ロザリオとバンパイアの第8話を見ました。
第8話 数学とバンパイア
普段よりフェロモンを振りまいていて、男子生徒の人気が高い数学教師の
籠女李々子。
「は~い、この円の面積の出し方を利用して円錐の表面積を導き出してみましょう」
《おかしい…。いつの間にかサッパリ分からなくなってる…》
「じゃあ、この答えを…青野くん」
「は、はい」
「青野月音くん、解いてみて」
「わ、分かりません」
クラスメイトから笑われる
月音。
「こら、ちゃんと先生の話聞いてました?ボーっとしてたらダメだぞ。もうすぐ期末テストですよ、頑張って下さいね」
さまざまな騒動に巻き込まれ、勉強が手につかなかった
月音は
萌香に数学を教えてもらうことにする。
「そ、そういうことなら今晩私の部屋に来る?」
「えぇ!?」
「一緒に勉強しようよ、きっとその方が私も色々やってあげられると思うし…」
《色々って!?》
「私も月音のために頑張るよ。頑張って力になるね。だって…」
「萌香さん…」
「いつも血を吸わせてもらってるし」
「ちょっと待った!!話は聞いたわ、sin、cos、tan、泣くよウグイス平安京、勉強ならこの私としましょう」
「ダメですよ!!勉強なら私の独壇場です。E=MC^2、PV=nRT。ささ、月音さん、一緒に勉強するです」
「あのさ…私も学校に来てなかったから一緒に勉強していいか?」
「あの、皆の気持ちは嬉しいけど、俺、萌香さんと…」
「そうね、皆でやった方が捗るかも」
「えぇ!?」
「これから部室で勉強しない?」
新聞部の部室で勉強会をする
月音達。
「今日は久しぶりに一生懸命勉強したから疲れちゃったよ」
「うん、頑張ったよね、月音」
「あら、青野くん」
「李々子先生」
「こんな遅くまで部活?」
「あ、えー皆で勉強会を…」
「勉強会?それはよくないですね。熱心なのは認めますが生徒同士で勉強しても、結局は遊び半分で身に付かないものですよ」
「そんなことは…」
「そうです。月音、すごい熱心にやってて…」
「赤夜さん、あなたじゃ青野くんの力になれないわ」
「え!?」
「いくら勉強できても人に教えるのは教育のプロフェッショナルでないといけません。青野くん、明日の放課後補習室へいらっしゃい。勉強って素晴らしいものなのよ。それを教えてあ・げ・る」
「は、はい…」
夏休みの補習を受けるよりは今頑張っておこうと
月音が補習室へ向かうと、なんとそこには、ボンデージ姿の
籠女が待っていた。
「待っていましたよ、月音くん」
その補習を受けてから、だんだん
月音は様子がおかしくなっていき、数学はできるようになったけど死んだような目になってしまう。
これまで
月音が勉強に集中できなかったのは、
萌香のせいだと
籠女に言われてしまうが、それでも
月音のためにノートを作る
萌香。
放課後、
萌香は
月音の悲鳴を聞き補習室に駆けつける。
「あぁいいわ、そうよ、月音くん。いいわぁ…」
「うわぁ!!」
「あぁん、もっと欲しいでしょ?存分にお吸いなさい。そうすると先生とお勉強のことしか考えられなくなるの」
そこには上半身は人間、下半身は蛇の妖怪であるラミアとなった
籠女に電撃で教育される
月音がいた。
「カッカしちゃって見っとも無いな。少し冷やしてあげる」
みぞれも助けに入るが、ラミアである
籠女は強くてピンチに陥ってしまう。
その時、
萌香のノートを見て正気に戻った
月音がロザリオの封印を解いて
裏モカが覚醒する。
「これがお前の言う教育的指導か?」
「生徒の分際で何を!?」
「私はお前の生徒などではない。教師である自分に酔っている愚かなナルシストめ。この私がお前に真の教育的指導をしてやる」
バンパイアとなった
萌香に叩き呑めされた
籠女。
萌香のお陰で、
月音は無事テストを乗り切るのだったが、
胡夢は補習になるのだった。
次回、「夏休みとバンパイア」
ロザリオとバンパイア DVDvol.1