マダム愛の徒然日記 〜パリと私の”平凡?”な日々〜 フランスのプチ情報発信中  コートダジュール     モナコ、ニース、カンヌetc...
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カンヌと私のプチ自慢。

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コートダジュールと言ったら
色々と有名な街があるけれど

日本人にも馴染みがある街の1つがこちら

カンヌ〜!

ではないでしょうか?

IMG_6859.jpg

そう、あの

”カンヌ映画祭”が開催される
南仏の街、ですね。

IMG_6871_202211021902354ee.jpg

今回の南仏旅行では
山攻めの予定だったので

特に海の街に行く気は無かったけれど

聞いてびっくり。
旦那君てばカンヌに行った事がない!
なんて言うものだから

ちょっと車を海沿いまで飛ばし
夕方にカンヌに行きましたよ〜。

IMG_6870.jpg

と言っても
この辺りの海岸沿いの街って

どこも超リゾートで

目の前にホテルとマンションが立ち並んでいて
けっこう似た雰囲気なんですけどね。

IMG_6863.jpg

でも

旦那くんの故郷であるブルターニュの場合は
まだ未開拓の海が多く

海の前も基本一軒家ばかりなので
風景がだいぶ違う。

そんな違いも楽しみながらの散歩です。

IMG_6864_2022110219023717b.jpg

でもって
あった、あった!

この建物!

目の前にあるパルムの葉のマークが目印のこちらは

これこそまさに
カンヌ映画祭の会場!

IMG_6856_20221102190242a15.jpg

けっこうあっさりとした建物で
そんなに大きくないんですよね。

ここに年に1度
世界中からセレブが集まるなんて

なんだか不思議な気すらする
質素な建物。

でも!
やっぱりレッドカーペットって言うのは
気分が盛り上がるよね。

IMG_6854.jpg

普段は
バリケードが設置されていて

レッドカーペットに近づくことはできないし
この日も無理だったけれど

実は私

このレッドカーペットの上
歩いた事があるんですよ〜。

人生の中のベスト3に入る
プチ自慢!

もちのろんで
招待されたわけじゃありません。

映画関係者でも
なんでもありません。

でも
なぜだかたまたま
15年近く前

一人でフランスをふらふら旅行していた時

パリで地図(当時はスマホなんて無かった!)を見ていたら

目の前に黒塗りの車が止まり
ムッシュが降りて来まして

君、道に迷っているの?
どこに行きたいの?と

聞いて来てくれた事があったのです。

どうみても金持ちそうな
品のあるおじさまだったので

普通に
”ここに行きたいのだけれども、、、、”
と返事をし

そこから少し会話がはずみ

そんなムッシュがこう言ったのですよ。

「僕は来週からカンヌなんだけれど
その翌週にパリに戻るから、食事でもどう?』って。

まあ、ナンパですよね、今思うと、普通に。

でも
若い愛ちゃんは
この言葉に敏感に反応!

「私も来週、カンヌ行くんですよー!」
と言うと

「それじゃ、来週、映画の祭典があるから
そこに招待してあげるよ!』と言われまして

本当に招待され
レッドカーペットを歩いたのですよ。

そう、このおじさま

とあるフランスの映画会社の
社長さんだったんですよー。

出会い運が良かったのです。



ドレスなんて持っているはずがないので
普通のワンピースでのレッドカーペットだったけれど

南仏で合流した友人と2人
最高の思い出に!

しかも目の前のグループは
オーシャンズ11だか12のメンバーで

ブラッドピットとかジョージクルーニー!
なんてこった〜〜〜〜!

IMG_6852_20221102190245b82.jpg

そんな地に
15年以上経った今

旦那君と息子と降り立った私。

なんか、感無量。だし

当時はまさか
自分がフランス人と結婚するなんて
微塵も思ってなかったな。

なんて

色々と感じるものがあったわー。



こんな感じで
私の中では色々と思い深い土地、カンヌ。

あの華やかな瞬間は
それはそれで気持ちが良かったけれど

でも

今こうして
家族と一緒に穏やかに散歩する時間は
それ以上に素敵な時間だな。

なんて

改めて感じた私に
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皆さん

南仏にある
グラースという街をご存知ですか?

こちらの別名は

”香水の街”

なんとフランス全土の2/3
世界の10%の香水の原料がここで作られているという

とっても有名な街なのですよ。

IMG_6810_20221101025828f85.jpg

この街に行って
まず何に驚いたかって

普通のどこにでもある
コンクリートで出来た味気ないパーキングに
車を止めたのだけれども

降りたとたん

良い香り〜!



そう
町中が香水の良い香りで溢れているのです。

IMG_6811.jpg

この街の中でも有名なのが
4つの香水博物館。

1つは国際香水博物館。
ここでは世界中の香水の歴史等が
全部学ぶ事ができるらしい。

でも
我が家みたいな子連れは
もっとカジュアルに

香水のメゾンが展開する方の博物館へ。

IMG_6832_20221101025822817.jpg

ここには香水で有名な

フラゴナール
モリナール
ガリマール


それぞれアトリエと工場を構えておりまして
訪問する事ができるのです。



しかも!
それぞれのメゾンでは
香水作り体験なんかも出来るんですよ〜。

IMG_6978_20221101025706449.jpg

今回
フラゴナールでは訪問&買物をしまして

モリナールでは工場見学と
さらに息子が香水作りに挑戦しました。

IMG_6972_20221101025712a34.jpg

フラゴナールの見学は
正直そんな大した事ない?感じだったけれど

やっぱりね
パッケージとかが激しくかわいいから

併設ショップがもうね、楽し過ぎる。

IMG_6836_202211010258228a8.jpg

どれもこれもかわいくて
全部欲しくなる。



でも
行ってよかったと思ったのは
断然モリナールの方!

IMG_6964_2022110102571759a.jpg

こちらのガイドさんが
本当に上手で

興味深い話をたくさんしてくれて
とっても勉強になったし

例えば
香水の敵は湿気と太陽と温度だから
洗面所に置いたら絶対にダメよ!とか

手首につけると擦れるから
匂いが劣化するからダメよ、

つけるなら肘の内側よ!

とか

今まで完全に勘違いしていた事を
一瞬で訂正されました。

IMG_6966_202211010257146eb.jpg

そして
何よりも良かったのが

子供の香水作り。

IMG_6981_20221101025703abe.jpg

これね
他の2つのアトリエではやってなかったんですよ。
なので消去法な感じでここで申し込んだのだけれども

結果、大正解!

IMG_6979_20221101025703fff.jpg

ガイドのお姉さんが
そのままアトリエをやってくれたのだけれども

とっても丁寧にわかりやすく説明してくれました。

しかも
これがかなり本格的!

まずは50種類くらいある香りから
好きなのを3〜4種類選ぶのです。

IMG_6980_202211010257033ef.jpg

それから
どれをメインにするか。

しかも
どんな種類のやつをメインにすると
香水が安定して混ざるか。

そんなのも勉強しながら
混ぜて行きます。

IMG_6990_202211010257000b5.jpg

そして
30mlボトルの香水が出来上がり〜。



息子くんが選んだ4つは
cotton
violet
cola
tangerine

爽やかな香りがメインで
私も大好きな香り。

IMG_6984_20221101025700552.jpg

そこにシールを貼って、、、

ママへのプレゼントが完成!

IMG_7008_202211010256575d8.jpg

わーい。



数日寝かせると
香りが落ち着くらしいけれど

数日どころか
母さんはこれを墓場まで持って生きたいわよ。

一生の宝物だわ〜!



こんな感じで
最高のグラース訪問ができた我が家。

川や洞窟でのワイルド体験も良いけれど
たまにはこんな風なアトリエも良いよね。

ちなみにこれらのメゾン
全てパリにもあり

子供向けのアトリエもやっているそうです。
もちろん大人向けも!

ぜひ次回パリにいらっしゃる時は
挑戦してみてはいかがでしょうか?

大人の場合は
ものすごい数の香りから選ばないとならないから

オリジナリティあふれたものができるの
間違いなしですよ〜!

私も次回友人がパリに来た際は
一緒に行こうと思っております。

IMG_6975.jpg

やっぱりフランス
香りの国だわ!


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コートダジュールは
もう何度も来た事がありまして

でも
息子くんにとっては
初めての南仏。

なので
彼が色々な体験を出来る様に
動き回っておりました。

その中の1つがこれ!

IMG_2912.jpg

凄く無い!?

そう
この辺りって
”洞窟”の宝庫なんですよ。

なのでこうやって
中に入って冒険ができるのです。



2年前
ロカマドゥールに行った時も
やっぱり洞窟がたくさんあって

とくにあちらには

レスコー洞窟とか
壁画が残っている洞窟もたくさんあって

そんなのを楽しんだのだけれども

このフランスの南の洞窟文化は
その土地の特徴
”石”
が作っている印象。

ほら、だって
日本の様に”土”が豊富な場所だと
不安定な洞窟が多くなるでしょ。

でもフランスの洞窟たちは
石たちが作った空間だから
安定してるんですよ。

IMG_2923_20221102180535c56.jpg

なので
その間を抜けて探検〜ができるのです。

IMG_2897_20221102180551e8a.jpg

旦那くんと息子が挑戦した
こちらの洞窟もしかり。

だってここ

誰もつきそいなんていないんですよ。

入り口で
はい、これ来てね。
みたいに渡されて

中、電気ないから
ヘルメットの電気つけてね。

落ちたら死ぬから
一応命綱みたいのつけておくから
これが取れない様なルートを辿ってね。

気をつけてね。

はい、いってらっしゃい!

と言われ

勝手に地中40mまで自分たちで降って
冒険開始なんですよ。

IMG_2893.jpg

しかもね、そのルート

”2時間”

途中でやめたくなっても
絶対に戻れません。

なぜなら命綱が取れない様になっているから。

1度入ったら
進むしかないのです。

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なんてこった!
一緒に行かなくてよかった!

IMG_2911.jpg

でも
こういった事を
とことん楽しめるのがうちの男性陣。

私なら
間違いなく悲鳴をあげるであろう
”コウモリ”との遭遇も

やったー!と
大盛り上がりだったらしいし

一番深い場所までついた時
記念に2人そろって電気を消して

1cm先すら見えない暗闇を
ひっそりと楽しんだらしい。

IMG_2910_202211021805462c8.jpg

ある意味、マゾだな。
マゾコンビ。

こんなのお金もらっても
やりたくないよ、私。

IMG_2914.jpg

もし南仏に行く予定がある方で
普段とはちょっと違う楽しみ方がしたい方

こう言う洞窟に行って見るのも良いかもですよ〜。

今回伺ったのは
こちらです。



Via Souterrata

一応8歳から参加OKなので
大人は余裕!な、はず、、、うん、そのはず。

私みたいな
へやちょこじゃない限り。

IMG_2915_20221102180539f7d.jpg

とにもかくにも
こんな感じで昼は楽しみ

夜はテラスでピザやお肉を焼いて楽しみ

IMG_6710_20221025040905646.jpg

と言う

ワイルドな時間の過ごし方をした私たち。

南仏といえば
セレブたちが集まるビーチが有名で

皆が優雅にクルーザーとかで
ゴロゴロする場所なのに

えらい違うな。我が家。

vacancebateau.jpeg

でも
とにかく

留守番しながら
テラスでのんびりしている私も含め

家族全員
これで最高に楽しんでいるから

ぜんぜんありね〜。

むしろ最高だわ!と
満場一致で思っている我が家に

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