『THE WHISPERS／見えない訪問者』終了感想、
BS Dlife 『見えない訪問者～ザ・ウィスパーズ』
先週土曜日７／９日放映、今夜の再放送の第１３話で以て終わり。
～で、このシーズン１での打ち切り確定済ってんだから、
即ちもう残念っ、完全終了ォ！
最初からオイラ一体どの程度入れ込んで良いかを思い悩んだとは前に書いた通り、http://blogs.yahoo.co.jp/ichirinoogie/36055515.html
～で、案の定！最後の最後でやっぱりのガッカリぃっ！！
毎週楽しみにしていたのが最後にはもう馬鹿らしくて・・・
一体米ABCネットはどの時点で打ち切りを決定したのか？
きっと撮影中途の半ばで？
それで恐らく当初の設定から意に反しシナリオはどんでん返しで著しく全くの別物に変更されてしまったのだろうなぁ、
最終話でそれまでの流れ、進行／タイムスケジュールで言うなら最低でもあと3、4話分は必要だろうってな諸々エピソード=たぶん以降シーズンにとっておきの、ドリルの通信の解読やら1982年最初のドリルに心捕らわれた今や大人たちの暗躍やら、ドリルの星からの大挙襲来とか、etc.を雑に無理矢理詰め込んでの急展開っ！
それどころか完全にこれまで積み上げてきたストーリーを丸々ぶち壊しの酷さ／非道さっ！
完膚なきまでに辻褄が合わずにとうとう物語は破綻しましたとさ！って(爆)。
残念どころか恨み節の一つも独り呟き／whispersたくもなるって(苦笑)、(しかし最初のドリルがやって来た1982年ってのはスピルバーグ『E.T.』(1982)に掛けてのブラックジョークでしょうｗ)
これまでもつっこみどころ満載だったり、間違いなく伏線と思わせといて放置未回収なんてのはまぁ快く目を瞑っても、
ドリルの故郷の星が滅びそうで、原発の臨界爆発のエネルギーを呑み込み転送したり、地球の資源狙いやら狡猾な侵略者の支配ってな呈も、
何時の間にかショーンの入れ墨の件りも鍵になるどころかほぼ無視され忘れ去られててぇ～ｗ、
挙句の果てに、結局ただ単なる子供達の集団誘拐目的ってならばぁ(爆)！
もう最初から子供たちだけに囁き掛け誑し込み、転送座標スポットへと定時誘導するだけで何らそれ以上の小細工も接触も全く必要無しの話で済むじゃんかさぁ。80年代の第一波先行ドリルもくそもありゃしない極めて単純で簡単な企みごとに過ぎず・・・
因みにこの原作／元となった原案は
Ray Bradbury／レイ・ブラッドベリのＳＦ小説、
『The Illustrated Man／刺青の男』(1951)
序章･終章と、18エピソード中のその17番目の物語の、
「Zero Hour／ゼロ・アワー」であり。
そこにプロローグの刺青の男の設定も盛り込まれて、舞台は現代に。大きく話を膨らませて創作されたものであり、
大人には見えない子供にだけ囁き掛け侵略ゲームへと誘うドリルと、７歳の女の子ミンク／MinkMorrisの名前はアレンジされ、TVドラマへ引用されています。(ミンクはMillicent/ミリセント＝MINX/ミンクスって愛称((御転婆･じゃじゃ馬娘の意もあり))へと変更、あと年齢もほんの少し上にされてます)
ゼロ・アワーのラストは全米(世界？)各地で各々10才未満の子供達がパイプや金槌などを庭へ並べた場所から一斉の爆発と共にドリルと仲間たち侵略者が大挙して現れ、
屋根裏部屋に隠れたミンクの両親がミンクに見付かって扉を破られ、ミンクが得体の知れない彼等を引き連れ、、
「いないないばぁ～！」その後ろには背の高い、青い、無数の影。(怖っ)！
ってオチ、
大人は皆殺すってぇな、これは侵略者がやって来るってぇハナシであって、
決してハーメルンの笛吹き男とか神隠しの話じゃぁないんだよねぇ～、
本来きっとそれに基づいた製作者の意図、長期のシーズンに渡る展開としてはこの侵略者との地球／人類防衛戦の彼是大風呂敷が控えていたであろうと想像するに、
スピルバーグが製作に名を連ねているのにこの顛末じゃガッカリの本末転倒もいいとこ、
ってか御大絡むとちょいちょいてんてこ舞いｗ、
けどこれじゃまるでニコラス・ケイジ主演の「ノウイング」(2009)の数字暗号啓示ホラーから一転、ラストは地球の終わりに異星人が無垢な子供(地球人種)を新天地へ運び種の存続を授けられるなんて美談じゃなく、
喩えば生態として繁殖能力を失った異星人が新しい血／血統等を求めてだとか、決して平和友好的ではなく悪意の在る訳有って地球人の子供達を連れ攫うってな救いの無いバッドエンドの誘拐劇にしてしまったのは罪深いと思う。
親がしっかり子供から目を離さなければって？犠牲が必要って？
結局ドリルの自死？自己犠牲？個体を失うことによって再度子供たちの意識下に侵入か、刷込み発動のスイッチを入れたのか？
ドリルのあの岩のような同型の宇宙船が大挙襲来ぃぃぃ！
娘のカサンドラを失い情けない事に意気消沈枯れ果てたか最早大統領じゃなく、非情で野心家の嫌味なあのFBI長官の独断指揮でのミサイル迎撃／電磁波攻撃が一応命中するも全然てんでの無力ぅ、
後はもうされるがまま～、
結局ドリルの支配下にあったヘンリーを押し退け身代わりにクレアが連れ去られるなんてのもこれで御終いなら無意味で逆に意味不明だしっ！？
「子供たちはどこへ消えたのか？」嗚呼あとには取り残されたヘンリーを抱きかかえるショーンとそこへミンクスをも失い力無く歩み寄るウエス・・・
ハイ、おしまいっ！？。
これだけ酷いラストな上に風呂敷畳みも駄々漏れ放置の尻切れ蜻蛉ォ！！
もし罷り間違ってシーズン２なんて場合がいつの日かあったとしても軌道修正にはかなり厳しいものが想像付き当初の設定、最早予定されていた本道とは到底懸離れたものとなりそうですね～、
Ｘファイルのシーズン８や、または異星人じゃなく未来人でしたが4400未知からの生還者みたいな、彼ら／子供たちが突如帰ってきてってかｗ？、子役達は直ぐに顔つきや風体変わっちゃうからストーリーの展開制限もあり将来の再開じゃ到底無理っぽいのでやっぱしこれで〆確実かなぁ。
兎に角オチ無くしてぶち切って終わったこの最終回に、只もう、
「えっ！？」って絶句！唖然！ ～気分はぶち切れ！のｗ、
今もまだモヤモヤ感が拭えない、アメリカのＴＶドラマも好きで、今度は気を取り直してＸファイルの新シーズンが楽しみの脳天気な、
The Whispers／見えない訪問者の登場人物の大人達じゃなく子供たちの衣類や部屋・小物の眩しいカラフルな色使いに少し心ときめいた童心忘れない中年アメカジ漢♂ＯＯＧＩＥデスｗ♪
クレアの相棒ジェサップの誠実さと、
レナ役のKristen Connolly の温ぅ～いｓｅｘｙな魅力にヤラれｗ💛
医師マリアの最後の扱いにも不満！彼女も素敵だったのにさ💛、
子役のミンクス／Kylie Rogersのキュートな将来性にも大注目でしたねっ💛！
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