Himmelsfahtというキリスト教の祝日ですが、ドイツの父の日でもあります。
母の日は日本と同じなのに、父の日は違うんですよね。
先日、一緒に絵を描く予定だった職場の受付のベトナム人のおばちゃんでしたが、病欠で来れず一人で行きました。
またリベンジしようと言ってたけど、参加費もそこそこするし、お手本を見てみんなで同じ絵を描くのはおばちゃんの性に合わないということで、
「家で一緒に描こうよ！！」
ということに。
キャンバスや絵の具は用意してくれると言うので、手ぶらで遊びに行ってきました。
日本人の家に行くときは手土産下げて行くのにね。笑
本当は駅で何か買っていこうと思ったんだけど、イマイチだったので思い切って手ぶらで。おばちゃんなら許してくれるはず！！笑
家について、まずいきなりお昼ごはんをご馳走になりました。
さすがはベトナム人。
汁なしのフォー。これが美味しいのよねー。
サラダや香草がたっぷり入ってて、ヘルシー。
香草はおばちゃんがベランダで育ててるのを使ってるから、フレッシュで本当に美味しい！！
ペロッとガッツリ食べて、早速お絵かき開始。
私も絵を描いたりするのは好きなんだけど、センスもインスピレーションもないから模写しかできない。
予め用意してきたお手本を片手に描きます。
しかも鉛筆で下絵を描いてからね。
おばちゃんは芸術家気質なので、いきなりキャンバスに筆を走らせます。
チャチャチャっと描き上げたのがこちら。
ぽい！ぽい！すでにぽい！笑
ちょっとモネみたいなタッチでいい感じ！！
もう描き終わっちゃったよと思ったら、
「これはまだ背景。」
え？これが背景？
まだ完成形じゃないの？
ここからが長かった。笑
花を足したり、葉っぱを足したり、光を足したり、絵の具をちょっと取ってみたり、足してみたり。
色々試してるうちにおばちゃんすっかり迷子。笑
「初めの状態が一番良かった…」
といいながら試行錯誤を続けます。
その間に私が描き終わりました。
前回のArt Night同様Banksyの作品の模写です。
それではご覧ください。
やっぱりパンダ(；´Д｀)
前の携帯カバーのイラストがこれだったんだけど、Banksyだったのねー。
色とりどりのおばちゃんの作品に比べて実にシンプル。
いいんです。私はこういうのが好きなんです。
足したり、引いたりしながら最終的に出来上がったおばちゃんの作品がこちら。
初めの面影すらない。笑
でも立体的で、油絵みたいでいい感じ！！
手を加えなければよかったと散々後悔していたおばちゃんも、段々「悪くないかも」と言い出して、最終的には気に入ってました。
そして、まだお絵かきは続きます。
おばちゃんが一作目を仕上げてる間に2作目に取り掛かった私。
今回も模写です。
でもさっきよりは色を使ってカラフルに仕上げました。
私の2作目がこちらです。
またクマかい！！笑
どんだけ小太りな熊が好きなんだ(；´∀｀)
今度はClassic Pooh。
風船は適当に自分で描きました。
下の青い部分もArt Nightで習った技法を使って。
（技法ってほどのものじゃないけど。）
ほんと私の絵ってつまらないよねー。
全く芸術性を感じない。
中学の時、これでも美術部だったんですが私が初めて描いた油絵を見て先生が
「まるで、水彩画のような油絵だね」
って。
だったら水彩絵の具でよかったじゃん(；´Д｀)
あの芸術的な味のある絵は私には描けませんでした。
おばちゃんも一作目を仕上げ、2作目に取り掛かります。
今度はやりすぎないように、慎重に。
それでもまたまた白過ぎたり、暗すぎたりを繰り返し、めっちゃ時間をかけて描きあげたのがこちら。
すごい！すごい！
今回のはかなりいい感じ！！
今回はおばちゃんもお手本を見ながら、アレンジを加えながらでしたが、本人も大満足。
お互いの絵を並べて記念撮影。
二人のタッチの違い(；´Д｀)
私の絵、絵の具で描く必要ある？
これならパソコンにタッチペンで描けばいいじゃんって感じですよね。笑
でもすごい集中して描いて楽しかった！！
またやりたい！！
おばちゃんも一人じゃつまらないし、またやろねって。
昨日ちょっと凹んでたから、お絵かきはいい気分転換になりました。
何かに没頭できるっていいよねー。
絵を描き終わったあとは、外にご飯を食べに行きました。
おばちゃんはデュッセルドルフではなく、隣町のラティンゲンに住んでいます。
街を歩いたのはほぼ初めてだったんですが、思ってたよりも素敵な街でした。
何なら、デュッセルドルフより好きかも…(；´∀｀)
マルクト広場でビールとシュニッツェル。
朝からずっと天気悪かったんだけど、この時から運良く晴れてきて、気持ちが良かったです。
明日一日働いたらまた週末。行きたくないけど、頑張ろー。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
FBの「いいね」みたいな感じに
気軽に「拍手」してもらえると嬉しいです。
時々、これ読んでくれてる人いるのかな？って
不安になる、実は寂しがり屋な独女(；´∀｀)
