廃車★レース

この3連休は八戸に行ってきた。
もう大昔に彼女と別れてからは、ほとんど旅行らしい旅行はしていない。
夏1回、東京に昔の友達に顔出しに行くのと、冬一回スノボしに他県のスキー場に一泊旅行するくらいだ。
最近はこの年２回の旅行すら金がなくていけない始末だ。

今回はおやじに、自分の足がまだ歩けるうちに最後に八戸に付き合ってくれないか、といわれ急遽きまったもの。
退職してからは暇にまかせてたくさん旅行したおやじのお気に入りの観光スポットは沖縄と八戸で、ここ１０年で数回は足を運んでいる。だからこのお気に入りの場所を足が動くうちに俺に紹介しておきたいというのが趣旨なんだろうと思う。
まあ、最後に、といわれちゃ俺も断るわけにはいかない。
お金も全然ないんだが、貯金を切り崩していくことになった。

八戸は夏祭りが有名だが、裏の顔として一杯飲み屋が多く複数の横丁に数多い飲食店が軒を並べている。
漁港が近いおかげで安く新鮮な魚が食べれるのだ。
おやじは酒飲みなので、この横丁が大好きなのだ。
八戸に着いたその夜と、観光旅行をしたその翌日の夜と２日にわたって横丁を飲み歩いた。
お刺身も料理も、格安で絶品だった。
さすが、青森だ。

舌鼓をうって街を練り歩いたが、ひとつ気になったことがあった。
それは、３連休の夜なのに客足が少なく、みる限り１店舗に２，３人しかいないことだ。

こんなに安くてうまいのに客がこない。。。
これでは店側はまったく対策のしようがないのではないだろうか。

おやじも気になったらしく、横丁の店主にきいてみた。
もともと八戸は船員たちが派手に金を落としていくので横丁が栄えたそうなんだが、今は不景気で船員の給料も低く
なかなか派手にお金を使えないとのことだった。

そういえば、スノボ旅行に行ったときも若いひとたちがいなくて、スキー場は年寄りばっかりだった。
そしてここ八戸も、よく見ると飲んでいるのはおやじたちの世代だ。。。
結局、お金をもっているのは俺の親世代、６５以上の世代しかいないのだ。

俺らの世代からは、入社以来ずっと右下がり経済を走っていたから、おやじたちみたいに飲んだり旅行行ったりはでに
お金を使う人間はいない。バブル世代はお金を使うといわれているが、俺は正確にはバブル世代でもない。
なにせ入社した翌年にバブルが崩壊し始めたのだから・・・。
（俺は派手に酒のみに金を使うが、これはやけ酒でありこんないい加減になったのはこのblogを開設した４０代以降だ。
３０代までは金銭感覚はきわめて正常だった自負がある）

こうしてみると、この国の文化が栄えるのも俺の親世代が元気なうちだけで、今の年寄りが死ぬと超絶不景気がやってくるのでは
ないだろうか。。。
特に観光や歓楽街的なものは非常に危機を感じるのだ。
外人でも観光にこないと、国内だけではお金がまわらない。
そういや、老人がたくさん亡くなって行くおかげで俺んちの近所の中古一戸建てが５００万しないで買えてしまう。
シャッター街になるのは市内中心部だけではなく住宅地も廃村・廃町になる勢いだ。
うーん、日本の未来は暗い。


話は変わるが青森の女子高生はミニスカに黒タイツだ。
肌も真っ白でなんかエロかわいかった。