マダム愛の徒然日記　〜パリと私の”平凡？”な日々〜　フランスのプチ情報発信中　

学校バカンスだった
４月のある日

息子のテニスのスタージュが
モンパルナス駅で行われたので

送り迎え
毎日１日２往復していた私。



モンパルナス駅って
TGVの発着駅にもなっている

巨大な駅でして

我が家の実家のある
ブルターニュ地方も

ここから行くのですが

そんな大きな駅だからか
駅の前がバスターミナルになっていて

ここが始発のバス路線が
いくつもあるんですよ。



そんな
”始発”のバスに乗るには
どうしたら良い？

待っていたら良い？

って

違います、違います。

だってここはパリ
ゆるいの〜

大抵
乗りたいバスのバス停に行くと

すでにそのバスは停まっていて

ドアが開け放たれているけれど
運転手さんはいない。

って言う状態が多々。

そんな時は気にせず
乗って待っていれば良いのです。

いつか来ますから
運転手さんが。



そんな感じで
先日も普通に乗り込んで

バスの出発を
ただただ待っていたのですが

出発時間
１分くらい前になって

お、やっと運転手が来たな
と思ったのですが

彼の片手には
携帯電話

そう
誰かとお話し中。

でもって
そこから２分、３分、、、

出発時間を過ぎても
彼の電話は終わらず

待ちぼうけの私含む
乗客達。



でもね
ここはパリ

やっぱりゆるいの〜。

運転手がそんな風に
誰かと楽しく話していても

そのせいで
出発が数分遅れても

文句を言うような人は
誰もおりません。

あら
奥様と話しているのかしらね？

楽しい計画でも
しているのかしらね？

くらいの感じで

ただただぼーっと
車内でおりこうさんで待ってましたよ、私達。

こう言うゆるいの
良いよね。



東京時代

あんなに時間に追われて
カツカツしていた自分にとっては

ありえない感覚だけれども

これに慣れると

パリ暮らしはやめられないって思う。

だって

皆がこう言うふうに
広い心でゆったり相手を受け入れるって事は

自分がある程度
ダメなことをしても

許してもらえる？ってことだから

生きていて気が楽なのよー。



ただ
ひとつだけツッコミを入れさせてもらうと

しょっちゅうストを起こす
RATPの職員達よ。

こんなゆるい環境の職場で
”労働条件が悪いー！”と騒ぐのは

日本人からみると
それはもう
ジョークレベルだから

本当にいい加減にしてくれ。

と

ちょっと思ってしまう私に
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この緩さに慣れれるかが
パリ暮らしが出来るかにつながると思います。
ぽち　　　　　　　ぽち
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