鍋日記。モントリオール編。 2018年11月03日
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鍋日記。モントリオール編。

お断り:お料理ブログではありません。犬ブログです。

03

Category: マカロニ(娘)

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8ヶ月の子と30時間を超える長旅。


ブログを更新せぬ間に、あっという間に私の有給育児休暇が終了してしまいました(;д;)
しかし私の両手の痛みが全く改善されず、治療にだけは毎月何百ドルもかかっているのですが
仕事に復帰するのは難しく、娘の保育所も未だ見つかっていません。

決して多忙すぎて更新できなかったわけではないのだけど、
上記の理由より悶々とする日々を送っているのと、
『犬ブログ』を謳っているのに、『育児ブログ』になってしまいそうな気がして、
赤ちゃんとは言え娘の写真を載せるのはいかがなものか…
しかしモザイクかけるのも面倒だし怪しいしどうしたものか…
などなど考えているうちに面倒くさくなったというのが本当のところ。

それでも日々は淡々と、そしてあっという間に流れて行ってしまう。
記録に残しておきたかったはずの事が、いつの間にか忘却の彼方に…(;_;)

娘が生まれてから一番大きなイベントとして、8月末から3週間弱、日本へ里帰りしていました。
夏の日本は、本当に何年ぶりだろう。鍋ヲ君も久しぶりだと言ってたけど、
私も夏の日本は鍋ヲ君と同じくらいぶり。

11031801.jpg 

航空券は出産後すぐに手配をして、旅行会社の人や周囲の経験者からは
「絶対月齢が早ければ早い方が良い!できれば3ヶ月くらいがベスト!」
という意見が大多数だったのだけれども、とてもじゃないけどすぐ里帰りするなど考えられず。
というか、今思い返してみても無理だった。
結果的には、我が家の状況ではベストなタイミングでの里帰りだったかなと思う。
ちなみに娘は当時8ヶ月くらいでの長旅・日本への里帰り。

赤ちゃんとの旅、それも飛行機での長旅は本当に緊張するし、
私も周囲の経験者に聞きまくったり、ネットで検索しまくった。
そんな私が経験として言える事は

まー、なんとかなる。

あと、荷物検査や入国審査等は、ものすごい優遇してくれる。
(VIP対応にビビる)

8ヶ月の赤ちゃんと日本へ里帰りした記録。

モントリオールからは今年から成田空港まで直行便が就航されたので便利になった。
が、日本の国内線は羽田発着
なので、今回は行きはトロントを経由し羽田直行を選択。
帰りは羽田から成田へ移動して、そこからモントリオール直行便。
大人がまだ気力のある午前中のうちに乗り継ぎを済ませてしまおうという計画。
ちなみにモントリオール郊外の我が家から、日本の実家まではスムーズにいっても
27時間はかかってしまう。東京で1泊した方が楽というアドバイスも多かったけれども、
大人が逆に疲れると思い強行突破することに。。。
どうせ赤ちゃんは時差ぼけで夜きちんと寝ないし、うちの娘に関しては
東京で1泊せずに強行突破で正解だったかな。と思う。

今回日本行きの便では、本当に色々あって、まずトロントで機材到着遅れのため
2時間以上の遅延…。確実に日本での国内線の乗り継ぎは間に合わない…。
そしていざようやく飛んだのは良いのだけれども、日本到着間際になって
「実は当機はエンジンが片方止まったまま飛行しております。緊急着陸致します!」
とアナウンスに、機内しーーーーーーーん。。。
そっか…だから朝ご飯出なかったのかっ!

羽田空港に緊急着陸し、何台もの消防車が飛行機を取り囲むというシュールな図。

japon201805.jpg 

この便の緊急着陸に関しては、日本でもニュースになっていました。

↓ニュース↓

メカに強い父曰く「飛行機のエンジン1器止まっても支障なし」らしいですが…

国際線はエアカナダ、国内線はJAL。
航空券は通しで買ってるけど、乗り継ぎできなかった場合どうなるんだろう?
とドキドキしながら到着したところ、すぐにエアカナダの地上係員が待っていて
乗り継ぎの乗客への案内をしていました。
既に乗り継ぎ便の手配は済んでいるようで一安心。

ところが、ちょうどその頃、日本には大型台風が到来していたので乗り継ぎ便が大幅に遅延。
トロントでも遅延、飛行機の中でも足止め、更に羽田でも遅延ということだったが、
その日中に飛ぶということで、安心…もうここは日本!と大船に乗った気持ち。

ちなみに娘はこの時完ミルクで離乳食はお粥がメイン。
そしてミルクに関しては以前もブログに悩みを書いた通り食が細いので
液体ミルクの小さいボトルを大量に持ち込む事に。(エコではないけれども)
小さいボトルは1本59mlなので、これを1ケース(24本)リュックに詰め込んで持ち込んだ。
手荷物検査の時に、液体は1本1本チェックされるので大変という話は聞いていたけれども
モントリオールの空港も、日本の空港も、1本ずつチェックされることはなかった。
(日本の空港では、女性検査官の方で液体ミルクに興味があったようで「便利ですよね!」
と色々質問された。)

日本の空港では、ストローラーを無料で借りることが出来てものすごく便利。
しかし、カナダの空港ではそのようなサービスはないので、乗り継ぎもあるし
アンブレラストローラーを持ち込む事に。
カナダでは、自分のストローラーは、搭乗口まで使う事ができて、
飛行機到着後は、機内から出たところすぐにストローラーを持ってきてくれて
飛行機が到着後はすぐにストローラーを使える。
日本では手荷物として預けねばならなかった。

羽田空港にて借りたストローラーと爆睡する娘。

11031805.jpg 

飛行機の席は、2才までは大人の運賃の10%を払わなければならない
(席は無いけど、預け荷物は1つまで無料)
エアカナダ便は割といつ乗っても満席だったりするので、少し不安でしたが、
フライトアテンダントがうまいことやってくれて、3人がけのシートを
我が家で使わせてもらうことができて本当に良かったです。

11031803.jpg 

よく、飛行機に赤ちゃんと乗る時は、気圧調整をうまくできない赤ちゃんは
離発着の時に泣いてしまうので、耳抜きをするように、ミルクを飲ませたり
おしゃぶりをあげたりした方が良いという話を聞いていたのですが、エアカナダに関しては
離発着の際は、対面抱っこでしっかり抱いている必要があるので、飲み物を飲ませるのは無理です。
そして、娘に関して言うと、気圧が変わる事で不機嫌になっている感じではなく、
ちょうど寝グズりと、動きたいと暴れるようになった時期で、寝グズり&動けない事で
ギャン泣きをしてしまいました…
国際線は、乗る前にたっぷり時間があったので、汚れる事など気にせず
とにかく遊ばせまくり疲れさせたのが功を奏したのか、大分良い子にしてくれていたのですが
日本国内線は泣き通しで周囲の乗客の方々には平謝りするしかなく、大変だった…。
そして、ご婦人に「赤ちゃんがかわいそう」と言われる始末で、、、
逆にコワモテでムスッとした怖そうな男性が、優しくして下さって救われました…

成田空港にて、遊びまくる娘。

11031806.jpg 

モントリオールの空港は、待合場所に子供が遊べるおもちゃもあったし、
各トイレには、おむつ台だけではなくて、個室の形の授乳室がありました。
授乳室には電子レンジもあるし、調乳用のお湯もあり、哺乳瓶が洗えて本当に便利でした。
子供がいると、いつもより荷物が多くなって大変でしたが、荷物を乗せるカートも無料で貸出。
が、モントリオールよりも大都市であるトロント、何のサービスもない!!
一応多目的トイレはあるけれども、汚いし臭いし…残念でした…。
あと、日本は、授乳室が個室ではない為、女性のみしか入れないし
これは空港だけではないのですが、おむつ替えの台が男性のトイレにはなかったりで
少々不便を感じました。 

モントリオール空港の待合場所にある遊具で遊ぶ娘。裸足!!

11031802.jpg 

日本と鍋家地方は13~14時間の時差があるのですが(今回は夏場なので13時間)
時差ぼけは…えげつなかったです…。
日本到着時よりも、カナダへ戻った時の方が酷くて、朝日を浴びさせ、午前中に散歩を日課にし、
何もしないと、日中に4時間でも5時間でも寝てしまうので昼寝は短めに切り上げる。
…ということを繰り替えしたのですが、夜寝付いても22時にはお目々パッチリで
そのまま明け方まで遊びたがる…
朝ご飯を食べながら睡魔に勝てずに寝てしまう…
という日々が2週間近く続き、大人の方も疲労困憊でした。
赤ちゃん・子供は1日に1時間ずつしか調整できないと聞いていたのですが、
確かにえげつない時差ぼけから解法されるには、2週間近く要しました。

ただ、大人はヘロヘロになりつつも、時差ぼけを感じる暇は無かったという利点!!?

月齡の早いうちでも、遅めでも、きっと子供と一緒の旅は、そのステージステージで
違う種類のストレスや大変さがあるのだろうと思います。
今回8ヶ月ころでの里帰りでしたが、うちの娘に関しては、つかまり立ち&歩きをし
成長めまぐるしいものがありました。
じじばば&叔母ちゃんに抱っこされたり、遊んでもらってご機嫌だたったし
いろんな表情を見せるようになっていたので、良い時期に里帰りしたと思っています。

◇補足◇
モントリオール到着時の税関にて、食品等の申告をしたところ、
日本産の粉ミルクは、原則持ち込み不可能と言われました。
正直に申告したのと、量が1日分くらいの少ない量だったので、没収は無しでしたが
知らなかった!


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プロフィール

鍋コ。

Author:鍋コ。
★ポン酢★
2008年9月9日モントリオール生。
ボストンテリアXシーズーの雑種♂
皆に慕われる(?)『親分』
4歳で遅咲きアジリティデビュー。

★昆布★
2008年9月10日モントリオール生。
シーズーの♂。
シーズーらしく超頑固。
愛玩犬なのにアウトドア大好き!
無類の肉好き。
トレーニングとなると俄然張り切りだす働き者。

★鰹節(通称:カツオ)★
パピーミルレスキューから譲渡してもらったDNAテストによるとシュナウザーXキャバリアXイングリッシュコッカーXその他雑種♂猿に劇似。
年齢不明。
超怖がり、しかし超優しいヤツ。
クリッカーに始まりオベディエンス、そして現在アジリティデビュー目指し中。

☆鍋コ☆
ポン酢昆布カツオの飼い主。
犬IS MY LIFE。
脱会社員後モントリオールでグルーマーしてます。

☆鍋ヲ☆
鍋コの夫。
カナダ、ケベック人。
アジリティ・犬への情熱半端無し。

コメントやメール大歓迎デス☆

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