ASi533MC Proでアンプグローのないライブスタックを試す - 菜園、PC、そして天文の日々
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ASi533MC Proでアンプグローのないライブスタックを試す

  前回、カニ星雲のライブスタックを、カメラとしてASi294MC Proを使って行った。露光時間が3分だったので、派手なアンプグローが出て、お粗末なライブスタックになってしまった。今回リベンジとしてアンプグローが出ないとされるASi533MC Proを使ってライブスタックを行ってみました。


   ライブスタックの様子は、下の動画にもまとめています。


 アンプグローが出ないカニ星雲をライブスタック動画【写真クリックで動画へ】



   今回の使用機材は下のとおりです。


                使用した機材 


      ライブスタックの条件は次のとおり。

・撮影方法:ASiairによるライブスタック 
・ライブスタック回数:37回、ダーク、フラット、バイアスなし 
・露出時間:180秒 
・ASi533MC Pro: -10℃冷却、Gain:350 
・フィルター:L-eXtreme 
・画像処理: 
   ・ライブスタック実行時は、ASiFitsViewによるヒストグラム調整のみ
     ・ライブスタック時のホットピクセルを除去する場合は、自動保存されたFitsファイルをDSSでスタックし、ヒストグラム調整のみ



  下の写真は、カメラとしてASi294MC Proを使ってライブスタックを行った結果である。恐ろしい程のアンプグローが出ている。


       前回のASi294MC Pro、ダークなしでのライブスタック 


   ダークを入れてライブスタックを行うと極端に赤かぶりの像となる。


        ASi294MC Pro、ダークありでのライブスタック 


    カメラをアンプグローが出現しないとされるASi533MC Proに代えてライブスタックを行った写真が下の写真です。確かに、アンプグローは出ていません。



         ASi533MC Proを使ったライブスタック 


   M1を写真などに掲載されている角度に調整してクロップした写真が下の写真。



             ASi533MC Proで撮影したM1


   以上のようにASi533MC Proでライブスタックするとアンプグローが全く出ないスタック像を得ることが出来た。

  それにしても、小兵のMAK127鏡筒の解像度はたいしたものである。




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