はあちゃんの朝は早いのです。
だいたい４時半頃起きて、温かいご飯を食べます。そして７時に輸液。

「私、ママから、もう４００回くらい背中に針を刺されてるのよ・・・」


背中にはかさぶたができています。
かわいそうなので３６時間おきの投与を試みました。
おしっこの量に影響はないけれど食欲が少し落ちたようで元に戻しました。

「目がうるっとしててか弱そうでしょ？実はすごく元気なの。カメラが嫌いなだけ」




冷えてくると富士山がきれいに見えるようになります。
今年はさんざんな年になってるけど、ちゃんと季節はめぐってるんだなぁ。

なんと一年もほったらかしのブログ。今年も変な天候続きでしたね。




コロナ禍前、とある家の断捨離をしました。足の踏み場もない家が蘇りました。

↑床が出て来て希望が見えた頃。　　　　　　　　　　　　　　　↑最終形態


コロナで自粛中、支えになったのはこの写真（２次使用すみません）
「家にいろ！」ｂｙジーン・シモンズ　　　「はい、そうします」





さて、肝心のはあちぁんは・・・。毎朝の輸液も一年以上続いています。
私は目をつぶっても的確に針をさせるまでになり。（ちゃんと開けています）





数値も高めながら安定。気高く猫らしく生きています。

毎日、消費するご飯より買って来るご飯の方が多いのでこの通り。
先週より増えています。ちょっとしたショップ並み・充実の品揃え？






ほんの一口でも食べてくれれば安心します。

　　　　　　　　　　　　「ママったらバカねぇ・・・」





はあちゃんのお目覚めは早いのです。今日はきれいな朝焼けが見られました。






ありがとう。

はあちゃんのご飯のラインナップ。
少しでも自力で食べてくれると嬉しくてまとめ買いに走りますが、
翌日はプィっとなることが多いのです。




毎日の輸液で背中の皮が固くなり、全力でブスリと刺すこの頃。
一瞬、飛び上がりますが受け入れてくれます。本当にありがたいです。







はあちゃんは去年の５月に慢性腎不全（ステージ２）が発覚。
ラプロスとネフガードと処方食で頑張ってきましたが今年の８月に悪化。
自宅輸液を開始。毎日１２０ｍｌを一週間続けて数値の改善が見られたので
輸液を一日おき１５０ｍｌに変更してもらいました。
２週間後、BUNは悪化し測定不能になり即入院させ静脈点滴をしてもらいましたが
改善は見られず。
お医者様から
「お母様の意向で自宅輸液を減らした結果です」と言われ、
退院後は毎日４００mlの自宅輸液をするように指導を受けました。
もうその頃私は自宅輸液が得意に（？）になっていましたが一日４００mlと言うのが
ひっかかり（胸水、腹水の心配）セカンドオピニオンを受けました。

そのお医者様は
「輸液は本人が辛そうならできる量だけでOK。
ご飯も処方食じゃなくても何でも食べられるものをあげてください。
うちはあまり頻繁に検査はしません。
この腎臓でここまでよく頑張りました。猫の幸せを第一に考えてください。」と。

それから私は、はあちゃんのご飯ジプシーに。
でもそれは楽しい奔走です。
栄養のある処方食を強制給餌した後は、ご褒美になんでもあげています。
医学的見地からは良くないかもしれませんが、このやり方で、はあちゃんは
食べる意欲がわいて、落ち着いて過ごせています。

ストイックになり薬漬け、検査漬けにさせてしまったちゃあちゃんの後悔もあり、
はあちゃんは、最後まではあちゃんらしく生きさせてあげたいです。

自宅輸液や強制給餌で苦しんでいる飼い主さんは多いと思います。
大丈夫です。人間も猫も慣れていきます。
こんなビビリなはあちゃんもヘタレな飼い主でもどうにか毎日過ごしてますよ。

今年初めての更新になります。もう秋でしょ～




はあちゃんは一人っ子暮らしを満喫していましたが。




夏に腎臓数値が悪くなり入退院を繰り返し。




今は自宅で毎日輸液をして、薬を飲み、穏やかに過ごしています。
体重、輸液、摂取カロリー、おしっこ量の計測で一日が暮れるけど幸せ