちゃう。『クラッシュ』も、私には当たり前のことをエラくドラマチックに描いているなあとしか思えなかったけど、アメリカ人の友達はすごい絶賛してたもん。 それにしてもさ、やっぱり納得行かないのはさ、アメリカ人と日本人より、メキシコ人とモロッコ人の方が失うものが多くありませんか?最後、どの登場人物も、家族と抱き合うシーンで終わってるじゃない?でもモロッコの家族だけは崩壊してないか?メキシコ人のおばさんは生活の基盤を失ってしまうし。アメリカ人は夫婦も子供もさんざん痛い目にはあったけど、五体満足で生きてるしさ。私はスーザンが片腕失くしたらパーフェクトだと思ったんだけどな!んで、日本人は何も失っていない!これって何気に現代の世界の力関係と言うか、現実を映し出しているような・・・ Key Word 映画 バベル ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット 菊池凛子 |
Nine 1/2 Weeks
モロすけこましとわかる男・ジョン(ミッキー・ローク)に「贈り物攻撃」プラス「無邪気になれるデート作戦」プラス「精神的誘導」でどんどん絡め取られていく女・エリザベス(キム・ベイシンジャー)を、「この女、馬鹿じゃん!」とか思いながら観てしまった。
んで、その数日後だかなんだか知らんけど、蚤の市で買い物していたら、また背後に立って(しかもすごい近くに)ニタニタしながら人のことじーーーーーっと見てるんだよ。怖いよ! で、なんかイタリアンのレストランに連れて行かれて、「あそこの席ではパパ・ヴィーノが撃たれて死んだ、こっちではヴァデリカンティが毒を盛られた」とかエラソーに語っているんだけど、作ってねーかその話?って感じでさ。 で、さっきの蚤の市で、エリザベスが欲しかったけど高くて買わなかったスカーフ(肩掛け?なんて呼ぶの、ああいうの)を颯爽と紙袋から出して「君のだよ」なんて後ろから抱きしめるようにかけてあげたりとか、なんて明け透けな・・・。 んで、川沿いの家だかなんだかに連れて行き、女が「ステキね」とか言って家を見ていると、そそくさとベッドにシーツとかかけてるし!あれって「うわっ、大胆な男、ドキドキドキ・・・」とかするべきなのですか。『タケちゃんマン』のさんまちゃんのギャグみたい、とか思ってゲラゲラ笑ってしまいましたが。 遊ばれてんのをわかっていながら、少女のようにとぎまぎするんぢゃないっ しかし、そこがこの物語のツボらしい。原作はノンフィクションで、ニューヨークでCorporate Executiveやってる女の人(要するに超バリバリのキャリア・ウーマンってことね)がある男に出会い、刺激的かつ屈辱的なSMの世界へ引きずり込まれてしまうという・・・ 小説ではボンデージやらなにやらすごいらしいのだが、映画の中ではSMらしきシーンは出てこない。途中馬具屋で、エリザベスをサドルに座らせてジョンがムチを選んでいるシーンがあるのだが、それを使っているシーンは出てこないので、「SM」というのを知らないで観ていた私には「???」なシーンだった。 SMの描写は、映像にするのに腰が引けてしまったか、はたまた一般の人の「ロマンス」という観念から余りにもかけ離れているせいで、はしょったのだろう。変わりに目隠しや、氷であちこちなぜまわす技とか、公共の場でのセックスなど、大胆で刺激的な描写が、ジョンがエリザベスを操るサイコロジーを上手く表現している映画として高い評価をしている人も多い。映画が撮られたのが86年(原作は70年代に書かれている)なので、今見るとそれほど「おお!」ってシーンではないけど。 実際に読んだわけじゃないから本当の所はわからないが、多分原作では、男と対等に張り合って仕事をしているような女が、自分がいとも簡単にセックス奴隷になっていく様を赤裸々に描いているのだと思う。しかし映画の方は男が撮っているので、女に目をつぶらせてゼリーやイチゴを食べさせるところとか、かなり男目線で解釈されているように感じる。原作のエリザベスがバリバリのキャリア・ウーマンなのに対して、映画ではアート・ギャラリーのオーナー(アシスタントと書いている評もあった)という、キャリアはキャリアでもソフトな設定で、仕事をしている様もバリバリ働いているというのではなく、女らしいたっぷりセーターとか着て、人が良い、というか可愛らしい女というスタンスなのも、『フラッシュダンス』を撮った監督が、自分のタイプの女をエリザベスのキャラに反映しているのかもしれない。 こういった男目線の女の描写が、エリザベスをバカ女に見せている要因かなと思う。でも別に男を責めているわけではない。だって本当に企業戦士化している女に対するバッシングは実際、女達の方が率先してやっていたように思うし。要するに時代がまだ、そういう女を受け入れられなかったのだろう。しかし、エリザベスの人となりからセックス描写までマイルドにしてしまったことによって、「セックスに溺れた女が欲情が冷めたところではたと我に返り、本物の愛を得られないと知り泣く泣く男のところを去る」というハーレクィーン・ロマンスみたいな話になってしまったんじゃないかと思う。原作は多分、「わー、人間てこんな風になってしまうのか!」というかなり深層な心理描写だったんじゃないかなあ。今の価値観で作りなおしたら面白いかも。 Key Word 映画 ナインハーフ キム・ベイシンジャー ミッキー・ローク 余談ですが、この『ナインハーフ』っていう邦題、訳わかんない+日本の配給元の怠慢の先駆けって感じですね。 |
Rocky Balboa
ロッキーのシリーズは多分、1と2は観たと思うのですが、ストーリーは全然憶えてなくて、誇張された男のロマン、オーバー・ドラマチック、しかしなんだか馬鹿に出来ず、最後は一緒になって盛り上がってしまうという雰囲気だけが印象に残っています。
たーたた たーたた たーたたた たーたた たーたた たーたたた たーたた たーたたったたー(ぼー) たーたー という音楽を聴くだけで「あたいもリングに立ちたい!」と思っちゃいますよね。 んさて、そんなロッキーが老いさばらえてまた戦うとなれば、一体どんなプロットにするのかは興味深いところ。私としては、「老いて益々」なバカさ加減でB級映画を観るような可笑しさか、逆に老いるということを真摯に捉えた、かなりキツイ内容か、どちらにしろものすごく極端なものを期待していた。例えば、ロッキーは戦って、苦戦しながらも根性で最終ラウンドまで持ち込むが、ノック・アウトされる。しかし、みんなロッキーの健闘を称え、本人もこれで気が済んだ、と通常の生活に戻るが、一ヶ月位して、ファイトでのインパクトが原因で、脳溢血かなんかで死ぬ・・・「これでエイドリアンに会える・・・」とか言いながら・・・みたいな・・・。 ***以下ネタバレ*** 自分の絶頂期の記事やベルト、亡くなった愛妻エイドリアンの写真で壁を埋め尽くしたレストランを経営し、毎晩、昔のファイトの話を興味あるお客さんに語って聞かせたり、ファンと一緒に写真を撮ったり、楽しそうにしているロッキーが、実は大きな喪失感に囚われて、エイドリアンの命日には昔の思い出の場所を訪ねて回ったり、一人息子に冷たくされていたりして、とても孤独な生活を送っている。要するに、心のよりどころは昔の栄光で、今の自分には何も残っていないという焦燥。で、「自分の中のBeastを解き放ちたい」と、もう一度ボクシングをやろうとするのだけど、この「Beast」というのは、エゴ? 最後、判定に持ち込まれて、ロッキーは負けるが、最後まで試合をした根性をファンが称え、いつまでも「ロッキー!ロッキー!」という声援が鳴り止まない。ロッキーはそのまま退場しようとするが、息子とポーリーがロッキーを無理やりガッツ・ポーズを取らせると、恥ずかしそうにガッツ・ポーズを取るロッキー・・・。 なんだか哀れになってきたよ。良く考えてみればこれはかなり真実味のある話なんだが、映画的にこんなものは見たくないなという。今のスタローンの心境を、ストレートに映画にしているようでさ。自分は終わってないと思いたい、過去の栄光だけが全てだと思いたくない、やれば出来ると信じたい。が、時の流れは止められない。そして、一番哀れだなと思ったのは、観客が今でもロッキーを愛していて、自分がリングに上がったら客がわーっと湧く、という幻想にすがっているところ。特に最後の、恥ずかしそうにガッツ・ポーズするロッキーが、かなりスタローンの願望なのだろうな(自分はもうそれほどでもないと思っているけど、客は今でもロッキーが好き)というところが。 なんでこの映画を作ったんだろう?金?エゴ?映画の中で観客がロッキーの復帰を冗談としか思っていなかったように、私もアホ度炸裂のB級映画ノリで楽しもうとしていたら、「老いるということを真摯に捉えた」地味~な内容だったのだけど、この願望のところだけが真実味がなくて、実に浮いていた。 Key Words 映画 ロッキー シルベスタ・スタローン |
Rock Star
この手の映画がコケる要因は、どう見てもギターなんか触ったこともなさそうな人がギタリストの役をしていたり、逆にスーパー・ギタリストを配役したら異常に演技が下手だったり、製作者が全くこの世界に精通していなかったりなどがありますが、この映画はパーフェクトにこれらの問題をクリアしています!
エクステンションで昨日今日髪を長くしたような人はしぐさがぎこちないので、撮影の3、4週間前から長髪で過ごしたそうで、様になってたよ。髪型や化粧に気を使いながら、後ろから見るとガニ股で歩いてるところなんか いる、いる、こういうの!!!! とゲラゲラ笑いながら観てしまった。また、クリスがポニーテールにネクタイ締めて「コピー機の修理屋さん」を生業としているところとかは、リサーチで観た素人メタル・バンドのドキュメンタリからヒントを得たとか。それに、メタラーってかなり無邪気で好青年が多いんですけど、クリスが子供や家族と仲が良いところとかもかなりありがち! 対する演技しなくちゃならないミュージシャンの人たちも、なかなかイケてました。ブラッド・ポリューションのドラムの人なんて、叩く姿はかっこいいし、顔はすっげーいいし、台詞回しもなかなか様になっていたし、ザック・ワイルドの「動くものはなんでも撃つ」クレイジーなハンティングの話も可笑しかった。 しかしなんといっても一番感心したのはジェイソン・ボーナムの「Dream big, live the life」のアドバイスのところ。エミリー(ジェニファー・アニストン)が去ってしまい傷心なクリスに「Can I give you advice, mate?」と、楽屋裏で血の入れ替えをしながら語るのだけど、この世界は、他のやつらが夢にしか見ない幻想の世界なんだ。だからLive the life、その世界を生きろ、要するに現世的な幸せを求めるな、Dream big、と言っているのですが、説得力ありましたよ。ちょっとウルっときちゃったもん。 このシーンに関しては特に、監督のスティーヴン・ヘレクがコメンタリーで、「多くのミュージシャンが酒やドラッグに走るのは、孤独だからだと思うなあ。華やかな世界に見えるけど、実際はライブ会場からライブ会場へ、毎日毎日同じ曲を繰り返し演奏して、バスの中で移動中に寝る、という味気ない生活なんだよ。それじゃあ彼女や結婚生活も維持して行けなくて、他のことを犠牲にしても音楽を取るか、という辛い決断をみんなしてきているんだ」と言っているんだけど、そういう私たちファンには直接わからない洞察なども織り交ぜてあり、単なるメタル・バンドとその時代のパロディ以上の映画だと思う。 そして、シアトルでクリスとエミリーが再開するシーンなんか、結構深いよ。愛はある、お互い好きなのだけど、既に生きている世界が違くて、どちらかが犠牲にならないと続けられない。無名時代を支えてくれたガール・フレンドと別れる、というケースは良く聞くが、それがなぜなのかこれを見ると良くわかる。 この男女関係、友情、また色んな人間の生き様などの、メタルうんぬん、音楽うんぬんではない普遍的な人間描写もあり、すごくいい映画だなと思う。一つだけ気に入らないのは、クリスがたどり着いた音楽がパール・ジャムを髣髴とさせ、あれじゃあいかにもメタル=虚構の世界、グランジ=本当の音楽みたいでムカつく!まあ、メタルが産業ロックに成り下がり、それにうんざりしてグランジというのが出てきた、というのは実際の流れだったので、それをああいう形で表現したのは映画的には上手いなと思うけど。 Key Words 映画 ロックスター ロック・スター マーク・ウォールバーグ ブラス・エライアス ジェイソン・ボーナム |
Life is Worth Losing / George Carlin
ジョージ・カーランの知名度が日本でどんなもんかわかりませんが、多分、スタンダップ・コメディアンとしてより、映画に出てて知ってる人の方が多いかも。私が知っているのは『ビル&テッド』だけですが、ウィキで観たら、下記の映画にも出ているそうです。 スタンダップ・コメディだったんですけど、あの頃湾岸戦争が話題になってて、ジョージ・カーランが 「We love to bomb brown people!」 (アメリカ人は茶色い人を爆撃するのが好きなんだ) と言ったのは衝撃でした。 「Bomb the fuckin brown people!!!」 これはカーラン流の、ものすごい可笑しいが腰が引けない風刺で、マイケル・ムーアや小林よしのりにも通ずる危険さがある。実際カーランさんは1970年初頭に 『Seven Dirty Words You Can Never Say on Television』 (TVで絶対言えない七つの言葉) という、今や伝説となったルーティーンで、それまで誰も公共の場で使おうなどと思わなかった悪い言葉、 shit、piss、fuck、cunt、cocksucker、motherfucker、tits を大胆に使い、これらの言葉を実質的に放送禁止用語にしてしまった張本人です。Fuckの正しい使い方を知るために英語を勉強していたワタクシが、この人の存在に魅せられないわけがありません。 さて、このカーランさんが2006年に撮ったこのスタンダップ・コメディのライブ・ショウ。この人のショウって、ロック・コンサートのようです。いきなり言葉を並べてまくし立てる『I'm a Modern Man』で始まり、『The Suicide Guy』『Extreme Human Behavior』『The All-Suicide Channel』などではカーラン特有の鋭い風刺を披露。そして『Autoerotic Asphyxia』ではお得意の、ものすごいえげつないセンズリネタでわかせますが、実はこの話は、射精する瞬間に脳に血液を送るのを止めると快感が増す、という至極科学的な理由で、首に紐をつけてマスターベーションをして死ぬ若者が毎年何千人もいるという事実に基づいている。 カーランさんは、こういう時事ネタ、といっても戦争のようなみんなが知っているものから、こういう知ってるようで知らないものまで色々知識が豊富で、その中から自分が大事だと思うものをものすごく可笑しくしてみんなに伝える。しかもその方法はものすごく辛らつで、ユーモアのがない人には可笑しくないかも。『Pyramid of the Hopeless』の中では、最近、リアリティ・ショウが流行っているから、「自殺チャンネル」という番組を企画しよう、で、視聴率が下がったら、集団自殺で巻き返しを図ろう。 「ゴルフなんてあんな退屈なものを見る人がいるんだから、集団自殺だったら絶対視聴率稼げる」 と言い、そいじゃあ、一辺に自殺してくれる人たちを探さなきゃいけない。じゃあもう夢も希望もない、人生うっちゃってる人を探してこよう。 「まずはホームレスだ」 で、そいつらみんな手をつないで、グランド・キャニオンから飛び降り自殺させよう!とか・・・こうして書いていると、ビートたけしに通ずるものもあるな。たけしがこういうことを言っているのに気分悪くならないでゲラゲラ笑えちゃう人だったら、ジョージ・カーラン好きだと思います。 しかし、この人ももう70歳で、この2006年のショウは、心臓が悪くて入退院を繰り返した後の復活ライブだとか。まだまだがんばって欲しいけど、時々、考えながらしゃべっていたしなあ・・・。 ジョージ・カーランが出演した映画 ■With Six You Get Eggroll (1968) ■Car Wash (1976) ■Americathon (1979) ■Outrageous Fortune (1987) ■Bill & Ted's Excellent Adventure (1989) ■Bill & Ted's Bogus Journey (1991) ■The Prince of Tides (1991) ■Dogma (1999) ■Jay and Silent Bob Strike Back (2001) ■最狂絶叫計画 特別編(2003) ■世界で一番パパが好き! (2004) ■Tarzan II (2005) (voice of 'Zugor') ■The Aristocrats (2005) ■Cars (2006) (voice of 'Fillmore' - a 1960 VW Mini-Bus) ■Happily N'Ever After (2007) (Wizard; voice only) Key Words スタンダップ・コメディ ジョージ・カーラン |
Manic
学校で口論になった友達に頭を50針も縫わせる重症を負わせ、未成年者用の精神病院に送られるライル(ジョセフ・ゴードン-レヴィット)は、そこで同じような問題を抱えたティーン・エイジャーたちと出逢う。精神科医のDr.モンロー(ドン・チードル)は、グループ・セラピーを通してこの若者たちの心に訴え、自分の行動に責任を持つことの大切さを教えようとする。
ドン・チードルもかなりありがちな、子供たちにストレートに正直に体当たりして行くが、なかなか報われない悩める精神科医という役柄です。子供たちに投げかける言葉も陳腐で、「B-Boyであると言うのは馬鹿なこと言ってバギー・パンツをはくことなのか」とか、私が中学のときどうしても好きになれなかった、子供たちの目線で話していると勘違いしている先生を思い出してしまいました。 この精神科医が、子供たちのグループ・セラピーをリードしていくシーンが何度か出てくるんですが、子供たちの話を聞いていて「えー・・・同情しなくちゃだめですか?」と思った。いや、可哀想なんですよ、話自体は。親に「お前なんか生まなきゃ良かった」と言われたりとか。でも、映画がそれをことさら「親や社会のせいで病める子供たち」という風に描こうとするので、観ているとうんざりしてきます。 また、撮り方がちょっと『ブレア・ウィチ・プロジェクト」』のような、ハンディ・カメラで素人っぽく撮った映像で、いきなりアップになったり、わざとピントがずれていたりして、リアリズムを出したかったのだろうけど、却って「社会派気取りの表面的なインディ映画」という印象になってしまったと思います。 ストーリーらしいストーリーはなく、エンディングもあいまいな感じで、ただ精神病院に入っている子供たちの生態を描くという手法が、要するに問題意識はあるけれども明確なテーマはないというのを良く表していると思うし、だから観ていて他人事、ゆえにつまらない、というのが正直な感想です。 Key Words 映画 マニック ジョセフ・ゴードン-レヴィット ドン・チードル |
Murder One / Killers
ポールよ・・・・・ あんた、間違ってるよ! メタル/ハード・コアのイメージで、曲もメタル・クリシェをつぎはぎしただけ。オリジナリティも何もないじゃなの! それに、あんなに力んで歌っちゃ、あんたのいい声が台無しよ!なんでああいうマッチョなイメージにこだわるわけ?そもそもメイデンの後、なんでメタル演り続けたのかわからない。あんたの声だったら、ニュー・ウェーヴでも、ポップでもなんでもできちゃったのに!!!! あんた、本当はすごく繊細で、すっごく歌上手いのに!!!! ・・・と、ポール・ディアノをそこに正座させて、とくとくと説教したくなっちまうようなアルバムなんですが・・・ やっぱり声フェチって、あるんだよ・・・ 怒りながらもかけずにはいられない・・・そうして毎日聴いているうちに、あ、そこに、ああ、あそこにも、ポールの繊細な「漂うドライ・アイス」のような声が・・・ 特に3曲目『Children of the Revolution』の おぅ ゆぅ をぉ~ん ふぅぅぅる! (ちるどれん おざ れぼるーしょん) のぅ ゆぅ をぉ~ん ふぅぅぅる! (ちるどれん おざ れぼるーしょん) のぅ! のぅ! のぅ! の「ふぅぅぅる!」の「ぅぅぅ」ってのどを震わすところとか、か、官能! しかも、この曲、T-Rexらしいじゃない?ポールのメタルじゃない一面を見るたびに、妄想がどんどん膨らんでくる。それってさ、いきがってる男のソフトな一面を見せられて、ついフラフラっときちゃうのと一緒なのよね。だめだな~、スケこましの常套手段にカンタンに犯られちゃ!なんで私は人の面倒みるの大嫌いなのに、こういう繊細な男に魅かれてしまうのだろう?『Dream Keeper』では、ポールが明らかに精神的および生活の支えとして女が必要かということを歌っている。私そんな女になるのイヤだも~ん。 Key Words 音楽 ロック メタル キラーズ ポール・ディアノ |
Snake on a Plane
allcinema ONLINEで見たら、『本格B級パニック・ムービー』として楽しむ、というようなことが書いてあったけど、正直言ってB級映画としても評価できないな、これは!!
「ギャングの親玉が、自分を刑務所に送ろうとしている検事をバットで殴って殺して、たまたまそれを見てしまった目撃者の口を封じるために、そいつが乗る飛行機に大量の毒ヘビを積荷として忍び込ませる」 つーのは、いくらなんでも客の知性をナメてないか? まず、ギャングの親玉が、自分で手を下す(しかも屋外で)ってのも解せないし、この人マーシャル・アーツの達人らしいのに、バットかよ!しかも、この目撃者一人殺すのに「大量の毒蛇」を飛行機に忍び込ませるってのが、あんまりにも説得力なさ過ぎる!「他にもいろいろな方法を考えてみたが、これしかないだろう!」と部下に怒鳴っているシーンがあるのだが、いや、他にいい方法はたくさんあると思うな。 毒蛇はCGを使ってリアルにまたコミカルに作ってあり、それが人間を襲うところが、笑いとろうと狙いすぎ!飛行機の狭いトイレで、葉っぱ吸いながらエッチしているカップルの女の子の乳首ガブっ!とか、デブのおばさんのムームーに蛇がするすると入り込んで、おばさんが「うっふん」とか言っちゃったりとか。なんか私の文才があり過ぎて、非常に面白い映画のように聞こえるが、本当につまらないんだよ。このカップルも、デブのおばさんも、イントロダクションの段階でほとんど印象に残ってないから、死んでもあんまり同情もしなければ、可笑しくもないし。 他のキャラも、ほとんどインパクトないんだよな~。目撃者の男の子なんて、イイ男でもなければ、親しみが湧くタイプでもないし、しっかりしている方のスチュワーデスが、『ER 緊急救命室』に出てくる看護婦なんだけど、めっさ老けてるしさ。サミュエル・L・ジャクソンでさえ全然インパクトないし、『サンキュー・スモーキング』や『俺たちニュース・キャスター』に出てるデヴィッド・コークナーもぜーんぜん面白くない。 やっぱ、B級パニック・アクション映画がB級パニック・アクション映画として面白いのは、作ってる本人は大マジなのに外しまくっているからじゃないの?それかあれよね、普通の人が見たら「気持ちワル~!」とか、目を蔽っちゃうようなことを「がはははは」と笑ってやっているかなんだけど、この映画って、笑いはモロ狙ってるし、気持ちワルとか、ショッキングなとことかはあんまりぱっとしない。ぶっちゃけ怖くないんだもん。毒蛇と戦うシーンとかもさ、ハラハラもしないし、面白くもなんともないんだよな。スタンガンでビビビ!とか。 蛇ってさ、結構、地味なのかも。 あとさ、映画の中では全く使われないテーマ曲が、映画の終わりに思いっきりPV風に展開されるのも解せない。演ってるバンドのメンバーらしき人たちも、イメージ的に全くまとまりがなく、意図的にやってるとしか思えない・・・。このバンドだけ見ると、仕事ない人たちが集まってしょうがなく作った映画みたいに見えるけど、サミュエル・L・ジャクソンって、そこに入っちゃうの?しかもデヴィッド・コークナーなんて今、忙しそうじゃん。 この手の映画で良かったのは、『アサルト13 要塞警察』だな。これを勧めてくれたGOさんととりこぷてらさん、どうか『スネーク・フライト』を観て、感想をお聞かせください。もしかしたら私がB級映画の愛し方がわからないだけかもしれないし。 Related Link ■GOさんのスネーク・フライト愛し方講座 Related Article ■サミュエル・L.・ジャクソン出演作品一覧 Key Words 映画 スネーク・フライト |
Marie Antoinette
仮面舞踏会のシーンでポップ・ミュージックがかかった時、どっかの映画祭でブーイングが出たって聞いたけど、なんで?? あれ、すごい良かったと思うけどな。ソフィア・コッポラは、自分がマリー・アントワネットの年齢だったときどんなだったかをベースにして、この歴史上の人物を解釈しようとしているのでしょ?マリー・アントワネットが仮面舞踏会に行ってダンスをしたり、フェルゼンと知り合ったりするくだりを本で読んで、きっとソフィアは自分がその年齢だった頃にクラブに行って、『ニュー・ロマンティック』にのって踊ったり、ナンパされたりしたこととシンクロさせたのだと思うと、楽しいじゃん!
だいたいさ、マリー・アントワネットって、ベルばらで30年前に身近なレベルで触れているから、この映画での描写は、私たち日本人にはそれほどショッキングでも型破りでもないのでは?アメリカというか西洋の人って、案外想像力に欠けるのかも。妄想の産物に違いないオスカル(ラスカルじゃないよ!)をあそこまで膨らまして、あんな魅力的なキャラにしちゃった池田理代子ってスゲーよな。ソフィア・コッポラって日本に憧憬あるみたいだし、「こいつベルばら読んだんじゃないの」と真剣に思ったよ。 ベルばらと言えばさ、私がベルばらから受けた印象では、フェルゼンは苦悩する二枚目って感じだったけど、このフィルムの中ではフェルゼンて、悪名高いスケこましとして描かれているのね! このフェルゼンくんはやらしくて良かったな。アントワネットとエッチするとき、上着を脱がしたら脇の下に汗染みがあったりして。DVDのメイキングを見ていたら、この映画のフェルゼンのモデルはアダム・アントなんだよ!フェルゼンの衣装を着たジェイミー・ドーナンを見てソフィア・コッポラが「あなたってマジ、アダム・アントしてる・・・」と萌えているシーンがあってわろた。 ナイーヴなマリー・アントワネットが、この色男フェルゼンにすっかり絡め取られて、小トリアノン宮でひと夏の経験をし、後年は自分の妄想が作り上げたフェルゼンを夢見て生きる、という感じになっているんだけど、これも結構、現代の結婚を象徴してない? 夫にはロマンスを求めない、情熱的に愛しているのは実際一緒になれない人・・・結婚している人が全てそうとは言わないけど、これって「ギクリ」と来る人、多いんではないかと思うよ。そして最後、革命の餌食になる直前には「私は夫の側にいます」ときっぱり言うマリー・アントワネット。愛がなくても、情熱がなくても、長年一緒に暮らしたりすると「情」は湧くんだな、結婚って、結局「情」なんじゃないの?とか思いながら観てしまいました。 それから、お世継ぎが出来ない責任を、女が一方的に背負わされるというのも興味深かった。日本も昔は、嫁ぎ先で「針のむしろに座らされる」とか言われたらしいもんね、子供が出来ないと。今はもちろんそんなことないけど、でも、この感覚って今でも綿々と残っていない? 要するに、男が性的に魅力を感じない女はダメだ→女は男に気に入られなければならない→ダイエット、化粧、カマトト、etc、etcって言うのは全てここから来ているわけじゃん? でもその一方で、国王の愛妾、デュ・バリー夫人だっけ?みたくあからさまに「性的」であるのは下品であるという、ややこしい価値観。私はアントワネットが、「男を誘惑する方法を、教えてください!」とデュ・バリー夫人に頼みに行くのを、今か今かと待っていたんだが。 ソフィア・コッポラのマリー・アントワネットの解釈・描写が気に入らない人たちは、歴史的背景を無視しているとか、なんかそんな風に感じたのかな、それとか、その時代そのものが観たかったのに肩透かし食らったか。でも、こんなもんだったんじゃないの、ヴェルサイユの生活って? Key Words 映画 マリー・アントワネット キルスティン・ダンスト ソフィア・コッポラ |
REvolution / Lynch Mob
一曲目のイントロ ばるるるるるるるる!!!!!!! ってのがすげーインパクト強くて、取りあえずここばっかり何十回も聴いてしまった。ギターの「ぎゅるるるるるるるる!」というのとドラムの「だららら!!だららら!!だららら!!だららら!!」を同時に演っているだけなんだけど、一瞬なんの音だかわからないくらいキョーレツ。しかも間髪入れずにツーバス「どこどこどこどこどこどこどこどこどこどこどこどこどこどこどこどこ!!!!!!」とかませてくる。こういうギミックでシラけさせないところがすごい!
ヴァン・ヘイレンのトリビュート・アルバムをCleopatra Recordというサイトで買ったら、格子柄のウエスタン・シャツなんか着てるジミー・ペイジのステッカーと一緒に、このLynch Mobの『REvolution』をオマケにくれた。3、4曲しか入ってない、インディ・バンドのプロモ用のCDかと思ったら、フル・アルバムもらっちゃったよ。 そしたらこのバンド、元Dokkenのジョージ・リンチさんのバンドなんだってね。しかもこのアルバムは2003年に発表された、Dokkenの代表作とか、Lynch Mobの初期の作品をセルフ・リメイクしたアルバムだとか。私、DokkenもLynch Mobも完全にスルーしているので、アマゾンでこのアルバムの評判がどんなもんなのか読んで見たら、「ばかやろお~~~Dokkenの名曲をこんなにしやがって~~~~」という人や、「オレはこっちのヴァージョンの方が好きだという、奇特な人の一人かもしれない」という人がいて、どうやらオリジナルからかなり変わっている様子。「歌詞はほぼ一緒」と書いてあったので、歌詞まで多少手を加えているらしい。私もアイアン・メイデンのセルフ・リメイクを聴いて「こんなんぢゃない~~~~~!!!!!」と憤ったので、「気持ちはわかるわ!」と思ったけど、「まあ、オリジナルが好きなら、そっちを聴けばいいんだし、こういうヴァージョンがあってもいいじゃないか」という意見の人がいて、それは尤もだ、と妙に納得した。 Dokkenの名曲をこんなにしやがって、と言っている人は相当Dokkenが好きだったらしく、「こんなモダン・へヴィ・メタルの抑えた音じゃイヤだ!ジョージ・リンチはもっとキンキン言ってなくっちゃ!!」と息巻いていましたが、私はこのサウンド・プロダクションの良さに関心しましたよ。各パートのバランスが、実力という意味でも音のバランスと言う意味でもすごく良いし、それに、一発録りみたいな生生しい音ではないけど、デジデジした作り物の音でもない。特にスネアの音がすごい良い。まるですぐそこで生で演っているみたい。まさに「ひっぱたく」という表現がピッタリの音で、1曲目なんか「すったん!すったん!すったん!すったん!」っていうのを聴いているだけで楽しい。 これを聴いたことでLynch MobやDokkenを改めて聴いてみたい、とまでは思わないけど、なんだかすごく誠実に作られたアルバムを聴けた、という感じで、大変ありがたかったっす。 Related Article ■このアルバムのツアー時の映像はこちらで! Key Words 音楽 ロック メタル ジョージ・リンチ |