フェローズ/CCマスターズ/N-2B - フライトジャケット・ミリタリー
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PHERROW'S/フェローズの志村さんはリアルマッコイズの草創期に絡むメンバーで、でも90年に離脱。これに関してはナイロンフライトジャケットをやりたかった志村さんが当時の旧マッコイ社長櫻井氏とFJ生産責任者となった石塚氏(FEW)と対立し、リアルマッコイズはナイロンFJは作らないって公言/口約束の元に離脱独立してフェローズを立ち上げる(91)に至ったのだったかと。まぁその前に志村さん企画のアロハか何だったっけか?が大コケして、ってな事情もあったようにも聞いたような覚えが・・・
で、志村さんが始めて/初めて作った確か数百/300着?のL2-A(MOD)!!??
 ~なんて当時は資料情報が少なく、勿論実はMODじゃなくAERO MEDICAL LABORATORY TEST SAMPLE”のことだったのですが、(なので先一昨年フェローズの20周年記念モデルのL2-Aも敢えてわざと“ (MOD) ”にしたのはその洒落な訳デス♪)それが売れ。続くMA-1L-2もヒットして一躍ナイロンFJならフェローズ!と嘗ては結構な暫くの間、高評価を以て通説化しておりました。オイラなんかは完全に刷り込まれちゃっていますw
ところがとんでもないことに!この成功を目の当たりにした旧マッコイ櫻井氏らは東洋シュガーケーンと組んで即座の93年にバズリクソンズを立ち上げるのだから非道いよねえw。
 
さて、確か2001年にフェローズCCマスターズが初リリースしたN-2Bです。
 

 

 
大戦後比較的新しめのナイロンFJが不得手なオイラ、特に“N-3B”はフライトジャケットじゃなく地上兵士用の白タグの“パーカー”ってイメージが強くあって、
N-2N-3B系には手を出すことはないとずっと思っていたのですがとうとう・・・w
オイラ初N-2N-3B系にしてなんと初CCマスターズのフライトジャケットです!
 
ちょいと昔の5年位は前になりますかねぇ~、猫も杓子も世のおねえちゃん達も、ホスト系にちょいヤンキー入った若いお兄ちゃん達もこぞって皆んながリプロダクトされたN-2N-3B着ちゃってぞろぞろと街を闊歩してましたよねっ()
ようやくやっとあの異常な流行りの残党共も姿を消し。
何を今更それぇ!ダサぁっ!って風に見られそうにやっとなった巷の雰囲気に、ようやく正統派フライトジャケットファンの満を持してのN-2Bデビューの好期を見付けたり!とw、
フードを割って肩に垂らすと流石にまだダサく痛いかもなんですがw、ちゃんとジップ上げてフードのまま背へなら結構渋くて格好良いと思うのですが如何なもんでしょうか~~w?
 

 

 
でもね、ハンガーに掛けて壁に掛けとく際にはフードは割った方が良さそうで・・・、すると何とも驚いたことに!キング・オブ・フライトジャケットのB-3よりもある種存在感が在りゴージャスでw、並べてもそんなには見劣りしないとはw!こいつは今まで喰わず嫌いの大発見でしたねぇ~っ!!
 
コイツ実名復刻ではなくCC MASTERSネームなのですがN-2Bとして唯一ラベルに“Flying”の表記がある黒タグ、ローレンスポーツウエア社の発注番号
AF33(602)8586 の復刻レプの様ですね、
 

 
オイラ詳しくないのですが本気の復刻でディティールはかなり忠実に再現されているように思えます。セージグリーンがややシルバーグレー寄りな色味の感じは使い込まれた実物の経年色、または或る個体の再現なのでしょうか?
 
フロントジップはワイヤー引手で、シガーポケットの奴と共に勿論フェーローズのオリジナル(フェローズのブランドアイコンたる架空の人物Lucky Pherrowラッキー・フェロー氏が設立ってなw)CONNECT社/コネクト製です。
↓見辛いですがスライダーに細くヘアラインでCONNECTと入っています。

 
ところで、N-2シリーズで注意しなきゃいけないのがポケットでして!此奴等はその構造が実は二重に為っていて、当然普通にポケットにも成っていますが、

 
その陰には貫通した開口部が併設されていて中に着込んだセットアップカバーオールのポケットと位置揃えが計算されていてそっちのポケットに仕舞い込んだ物も容易に出し入れ出来るってな寸法!

 
確かにアメカジ野郎が街中で着て歩くにも手を深くぶち込んで手探りすればインナーのポケットが使えもしますがそれ以上にポケットに物を仕舞う際に間違って開口部へ入れてしまって外へと落とし紛失って危険性の方が高いので要注意なのです!!
このギミックは狭いコックピット内で動きが制限されるパイロット達の為に考案されたモノで在って、搭乗員用N-3系には無いんですよね~。
 
これぞフェローズらしいってなシルエットのアレンジは若干着丈の短さ詰った感じが強調され、また見頃も随分とタイト化されているのかな?対しアームホールの太さはそのままって感じですかねぇ。
 
個人的主観で出来としての感想は悪くない。この個体の本物コヨーテファーの色味と毛のフワフワツンツンとした立ち上がりとボリューム感はなかなか良いし♪
当時定価がほほうなるほど税込61950円かぁ、
 
ただ物足りなさってか好みなのだろうけれどフード内のナイロンボアがバズなんかと比べて細かくなく玉感ってかモサモサした感じは否めませんね~、でもこの辺りはどこのだってN-2N-2Aの本物羊毛ムートンにはどうしても見劣りしちゃいますしねw、やっぱマッコイの茶ムートンのN-2Aとかがオイラにはツボで格好良いかなぁ~。
 
あとどうしても謎なのがここまでやってのオーダーナンバーまでそのままなのにミルスペックナンバーMIL-J-6278Bの最後のBだけ抜けてまるでN-2Aみたいなことになっちゃっているのだろうか?
実はなにかしらどこかしらMIL-J-6278(N-2A)MIL-J-6278A~Eのディティールも取り入れているのかな?実名復刻じゃなくCC MASTERSネームなんだから本物と間違わないようになんて配慮なんて余計なお世話もあり得ないしw、
どうも意図がナイロン系FJ疎いオイラなんかにゃぁ見えてこないんだよなぁ?
 
今でも確かフェローズはデカールキットとして熱転写インシグニアは下げ札と一緒に別パッケージで付属する方式を採っているのですが、コイツにはAFマークデカールは付いて無し!。まぁこのままでもいいのですが多少でも安価ファッションブランド物と勘違いされ難くなるように本気度解り易くインシグニアはちょっぴり欲しかったりもします、ってもフード割り拡げれば隠れちゃうんだけどねっw
 
派手派手なパッチカスタムやペイントは苦手で要らないのだけれど、此奴には確か同時期に発売されたCC MASTERSN-3Bアラスカポーラベアーパッチカスタムなんかもあって、志村さんの抜群な筆致の画風の可愛らしい白熊でアレ付けたらイカすんだろうなぁ~♪、でもってソレルのカリブーと合わせて白熊づくしってのも悪くないよなぁ~♪
 
~なんて夢想する決してミリヲタじゃぁない、只のフライトジャケット好きな、白熊さんも九州のアイスのシロクマも大好物な、甘辛両刀使いの大酒吞みアメカジ野郎な漢♂OOGIEデスw♪
そしてこのN-2Bが引き金となってしまい・・・(笑)
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 N-3Bにはあったカスタムモデルってのがそうコレコレ

 
ねっ、可愛いでしょ!❤

 
 
oogie131
Posted byoogie131

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