本日のコラム エコとエゴ
2013/ 05/ 15何でプリウス乗りは運転がヘタなのか? の続き。
まとめです。
母体数が多いから。印象に残りやすいから。
というのは勿論一理ある。
とはいえ、それを差し引いたとしても
分布がここまで偏るのは尋常ではない。
プリウスを購入するような層や世代に
問題があるのでしょうか‥?
あるんでしょうけど、ここで私は
ハイブリッド車の売りであるエコという単語に着目する。
「エコ」という言葉が世に出始めた頃から
私は一貫して反エコ派だ。
自分の身の丈に合わせた行動を心掛ければそれで済むものを
何故わざわざ「地球のため」だの「環境保護」だの
ご大層なことを口にしたがるのか。
※市場を活性化させる意味では、秀逸なコピーであると認めざるを得ないけれども
「やらない善よりやる偽善」
なんて都合のいい言葉もありますが、それさえ嘘。
エコの正体は 醜い自己愛 に他ならない。
周囲との関わりを一切遮断し、自分の都合を最優先させる ―
それが彼らにとってのエコです。
過言でなくそう言い切れるのは、
日頃のプリウスの運転マナーが証明してくれています。
結局、「エコに関心のある自分」「エコを実践する自分」
というステータスが欲しかっただけなんでしょうね。
地球環境どころか、半径5m以内にさえ注意を払わないんだから
そりゃあ運転は下手だし危険でしょうよ、というお話。
昔に較べて、「何をどうすればそうなるんだ?」みたいな
ダイナミックな交通事故が確実に増えた。
旅に出れば、一度は大破した車を見かけるし。
一方こちらは、あれだけ日本を駆け回って無事故をキープ。
急ブレーキを踏むような事態にも遭遇してない。
日頃の反省と研究、自己研鑽の賜物だと信じたい。
路上に散らばるエゴを、反面教師にできるかどうかです。
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