今朝、おこげが飼い主の少しの油断をついて、我が家のベランダからお隣のベランダ陣地へと脱走しました。
呼べども呼べども、帰ってこない。(顔面蒼白)
腹をくくって土下座の覚悟でお隣さんのピンポンを鳴らして、事情を説明して回収させていただこうと思ったのですが、お留守でいらっしゃらない。
どうしよう。室外機に登って仕切りの上から覗くと当のクロナマコはお隣と更にその向こう隣のしきりのところを興味深げに覗いてるし><;ヤバいよヤバいよ〜〜〜〜!
●飼い主のクロナマコ回収作戦その1:「仕切りの下のスキマから紐付きネズミジャラシ&羽ジャラシを振ってみる」。結果:全然ダメ。興味すら示さないでひたすらニャオーニャオーごきげんさんで大音声で鳴きつつお隣のベランダを練り歩くクロナマコ。
●飼い主のクロナマコ回収作戦その2:「マタタビの粉を仕切りより我が家側の地面に撒いてみる」。結果:興味を示すも、手ですくい舐め取って飼い主の手の届く範囲に寄ってこない。しかも、酩酊状態になって更にごきげんさん状態に。お隣のベランダでコロンコロンぐでんぐでん転がり始める。飼い主、絶望の心境に落とされる。
●飼い主のクロナマコ回収作戦その3:「おみそを室内から連れてきて、おこげを呼んでもらう」。結果:結果とゆーか、おみそをベランダに抱えて連れ出したところでマタタビを撒いたことを思い出し、おみそまで浮かれて隣に脱走されたらもはや事態は収拾不可能となる危険に気づき、そのままUターンして断念。おみそくんはこの任務には参加させない方向で行くことにしました。
●飼い主のクロナマコ回収作戦その4:「猫草の鉢と猫用おかかの袋をわざと音をさせながら振り、おかかの封を切ってフーフー吹いて香りをおこげの方へと飛ばす」。結果:マタタビのときよりほんのちょっとコチラ近くに寄ってきたので、ここを逃したらもう絶対チャンスは無いと判断した飼い主、鬼の形相でおこげの前足を掴み、引きずりたぐり寄せて捕獲!かなり強引だったので、わたくしこの8年で初めておこげに
「ギャオーーーーーーー!!!シャアアアアア!!!」という本気の威嚇をされました。。。
おこげ逃走から捕獲まで40分弱。
飼い主は灰になりました。
無事ナマコ回収後のサニレニ家↓。●回収作戦のときは飼い主が泣きそうなくらい一生懸命振ってもチラリとも見なかった羽ジャラシ(作戦後、床に打ち捨てられていた)で、帰宅後頼まれもしないのにキャッキャ楽しそうにひとり遊びするクロナマコワルナマコ。●地べたに這いつくばっておこげ回収任務に励んでいた私、地面に撒いたマタタビ粉が髪の毛に付いておみそに髪の毛むしられそうになっております。(猫にむしられる猫草の気持ちがわかりました。)
もうしばらくベランダ放牧は無しでございます。