田舎暮らし通信　『むらまつ』

トリックアートを見に行った。


駐車場に車を止めた時からトリックが始まる。
建物自体がいかにもトリックくさい。
ワイドレンズのため階段が歪んで写っているが、これは実際歪んではいないのだがそれよりそこには階段や石垣はないのだ、また左奥の回廊はパネルに描いてある？
一番のトリックは、この建物に窓は一つもないのだ。






これらの絵は手で触ってみるとすべて平らな壁で額縁もなければ凹凸は全然ない。
本物の照明と描かれた影がくせ者。


これも触ってみると単に平らな壁、そこに煉瓦様の凹凸もドアもない。


1枚の絵を左から見ると・・・・


右から見ると・・・・


ものすごくリアルな額縁・・・・触ってみるとなんと本物、逆を突かれた。

まだまだ沢山あるが、載せるときりがないがとにかく目の錯覚と、遠近法、色の重ね方と、照明等々を駆使したトリック、よく考えたものだと感心しきりだった。
そしてこんなトリックの中に一つだけ本物があると、そちらのほうが騙される。
人間の脳はいい加減、でも楽しかった。

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