マダム愛の徒然日記 〜パリと私の”平凡?”な日々〜 フランスのプチ情報発信中  パリから日帰り旅行
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TGV問題。

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復活祭の連休を
レンヌの実家で過ごした後

仕事があるからと
火曜の早朝のTGVでパリに戻った旦那君。

私はのんびり実家で
ランチをし

そのまま義両親の家で
2週間弱のバカンスを過ごす息子と

別れを惜しんでからの出発です。



さー!
私も帰るぞ!と

旦那君の分の荷物をかかえ
レンヌ駅に行きますと

あれれれ?

なんだか様子がおかしいぞ。

image3_20190427185128425.jpeg 

画面を見ながら
呆然としている人が多々。



交通運の無い女は
ここでピンと来たね。

こりゃ
私が乗る予定の電車に
何か起きたに違いない。と。



彼らに紛れ
画面を覗き込んでみると

ほーら、思った通り。
40分遅れるって書いてある。



こんな時は
ジタバタしても仕方がない。

もう
のんびりと待つしかない。

エレベーター前にあった
15cmほどの高さのコンクリートに腰掛けた私。

image1_20190427185131656.jpeg 

乗り物運が常に悪く
3月に飛行機に置いて行かれたばかりの私。

これくらいの事では
何も感じませんよ。

はっは。



でも
さすがに遅延予定分の40分が過ぎても
何の情報も更新されず

自分が乗る予定の電車の名前が
画面から消えた時は

ちょっと焦ったわ。

え?
そんな事がありうるのって?

あるんですねー。

実はこれ
以前もありまして

実際に
乗る予定だった電車が
来なくなった事があるのよね。

その時は席がなくても次の電車に乗って
帰るしかないと言われ

立ちながら帰ったんだった。

image2_201904271851296e4.jpeg   

よし、それなら
次のパリ行きの電車を調べようかね、と

重い腰をあげ
画面に向かおうとした時

出た!
私の乗る予定の電車の名前が画面に出た!

5番ホームから出発と出た!

ああ、よかった〜



って。

結局1時間以上待たされて
喜んでいる私って

どんだけ大変な
パリ生活を送ってるんだ。



1時間5分遅れで出発した
私の電車。

でもね
これ

案外ラッキー。

なぜならフランスのTGV

1時間以上遅れると
お詫びとしてお金が戻る仕組みになっているのです。

なのでまあ
中途半端に40分待たされて帰るより

1時間5分の方が良いわけです。



でも実際

私の乗った電車は
いつもよりも飛ばしてパリに帰り

到着したのは
予定よりも58分遅れ。

オフィシャルなHPで確認したら
50分遅れとの表示。

やればできるんじゃないか!
それなら普段から頑張れ!

 

こんな感じで
けっこうな頻度でトラブルが発生する
フランスのTGV

ご利用予定の方は
お気をつけくださいませ。

こんな私の体験談が
少しでも皆様のお役にたてば本望です。

でも、この日遅延したのは
この電車だけだったので

そこまで頻繁に問題が起きるわけではないですよ。

念のため〜。

と言う

私のブログのせいで
いつも問題がある様に感じる
フランスの交通機関ですが

実は私の運が悪いだけで
実際はそんなに起きていないかもな。

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このクリスマス

前々から絶対に行きたい!と熱望していた
ヴォー・ル・ヴィコント城へ

行ってまいりましたよ〜。

image1_20190117054646677.jpeg 
(Vaux le vicomte城のHPはこちら)

こちら

パリの郊外にある
気軽にいけるお城としては

ヴェルサイユ宮殿や
フォンテーヌブローに比べ

ちょっと知名度は低いけれど

ここ数年で
その人気がグングンと上がって来ておりまして

フランスに来たらはずせない
そんなスポットになりつつあるんです。

image3_20190117054643c61.jpeg 

個人所有の、、、
要は、腸がつくほどの大金持ち一族の所有で

彼らがここ数年前から
一気に色々な戦略をはじめ

訪れる人が楽しめる様なイベントを随時開催。

それが功を奏して
どんどんと人気が上がっている様です。

image2_2019011705464520e.jpeg 

それは例えば

キャンドルディナーだったり
花火大会だったり

etc etc

でもってもちろん
クリスマスの時期はと言いますと

城中がクリスマスデコレーションで飾られて
キラキラもキラキラ

お城全体がとんでもなく美しくなるのですよ。

image5_2019011705464059f.jpeg 

それぞれの部屋が
クリスマス仕様になっていて

素敵すぎるツリーが飾られていたりして

image4_2019011705464103f.jpeg 

もう、そのセンスの良さに脱帽。

image6_2019011705463826e.jpeg 

我が家もこんな風にツリーを飾りたい!と
思わずにはいられません。

image9_2019011705463596a.jpeg 

って、写真だとわかりにくいかな。

2014年のだけれども
クリスマスの動画があったので

ぜひ〜。




美しすぎるゴージャスな部屋に
美しすぎるゴージャスなツリーは

本当にため息ものだったわ〜。

image11_201901170546336a5.jpeg 

じゃあ、実際、住む?って言われたら
絶対に落ち着かないけどね。

ヒッキーな女な私は
広い空間は苦手なのだー。

ふふ。



クリスマスデコレーション中だったので

イルミネーション狙いで
夕方に訪れたし

部屋は特別デコレーションになっていて
いつもと姿が違っていたので

このお城の本来の姿を見る事が出来なかったけれど

このお城がどれほど素晴らしいかは
歴史が証明しております。

と言うのは

このお城を建てたニコラ・フーケは
ルイ14世の大蔵卿だったのですが

このお城があまりに素晴らしかったので
ルイ14世はヤキモチを焼き

彼を失脚させたとも言われているのです。

そしてさらには

このお城の設計に携わった
当時の才能ある有名な芸術家たち

建築家の ル・ヴォー
画家の ル・ブラン
造園家の ル・ノートル

ルイ14世は
彼らをまるまる雇って

ベルサイユ宮殿を設計させたそうなのです。

そう
ベルサイユ宮殿の元になったお城
ってわけなのですね。

この事からも
このお城の素晴らしさがわかっていただけるかと〜。



パリから1時間以内で行ける
こちらのシャトー。

ファミリー向けのイベントも
多くやっていて

今回のクリスマスイベントはもちろん

中世の騎士やお姫様の衣装を来て
お城を探索したり

地下牢を冒険したり

子供も楽しめるイベントが盛りだくさん。

今回は冬だったけれど
また春になったら行きたいな。

そう思えたお城だったのでした。

パリから日帰りでどこか行きたいな〜と思っている方に
間違いなくお勧めできる

そんなシャトーですよ〜

いやしかし

フランスって本当に
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中世そのままの街、トロワ。

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フランスがクリスマスモードになったある日
ちょっとプチ旅行でもしようじゃないかと思い立ち

前日に急遽ホテルを予約し
向かったのが

パリから車で2時間強
電車で日帰りも可能な地方都市

トロワ
(Toryes)

と言う街。

image9_20190115063218697.jpeg  

シャンパーニュ地方ではあるけれど

シャンパンの生産で有名な
ランスやエペルネから離れた場所にある街でして

でも
もともとクロヴィス1世王が
484年にこのエリアを制服した時に

”シャンパーニュ(当時はカンパニア)”
と名付けたと言われている

元祖
”シャンパーニュ”
の場所なのですね。



こちらの街

中世に
北ヨーロッパと地中海を結ぶ
中心都市として栄えた街。

でも
何がすごいって

街がその時のまんまなのですよー。

ええ。中世のまんまなのですよー。

そう、よく
メルヘンな小説やジブリの世界に出てくる
あの木組みの建物なのです。

image1_20190115063229869.jpeg 

これはフランスでは
珍しくありませんでして

例えばアルザス地方なんかに行けば
カラフルな木組みの家が並んでいるし

旦那君の実家のあるレンヌにも
一部にこんな街並みがあるけれど

rennes5.jpg 
レンヌ

このトロワの街でビックリだったのが

こう言った建物が一部のエリアだけでなく
街全体が当たり前の様にこんな感じだった事。

小道を抜けても抜けても
中世な街並みで

しかも

当時の栄光で大きな街を作ったけれど
今となっては勢力を失ってしまっているからか

観光地として
派手に整備されていなくて

おいおい、大丈夫か?
崩れて来るんじゃないのか?な建物も多く

image7_20190115063220764.jpeg 

いや、実際
ギリギリでどうにか建っている?

image2_20190115063227cf1.jpeg 

いやいや

むしろこれは
壊れちゃってるよね?

支える柱が無いと
きっと崩れて来るんだよね?

image3_201901150632268ca.jpeg 

的な建物ばかりで

メルヘンと言うよりかは
本当に当時の世界に迷い込んでしまった!?と

そんな風に体感出来る街になっているのです。

フランス人の旦那君ですら
この街の古さには相当驚かされておりました。

IMG_5392_2019011517441878c.jpg 

街の中に
Ruelle des Chat(猫小路)
と言う場所があるのだけれど

image4_20190115063225960.jpeg 

この名前の由来って

猫達が簡単に行き交うことが出来るくらい
建物が近くに建っている。

と言うことらしいけれど

上を見ると

えっと、おいおい。

これって猫が行き交うと言うか

ほぼくっついちゃっているよね?

image6_20190115063221b1e.jpeg 

名付けられた当時よりも
家が傾いてきているからか?

この小路がいったいいつまで通行できるのか?
いつか閉鎖しちゃうんではないか?

いや、今かもよ。
今すぐ崩れてきちゃうかもよ!

なんて言いながらも
勇敢に歩く男子達〜。

image5_201901150632234ad.jpeg 

単なる道なのに
なんだか冒険感があって

それはそれで楽しかったわー。



こちらのトロワの街
パリの東駅から1時間半で行ける

パリからの日帰りスポット。

フランスの
整備された美しすぎる街達に飽きている人は
足を運ぶ価値がありますよー。

小さな街なのに
素敵な大聖堂がたくさんあるのも
これまた魅力的だし

image8_201901150632209c3.jpeg 

さらにトロワの街は
シャンパーニュ地方1番の美食の街とも
言われていて

レストランもたくさんあるし

日帰り旅行
楽しめると思いますよ〜。

と言う
今日は地方都市の紹介でした!

で締めさせて頂く私に
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