本日・2024/11/07・【立冬】。
立冬の女生きいき両手に荷/岡本眸
男性より女性の方が強いのです。
立冬の火焚けば映る民家かな/長谷川かな女
秋よりも更に夜が来るのが早い、焚き火でもしなければ真っ暗です。
立冬の川を彩る胡桃の黄/阿部みどり女
色付いた胡桃の葉ではなく胡桃の実が流れているのだろうなぁ。
二十四節気・その十九・立冬。
「冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也」
暦の上では、冬をむかえました・・・本日から、季語は、【冬】です。
冬の語源は諸説ありますが、年が暮れていく、経過するので「経(ふ)ゆ」。
最有力なのが、寒くなり、冷える、「冷ゆ」から変化したのだと言うのでありますが、さて?
冬、はじまりの定義の見解が違うのでヤヤこしい。
二十四節気では、本日、「立冬」から、天文学的には「冬至」から、旧暦では十月の上旬から、現在は十二月ごろから?
私的には、今日から、冬デスッ。
冬でイイジャン、ふ・ゆ・な・の・だ。
あ~、でも、カナリ無理があるなぁ。
数日前までは、初夏の陽気だったもんね~(笑)。
しかし、急に寒くなりました。
ストーブを使っていますヨ。
ま、俳句に無縁の方は、ど~でも良いお話です。
『あら、そう、ふ~ん、立冬?』って感じですわね~。
それでも、雪国では冬の準備をはじめます。
落葉、木枯、初霜、初雪、冬が来ます。
指先のジンジンとして立冬来/小栗釣月
では、『立冬』
立冬や紺の上衣に紺の闇/飯田龍太
立冬のカフス釦の琥珀いろ/はしもと風里
立冬のきのこ会議の白熱す/中谷仁美
立冬や骨うづくまで人を待つ/竹中一花
立冬の夕日を背に伝書鳩/鈴鹿呂仁
立冬の喉の痒みを如何にせむ/小栗釣月(旧詠)
心配は、雪がいつから降り初めるのかと、大雪の按配ですわ。
雪の事を考えると、憂鬱になるぜぇぇぇぇ。
さて、アメリカの右派メデアの予想通りトランプになりましたね。
今回のトランプ情報に関しても日本メディアがいかに左巻かヨクわかりましたね。
偏向報道があまりにも酷かった、TV情報だけだと、完全にトランプが負ける事に(笑)。
反トランプ、反保守、徹底していますよね~。
と、言って、保守が大喜びできるかと言うと、ヤヤ疑問アリ。
我が国の国防に関して大きな転機になるかもしれませんね。
暫くは様子見でしょうなぁ。
あ~、イーロンマスクやロシアの高笑いが聞こえる(笑)。
松田優作の命日。
櫨紅葉。
秋色・秋の色。
夕づく日むかひの岡のうす紅葉まだきさびしき秋の色かな/藤原定家
秋色や弥彦山より日本海/ふなかわのりひと
剥製の鶴の目に在る秋の色/篠田純子
秋の季語、秋色、俳句的には、紅・黄葉に色づく山や里の風景をいいます。
秋色に着替へし森の木霊かな/小栗釣月
江ノ電や秋色乗せて海沿ひに/今村千年
富士山も名もなき山も秋の色/槇野あさ子
約束のドライフラワー秋の色/下平誠子
秋色のジャムを三種の昼餉かな/土岐明子
小走りの仔猫の背負ふ秋の色/小栗釣月(旧詠)
五合庵風がもてくる秋の色/小栗釣月
さて、急な野暮用が幾つか・・・。
御訪問、コメント返信など遅くなります。
野暮用、サッサと終わらせてしまいたい。
俳句愛好会『幹』の今月の会報を作りたいのだがなぁ。
頑張る。
本日、【文化の日】。
何かをうまく語ることは、何かをうまく描くことと同様に難しくもあり面白いものだ。
線の芸術と色の芸術があるように、言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない。
byゴッホ
本日、十一月三日は、【文化の日】。
カルチャーはブラックホール文化の日/小栗釣月(旧詠)
本日は、記念日多し(笑)。
【まんがの日】
【ゴジラの日】
【レコードの日】
【いいオッサンの日】
本日の私は、【まんがの日】を選択(笑)。
漫画三昧しちゃうよ~、やる事がいっぱいあり過ぎて、漫画に逃げる日だぁぁぁぁ(笑)。
十一月三日は、もともとが明治天皇の誕生日で、明治時代には「天長節」と言ったんですよ。
昭和二年には、「明治節」に、そして、昭和二十三年(1948年)には「文化の日」と改められました。
父母の天長節の明治節/原岡昌女
「晴れの特異日」としても有名だったのに・・・。
超異常気象が続く昨今、もはや、壊滅的ですね。
あ~、季語はどうなるやらぁぁぁ。
日本のどかんと晴れて文化の日/松本圭司
皇居では文化勲章の授与式が開催されます。
え~、画像は、リチウムイオン電池を開発にてノーベル化学賞(2019年))を授与された旭化成名誉フェローの吉野彰氏です。
その時のお話+O氏への批判はコチラをクリック→【沈黙して辞退しろ・2019】
色刷りの朝刊多し文化の日/小路智壽子
助手席の犬が舌出す文化の日/大木あまり
文化の日次女はいまだに本の虫/小栗釣月(旧詠)
そうそう、なんと、「大ゴッホ展」が上野の森美術館で開催されます。
2026年5月からですね~、再来年かぁ、これは観たいなぁ。
目玉は、20年ぶりの《夜のカフェテラス》ですかね~、良いですなぁ。
ゴッホ展二時間の列文化の日/川合正男
耳なしのゴッホ芳一文化の日/長谷川双魚
音読すゴッホの手紙文化の日/小栗釣月(旧詠)
一番美しい絵は、寝床のなかでパイプをくゆらしながら夢見て、決して実現しない絵だ。
byゴッホ