八月九日の「オードリーのANN」冒頭、若林が軽くプロレス話をしてました。西武ドームに仕事で行けない、という話から中邑の話に。
若林:中邑選手の2005年くらいまでのDVDをこないだ見て、下積みからレスリングで出てきて10年くらいかけてやっとブレイクして、っていうのが芸人と似てるな~と思って見てたんだけど
春日:うん
若林:最近TV見てたらロン毛で半分刈り上げてプルプルしてんのよ。それがそれまでのDVDでの姿とつながらなくて、だってそれまでは真面目な、ストロングスタイルだったから。
春日:ああ、確かに
若林:プロレスファンって凄いよな、ああいうのも自分なりにスタンス決めて受け取るわけでしょ、お笑いだと言われるじゃん、キャラ変えたみたいな
春日:うん。
若林:徐々に受け入れていくんだろうね。プロレスのファンの人っていろんなことに見方を応用してるんだろうな。プロレス以外の色んなこともこうやって見れることになるんだろうね。
春日:まあ「何だよ」って思う人も居るだろうけどね。
若林:中邑選手は今、いきなりエガちゃんみたいに・・・刺激を求めてるらしくて、ちょっと前まではボマイエ(しゃがんでる相手に走りこんでの膝蹴り)の前に普通に走ってたんだけど、今やエガちゃんみたいに、タコ踊りしながらブルブルしてから走り出すのよ。段々キャラが固まってくるんだけどさ。
春日:うんうん、エスカレートしていくよね。そういうもんよ。飯塚選手とかも「えー!」みたいなさ。すごい爽やかなベビーフェイスだったのに、今スキンヘッドかなんかでしょう。
若林:受け取るファンの人も凄いし、キャラクター見つけていくプロレスラーの人も凄いよね
オードリー自身もコンビ名変えたりボケとツッコミ変えてみたりと色々紆余曲折を経て今の形になっているので、共感する部分があるんでしょう。
私も中邑がヒールユニットに入っておかしな感じになって来たときには「この人は何目指してるんだろ」と思ってましたが、今こうなって見ると、振り切ったキャラクターに引き付けられるものがあります。
ただ、中邑自身のプロレスへの考え方、格闘技を一度通過してプロレスに戻り、今のキャラクターになってきたという歴史があるので、きちんとキャラクターに今の人格が乗っかっているのも感じます。だから見ていられるんだろうと思います。にじみ出て来るというか。それはオードリーも一緒なんでしょう。
プロレスとお笑いを絡めて話してくれる若林のプロレス話は面白いので、もう少しの間プロレスにハマってラジオで話してほしいものです。
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