HARVEST LABEL RUNNER ミニブリーフバッグ
ハーヴェストレーベル
これも正確には最早今は無きとでも言うのでしょうか、現在は生みの親で吉田かばん在籍時PORTERのタンカーやLUGGAGE LABELなどを手掛けた事でも有名なデザイナー山口幸一氏はとうに離脱していてもう別体制･別会社ブランドになってしまい・・・(悲)！
ブランド銘HARVESTも今やまんま“収穫”がなんたらかんたらってな物づくりに対する想いが滔々とインフォメーションされてますが、実のところは山口氏が敬愛するニール・ヤングの４枚目の名盤アルバムタイトルからでしょうｗ、飾り文字タグのアイコンはLPジャケットの其れのオマージュに間違いないしィ！
さて、その山口氏時代の旧ハーベストでオイラ唯一愛用しているのが、
HARVEST LABEL RUNNER 2WAY MINI BRIEFCACE(BRIEFBAGだったかな？)
KOUICHI YAMAGUCHI タグのランナー小型ブリーフバッグ
ブリーフったって下着じゃないからねｗ、briefは書類の意。因みにブリーフィングってなると空軍用語で出撃前の簡潔な作戦指令会合とかを指すんだよね、近年人気のUSA物って謳ってるけど実は米国生産･米国パーツ(供給ってだけで米国生産品とは限らない。殆ど中国製だったり)をふんだんに使ったってだけの実はドメスティックブランドで日本企画、セルツ／七洋のBRIEFINGは山口氏HARVESTの後追い。
ストラップ付きで2WAY／ショルダーバッグにもなり(二回りは大きなレギュラーサイズは肩紐も収納されていて背負いリュックにもなる3WAY)、オイラ所有似た用途サイズだと正直ゼロハリのLMAとか使っちゃうんだけどセカンドバッグ代わりにはコッチの方が嵩張らず便利ィ♪http://blogs.yahoo.co.jp/ichirinoogie/18354632.html
四角を４分割した青白チェッカーラベルは“RUNNER／ランナー”モデルラベルで(後に灰／白もあるけどラゲッジレーベルのライナーとニューライナーのような品質材料の違いの意味は無く単なる異彩色バージョン)、しかしこのラベルのデザインってラゲッジレーベルの赤バッテン、青バッテンを非常に意識させるよね～ｗ♪
此奴はフライヤーズＭＡ－１と全く同じデザインをそのままランナーに落とし込んだモノで。異なるのはジッパー引手のMA-1の革タブがナイロンテープへ変更されたくらいで、
一見ミリタリー色は控えめで、此れはキャメルカラーというかベージュ色。まぁ軍用デザートカラーとも受け取れもしますがｗ。写メ画像じゃ実際の色味が撮れないなぁ、
フライヤーズやスーパーハーキュリーズじゃないのでエアフォースマークやミルスペックタグの類いは無く、ランナーラベルと、内部に山口タグのみ。
両側にダブルスライダーの開け口、PVCコート表面地に対し裏地はメッシュっぽい素地なのか異仕上げ、
正面(ラベル側)の内部は手前に大ポケット、奥側に3つに仕分けられたポケット、ペン差し×3、
反対面の内部は手前と奥ともに大ポケット、
ストラップの蟹爪金具は真鍮製でHVT.Lの刻印。リベットなどは無地、
フライヤーズだのだと最初期のジッパーはグリッパーで次にコンマーだった筈で、それからクラウン型のHARVESTオリジナルになりますがこれはそっちのCROWNタイプ。ムシもなんとしっかりとクラウン型してるのですがスライダーのセミオート爪やバネなどは省略されたジップ。(これってバズのにも少し似てるけど東洋の供与協力受けてあのウォルデスとか作ってるトコのか？それともまさかのYKKか朝日へのオーダー！？～はコスト的にも流石にありえないかｗ。スライダー裏も75M HVT.L刻印のみで製作会社は不明、実はバッグとしてはこの形状の向合せのダブルスライダーなので完全には閉切れず僅かに隙間が空くのはご愛嬌ｗ)
でもこの鞄の魅力はやはりこの武骨なジッパーの見た目と、決してスイスイと滑らかでは無い手応えを楽しめる操作性(これを喜ぶなんてもう変態だわｗ)♪
それから取っ手のすっげぇ分厚い革の如何にも堅牢ってな質感っ♪
それにやっぱりオイラは今もトートバッグ愛用中の赤バッテン／ラゲッジレーベルのLinerからずぅ～～っとこの頑丈なPVCコーティング生地がもうドツボで堪らんのですよォ～❤❤
山口氏時代のHARVESTは日本製。ところが氏の離脱後は中国生産へと移行されてしまい、
現在のハーヴェストには興味は無く全く食指は動かないのだけれども、山口タグ日本製のスーパーハーキュリーズの旧リアルマッコイコラボ品／マッコイロゴのベルクロパッチ(FELIX THE CATもあった)の付いた奴にはまだ少し心揺らいだりもして、未だ旧マッコイの呪縛から逃れ切れない昭和のアメカジ漢♂ＯＯＧＩＥデスｗ♪
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