「ティール組織」という考え方が広まりつつあるらしい。
いったい何なのか、難しそうですが、なんとなくでも理解していこうと思います。
ティールというのは色の名前で青緑色を意味します。本書では、組織の進化形態が説明され、アメリカのインテグラル理論に基づき、組織をレッドやアンバー、オレンジ、グリーン、ティールと何色かに分類しています。
組織を色分けして分類するんだということがわかります。
ブラックでもホワイトでもない「ティール(teal)な会社」とは?
▲分かりやすくまとめられています
それぞれのカラーについて、とても分かりやすい画像がありましたので引用させていただきます。
なんとなく、理解できました。
「モチベーション3.0」もそうですが、こうやって分類されると分かりやすいです。
業種によって向き不向きがあり、目指すカラーはそれぞれかもしれませんが、Tealの『ボスのいない、自律的な組織。組織の目的も、集まったメンバーにより進化する。メンバーの生きがいをサポートする/しあう組織。』というのは魅力的です。
僕は、「アメとムチ(信賞必罰)」という考え方がきらいなのでOrangeではなく、GreenやTeal組織が合うのかもしれません。そういう組織を目指したい。
(なんでも管理したがる側の人間からしたらOrangeの組織のままでいたいでしょうね。)
「戦略一致、戦術対立の精神」という言葉もありますが、やはり、戦術(手段)ぐらいは押し付けられたものではなく、自分たちで考え納得したやり方で挑みたいもの。
目的を決めたら、本気で権限委譲を行い手段は現場に任せる、上司は口出しをしない。僕の場合、これだけで仕事が楽しくなる。モチベーションが上がればいずれ結果もついてくる。理想的すぎるかもしれませんが経験上これは事実。上司はただニコニコしてスタッフたちのやることを見守っていれば良い。そして、ボスのいない自律的な組織へ。
何の疑問も持たず、Orangeの組織のまま、そのやり方が正解とされた組織で、アメとムチによって、または、恐怖や脅しによって運営されている組織は、時代に取り残され、スタッフはどんどんもっと働きやすい組織へと移っていくのではないかなと思います。
そうならないためにも組織のまとめ役の方は、Green化、Teal化へと考え方を変えていってみてはいかがでしょうか。GreenやTealの考え方をもった人が昇進していくような組織は強くなることでしょう。
おしまい。