北朝鮮かぁ
アメリカは、当然核保有国なので
核実験を定期的にやっている
(この8月も、ネバダ州で実施)
という話を本昼のラジオで聞いて
「はっ」とした。
(そりゃ、そうだ、っと)
こういうことを書くと、おまえは北朝鮮シンパかと
揶揄されることもありそうで、書きにくいのではあるが
核をもっていたり、その傘の下にいる国が
北朝鮮の核武装を、大手を振って
(100%自分らはその権利があると)
非難するのは、ちょっと違うんじゃないかなー
という気がしないでもない。
(核戦争を起こさないよう、バランス維持のため
核を保有することの正当性を訴える人々が
新参の核保有を許さないというのはアリなの?)
(新参者にノーというなら、自分たちの核武装を
どう説明つけるの? 客観的な線引きできる?)
「仲間はずれの刑、を下したって、その当事者は
どんどんと仲間はずれの道を進んでいくだけなのだから
ここは、(政治は本音を隠して仲良くしなければならん
場面が多々あるのだし)、仲間として受け入れましょう
だから、仲間である限り、君は仲間としての
ふるまいを忘れないで下さいね」という方向に
誘導したほうがいいのじゃないかな~。
(甘い! そういうことが通じん相手なのだ! と
言いたくなる気持ちは分かる。分かる、が、・・・。
仲間はずれは、ほどほどにしておかんと
どんな自虐暴走が起こるか)
「北朝鮮は約束をしても守らん」の言い分があるにしても
日本だって、北に対して約束不履行のことがあり・・・今に至る
という記事を、しばらく前にちらっと見かけたが
兄弟を暗殺するほどのクレージーな指導者がいる国だとしても
日本はあまりに北のブラック要素ばかり報じているのかなぁぁぁ
という思いが湧く。
(現に、わたしは、ブラック報道にばかり接してきたわけで
かの国を真っ黒くろっけと見てきたが、世界標準として
かの国はどんな見られ方をしてきたのだろう。
まあ、黒い国ではあるだろうけれど、日本ほどの
真っ黒くろっけ、という見方ではないのかもしれない。
わたしたちは北朝鮮のトンデモ話に沸き立ち & 恐怖心を
煽る話にばかり接してきたけれど、それは
「外への危機感を生ませて、国民感情をある方向に固定させる」
ことで利益を得る人たちの知恵という側面も否めない)
* * *
9月22日文化放送『ゴールデンラジオ』
ゲストの堤未果さんの話を一部文字起こし。
90年代に北朝鮮が核開発を凍結する交渉というのを
アメリカと条約というか、調印結びましたよね。
あれを北朝鮮は十年くらい守っていたけれども
アメリカがエネルギー支援することとか原発を北朝鮮に建設することとか
そのときの条件を、ずっとアメリカが約束破っていったんですね。
その上で、ブッシュ大統領は「テロ支援国家から外す」と約束していたのに
イラン、北朝鮮と、あと一つ、ならず者国家と言ったじゃないですか。
あの辺りから、「結局、こんな約束はアメリカは守る気ないんだな」
ということで、北朝鮮、もう一度核開発を再開しているという
そういう歴史的経緯もあるわけですね。
ただアメリカの軍事戦略のなかでは、在韓米軍を撤退させたりですとか……
やっぱり北朝鮮の存在は非常に重要で、そこに米軍を置いておくということは
外せない戦略の一つなので、ずっと並行線なんです。
* * *
結局、アメリカにとっては、「ならず者」国家の存在が欠かせないのだよね。
(それが陰のアイデンティテーだったのかも。同時に経済を生むツールで)
日本も、なんだかんだいって、それに乗っかっているんだ。
核実験を定期的にやっている
(この8月も、ネバダ州で実施)
という話を本昼のラジオで聞いて
「はっ」とした。
(そりゃ、そうだ、っと)
こういうことを書くと、おまえは北朝鮮シンパかと
揶揄されることもありそうで、書きにくいのではあるが
核をもっていたり、その傘の下にいる国が
北朝鮮の核武装を、大手を振って
(100%自分らはその権利があると)
非難するのは、ちょっと違うんじゃないかなー
という気がしないでもない。
(核戦争を起こさないよう、バランス維持のため
核を保有することの正当性を訴える人々が
新参の核保有を許さないというのはアリなの?)
(新参者にノーというなら、自分たちの核武装を
どう説明つけるの? 客観的な線引きできる?)
「仲間はずれの刑、を下したって、その当事者は
どんどんと仲間はずれの道を進んでいくだけなのだから
ここは、(政治は本音を隠して仲良くしなければならん
場面が多々あるのだし)、仲間として受け入れましょう
だから、仲間である限り、君は仲間としての
ふるまいを忘れないで下さいね」という方向に
誘導したほうがいいのじゃないかな~。
(甘い! そういうことが通じん相手なのだ! と
言いたくなる気持ちは分かる。分かる、が、・・・。
仲間はずれは、ほどほどにしておかんと
どんな自虐暴走が起こるか)
「北朝鮮は約束をしても守らん」の言い分があるにしても
日本だって、北に対して約束不履行のことがあり・・・今に至る
という記事を、しばらく前にちらっと見かけたが
兄弟を暗殺するほどのクレージーな指導者がいる国だとしても
日本はあまりに北のブラック要素ばかり報じているのかなぁぁぁ
という思いが湧く。
(現に、わたしは、ブラック報道にばかり接してきたわけで
かの国を真っ黒くろっけと見てきたが、世界標準として
かの国はどんな見られ方をしてきたのだろう。
まあ、黒い国ではあるだろうけれど、日本ほどの
真っ黒くろっけ、という見方ではないのかもしれない。
わたしたちは北朝鮮のトンデモ話に沸き立ち & 恐怖心を
煽る話にばかり接してきたけれど、それは
「外への危機感を生ませて、国民感情をある方向に固定させる」
ことで利益を得る人たちの知恵という側面も否めない)
* * *
9月22日文化放送『ゴールデンラジオ』
ゲストの堤未果さんの話を一部文字起こし。
90年代に北朝鮮が核開発を凍結する交渉というのを
アメリカと条約というか、調印結びましたよね。
あれを北朝鮮は十年くらい守っていたけれども
アメリカがエネルギー支援することとか原発を北朝鮮に建設することとか
そのときの条件を、ずっとアメリカが約束破っていったんですね。
その上で、ブッシュ大統領は「テロ支援国家から外す」と約束していたのに
イラン、北朝鮮と、あと一つ、ならず者国家と言ったじゃないですか。
あの辺りから、「結局、こんな約束はアメリカは守る気ないんだな」
ということで、北朝鮮、もう一度核開発を再開しているという
そういう歴史的経緯もあるわけですね。
ただアメリカの軍事戦略のなかでは、在韓米軍を撤退させたりですとか……
やっぱり北朝鮮の存在は非常に重要で、そこに米軍を置いておくということは
外せない戦略の一つなので、ずっと並行線なんです。
* * *
結局、アメリカにとっては、「ならず者」国家の存在が欠かせないのだよね。
(それが陰のアイデンティテーだったのかも。同時に経済を生むツールで)
日本も、なんだかんだいって、それに乗っかっているんだ。