ここ何年も、すっかり浴衣に袖を通すことはありませんでした。
でも、今年は久しぶりに着てみたくなり、ちょこちょこお店を覗いたのですがなかなか好みのものが見つからず・・・。
最近は随分とオシャレで、柄も色も鮮やかなものが出回っているようですが、さすがにいい歳のオバサンが〝バラに蝶〟なんていう浴衣を着ていたら無理もあるし、ワタシ自身も着ていて落ち着かないよな~と思ったので、狙っていたのは古典柄の浴衣。
ところが、
古典柄って、あまりない。ちょっと「いいな」と思うと、軒並み4万円位になってしまう。
しかも、それに帯を合わせたりすると、今年ひょっとしたら1回しか着ないかもしれないものに、かなりのお金がかかっちゃう。
「今年は諦めるか~」と思っていたところ、灯台もと暗しとはよく言ったもの。
先日、実家に帰った時に貰ってきました!
母が大昔に自分用に手縫いしたものと、祖母が持っていたもの。
ず~と家にあったのに、若いころは目もくれずにいました。
金色の帯にすると、かな~り落ち着いた感じになってしまうので、渋いピンク色の帯だけはセールで新調しました。
ホントかどうか知りませんが、3000円で買った帯。「通常はこの3倍してたのよ~」と店員さんに言われましたけど。。。ウソでしょう~(笑)
あ、でも物はしっかりしていて、結びやすかったです。両面使えるし、日本製だし。久しぶりだったので、帰省中に慌てて着付けをおさらいしました
そして先週。
帯を締めるのに汗だくになりましたけど、花火大会に着て行きました(紺地のほう)。
今年念願の浴衣を着れたこと、そして何より思いがけず母のお手製を着られることが、なんだかとても嬉しかったです。
新しいものもいいけど、時にはすぐそばに、求めていたものがあるのかもしれません。
な~んちゃって、今日はかなり語ってしまいました(笑)
まだまだ残暑が厳しいですが、気分だけでも涼しく過ごしたいものですね!