お客さんではない?
隣の姉が「せっかく植えたスナックエンドウをキジに食べられてしまった、お客さんどころではない」と怒っていた。
今日は裏庭に大きな狸も来ていた。これもお客さんではないのかなあ?
避難所にペットを持ち込むことは賛否両論が沢山報じられている。ペットを飼っている人にとっては家族の一員であり当然のこと、しかしペットを嫌いな人にとってはとんでもない迷惑でトラブルも発生している。昨年8月に愛犬「ころ」を亡くしたわが身にとってはペットと一緒に暮らせることを望まずにはいられない。昨日新潟のボランティア団体が被災地の迷子犬を保護していることを知り、電話で一匹でも多く保護してほしいとお願いし、些少ではあるが旅費の足しにと家内と1万円づつ出し合ってカンパした。(「ころ」の供養にもなるのではとも思って)
下のような写真を見るとホッとする。
新潟では早くから避難所にペットスペースを作り好評を得ている。
下記にその記事の一部を載せる。
避難はペット同伴で県などがフード提供し健康相談も= 新潟
避難所では犬を入れるケージやペットフードなどの提供もあり、飼い主とペットが同じ空間で過ごすことができる=新潟市体育館
新潟県内の避難所には福島県を中心に約5600人が避難しているが、ペットの同伴も目
立つ。県などが立ち上げた動物救済本部も「飼い主の精神的な支えになる」として飼い主
にペット同伴を勧めており、必要なケージやペットフードの提供、獣医師らによる健康相
談の実施など、積極的な支援を行っている。
「ありがたい。ここまでしてもらえるとは思わなかった」。新潟市の避難所となっている市
体育館で、16歳になる愛犬チッチの頭をなでながら、福島県浪江町から避難してきた宍
戸光雄さん(55)は語った。
チッチは体育館入り口近くに寝る場所となるケージが与えられ、首輪につなぐリード、万
一逃げ出した際の迷子札も提供された。ペットフードも受け取った。
宍戸さんが避難してきたのは3月15日。「うるさくしては迷惑」と車に置いていたが、周
囲から「かわいそうだよ」と勧められ、今月5日に避難所に連れてきた。ペットフードの
缶詰にご飯を混ぜて与えると、落ちていた食欲も戻り、心配していたむだ鳴きもなく、お
となしく避難所暮らしに溶け込んだ。
県によると、避難してきたペットは犬猫を中心に最大約200頭。県内では近年、中越地
震と中越沖地震を経験し、避難所では飼い主とペットが一緒に暮らす環境を整えようとい
う動きが定着。避難生活が長期化する見通しとなった3月18日には県と新潟市、県獣医
師会、県動物愛護協会が動物救済本部を発足した。
これまで避難してきたペットに県などが備蓄していたペットフードを供出したほか、日本
ペットフード協会などが支援物資を提供。獣医師や動物愛護協会、行政がチームを組んで
避難所を訪問し、飼い主にアドバイスなどを送っている。
県生活衛生課動物愛護衛生係の白井和也係長は「ペットと散歩したり触れ合える時間は、
一時でも避難生活のつらさを忘れさせてくれる。ペットも飼い主と離れるのはストレス。
避難生活がいつまで続くか分からないが、引き続き一緒に暮らせるようにしたい」と話し
ている。