3番打者
黄金期には秋山幸二選手が3番打者を務めました。
ライオンズ在籍時には本塁打王1回だけでなく盗塁王1回も獲得するなど走攻守三拍子揃ったアスリートタイプで当時はメジャーに1番近い男と呼ばれました。
それだけに1993年オフに世紀のトレードで放出された際は衝撃を覚えましたが代わりに獲得した佐々木誠選手もパワーは劣るもののスピード感溢れる3番として活躍しました。
東尾監督のリーグ連覇時の3番打者は高木大成選手です。
中距離打者タイプでしたが二桁盗塁を3回記録するなど当時の足を使うチームのプレースタイルに合致した選手でした。
また東尾監督時代後期には長打力がアップした松井稼頭央選手が3番打者を務める事が増えましたが打線全体では迫力を欠いた時期でした。
伊原監督時代は日替わり3番打者が特徴的でした。
左投手先発時は犬伏稔昌選手、右投手先発時は宮地克彦選手、貝塚政秀選手などが日替わりで起用され結果を残す事でリーグ制覇を成し遂げました。
伊東監督の後期から渡辺監督時代に3番を務めたのは中島裕之選手でした。
最多安打を1回獲得したパワフルな打撃に加えて二桁盗塁を何度も記録した俊足も持ち合わせておりチームの主軸としてチームを牽引しました。
田辺監督時代から辻監督前期には浅村栄斗選手が3番を務めました。
強打のセカンドとして2018年には打点王を獲得しリーグ制覇に貢献しました。
浅村選手の移籍後は森友哉選手などが3番を務める事が多いですが固定はできていません。
初回に必ず打席が回る重要な打順なだけに今シーズンはチームに勢いを与えるような選手が台頭してくれる事を期待したいです。

↑ポチッとして頂けると嬉しいです
スポンサードリンク