山の彼方に

漸く梅雨が明けた

0梅干002
     Photo0 遅れに遅れて梅干とゆかりの日光浴開始
記録
日程:2020,08,02

メンバー:安田
08/02 天候 晴れ:
8月1日になって漸く梅雨が明けた。このところ新聞を見れば毎日どこかで記録更新。思い起こせば今頃オリンピックで華々しく記録更新が騒がれていたことでしょう。しかし残念ながら
新聞紙上を賑わせているのは新型コロナの感染者数の増加で記録更新。

天候の方も例年とは違い、南と北の気団同士の勢力争いで梅雨前線も南に下ったり北上したりとオタオタ。
オリンピックが行われていたとしても暑さ対策は空振り。競技関係者は雨対応でオロオロしていたことでしょう。

昭和のオリンピックは開会式では青空に日の丸が翻っていたが・・・・。令和のオリンピックは延期になり旗さえ掲げられずコロナに祟られどうし。
”快晴の空に五色の飛行機雲で五輪を描いた昭和のオリンピックから令和の幻(!or?)のオリンピックの間が日本が最も輝いていた時代だった”なんて後世の歴史家から評されねばいいのですが・・・・・。
アベノマスクや変な英語を使った”GO TO 云々”とか政府のオタオタ政策や迷走ぶりを見るにつけ、直近のアフターコロナよりもその先にある未来の国の姿が心配になるのは私だけかしら?

梅雨空続きの日照不足で、水分だけは豊富だった畑はいまや雑草天国。近所の農家では雨で流れてしまうので除草剤が使用できず、雨上がりを待ってトラクターが一斉に出動し畑の起耕作業で雑草退治を開始。例年なら日射で畑が乾燥して水不足を補うために散水しているのに・・・どうも例年と勝手が違うと夏の太陽の下で汗だく。

我が家でも延び延びになっていた梅干と赤紫蘇の日光浴に取り掛かりました。
蕾が膨らむ様子を毎日早朝散歩で観察していた近所の方々の期待に応えて本日樽の中で育った古代蓮が漸く開花。
1古代蓮_0206
     Photo1 古代蓮 

池や沼に咲く蓮の花を見たことがあっても殆どの人が花の中心にある花托を見たり
2蓮の華托_0237
     Photo2 蓮の花托と雄蕊

蓮花の香り聞いたりした経験が無いのではと思い、花に顔を近づけられるように
樽の横にビールの空きケースを置いておきました。
台に乗り花に鼻を近づけると、はっきりと爽やかな蓮の芳香を確認することが出来ます。

今では生活の中に雑多な香りや匂いがあふれていますが、先人たちは蓮花の芳香を聞き優美な花を愛でて季節の移ろいを感じたのでしょう。

コロナコロナで泥田の中のような世相だがやがて時が過ぎればその中にも蓮は花を咲かせる。平穏な世の中になるのはいったい何時になるのでしょうか。

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

梅雨明けは・・・・・?

0キバナコスモス002
     Photo0 キバナコスモス 雨に打たれて項垂れて
記録
日程:2020,07,26

メンバー:安田
07/26 天候 雨たまに陽ざしが覗くとゴロゴロドバー:
前回の記事から凡そ一ヶ月弱の時間が経過したたが”新型コロナ”再び激増中。
経済活動再開とかで活動自粛を緩めたら途端に記録の更新が始まってしまった。こんな中でいくら税金を投入したところで経済は回復しないと思うのですがね。
きっちり”新型コロナ”を退治した上でなら黙っていても政府がお金をつかわずとも経済活動は再開するのに、コロナ退治を等閑にして税金をばらまくからコロナと経済の狭間で国民は右往左往。その隙に早々店じまいしてダンマリを決め込んだ奴がいる。(このところサッパリテレビや新聞から消えてしまった)
歴史を振り返るまでもなく、こんな時はどう対処するかと言えば。息を潜めて禍が過ぎ去るまでじっと待つのが古来よりの庶民の知恵。
騒ぐだけ騒いでマスクを配って人の口を塞いだが、コロナの方が役者は一枚上手らしいと気づいたらさっさと逃げ出してしまった。
庶民も為政者の行動を見習い、あちこち出歩いたり夜の街を徘徊したりせずにじっと大人しましょう。

先日から咲き始めたキバナコスモス。数年前に一鉢購入したら種を撒き散らかし、今では一大勢力となって庭に繁殖中。
晴れれば天に向かって花びらを広げているのですが雨にはトホホでそろってうなずいてしまいました。
1キバナコスモス_0150
     Photo1 キバナコスモス 雨さえ降らなければ堂々と天に向かって

冬枯れの公園の池で古代蓮の実を拾い、コップの中で発芽させて庭先のプラスチック樽の中に移植して育てた古代蓮。毎年きっちりメンテナンスをしている間はピンクの花を咲かせていたが、ここ数年飽きてしまいメンテナンスをさぼっていたので花を咲かせることがなかった。
コロナ騒ぎがはじまった3月中旬、不要不急な外出自粛(所謂スティホーム)で家にいる時間が多くなったので久々に樽の中を掘り起こして、地下茎の節の部分を数本残してを整理処分。植え替えてたっぷりと固形油粕を与えたところ今年は蕾が出て只今成長中。おそらく数日中にはピンクの花が開花するでしょう。
3古代蓮の蕾005
     Photo2 古代蓮の蕾

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

カラスの大宴会

0トウモロコシ畑
     Photo0 カラスの宴会跡 トウモロコシ無残
記録
日程:2020,06,29

メンバー:安田
06/29 天候 曇りのち雨:
一旦ピークを迎えて終息しつつあるかと思った新型コロナ、ウイルスの正式名称はSARS-Cov-2、それによる病気のことをCOVID-19というらしい。
何時まで経っても新型コロナといっているけど、今度新しいコロナウイルスが襲ってきてもまたまた新型コロナと呼ぶのですかね。
そろそろ次に供えて世界基準の感染症”COVID-19”に統一した方がいいんじゃないかな。
政府も東京都もパンデミックとかロックダウンとか横文字が大好きなくせに何故か”新型コロナ”、グローバル化を進めているにしては???
まぁ、相変わらずやることなす事チグハグなのは今に始まったことじゃないか

突然降って湧いたコロナ騒ぎと変わって、毎年やって来る梅雨は暑い夏に向かっての天からの恵み。昨年から今年にかけて積雪が少なかったので夏季には水不足になるんじゃないかと心配したが関東周辺のダムの貯水率はほぼ例年並みということで一安心。
しかし今年は手洗いの水量が増えるのでどうかな?

恵の雨のおかげですくすく成長していた我が家の菜園にコロナ騒ぎ並みの大事件が発生してしまった。
なんと菜園でカラスの大宴会が催され収穫間近のトウモロコシ、糠漬けやサラダで毎日食卓に上っていたキュウリ、漸く色付き始めたミニトマト、幼児の頭ほどに成長してきたスイカ。
悉くカラスの宴会に供されてしまい、残されていたのはカラスから見れば残飯、私から見れば残骸。
1残骸
     Photo1 悔しいけど残骸を集めると

残されていたのはカラスの風切羽が一本、どうせ抜け替わる羽だということで駄賃代わりに置いて行ったのでしょうか。
2カラスの羽
     Photo2 感謝のつもりかカラスの置き土産

人間界では新型コロナの感染を避けるために”三蜜”を避けてソーシャルデスタンスをとりましょうなんて言っているがカラスの世界ではおかまいなし。

カラスが大騒ぎしていたがまさか菜園で宴会をしているとは思わず、静かになってから草取りに出向いてみたら・・・・・戦場もかくやと思われるほど惨憺たる風景がひろがっていました。
トウモロコシはなぎ倒されて殆ど食い尽くされ、あと数日で収穫を予定していた色づいたミニトマトは影も形もなし。青いトマトだけが残されていました。ガックリ。
一方カラスの方はオロオロする人間を高見の見物。
3カラス
     Photo3 今日も満腹 天下の様子は?

数年前所沢の方でカラスの大量死が発見され、その時は鳥ウイルスの感染だとか細菌が原因ではないだろうかと新聞を賑わせたが結局のところ原因不明のまま。
コロナウイルは人間の病気だったので世界中が注目して原因となるウイルスを特定したが、カラス相手ではそこまで追いきれなかったのではと思う。
カラスは小集団で行動していて他の集団と交わりが少ないのでウイルスに感染しても大きく広がることはないが人間は・・・・・夜の街に出没するので不特定多数の接触機会があり伝言ゲームならぬウイルスの伝染ゲームに積極参加している輩も出現。
まぁ、ストレス発散に夜の街を徘徊しても、透明ビニールシート越しではかえってストレスが増しそうな気がするのですがね。

これまでスペイン風邪とかコロリとかいろいろな疫病が流行して人間社会を脅かしましたが原因や薬が無くてもその都度それを乗り越えて来たので今回も乗り越えられるのはと思います。
今、世界中でワクチン探しに躍起になっていますが一発で効くワクチンはどうやら無理なのでは?インフルエンザと同じように毎年毎年流行を予測しながらワクチン注射をするようになりそうな気配が濃厚。
細菌でも耐性菌が出てくるし、ウイルスもものすごい速さで変異しているらしい。つまりは人間以上のスピードで進化しているということだ、
勝ち目のない戦よりも、兎に角”さわらぬ神にたたりなし”三十六計逃げるに如かず”クワバラ・クワバラ。

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