アメリカ・多国籍食堂
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2025-03-03 (Mon)
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Tonkatsu with Korean Black Bean Paste Sauce

韓国の黒豆味噌をかけた、チュンジャン味噌カツ。
名古屋で有名な味噌カツですが、実は食べたことがありません。東京では八丁味噌というのは馴染みがなく。。。
どうやら八丁味噌と韓国のチュンジャン味噌が似ているらしいということで、チュンジャンを代わりに使った味噌カツです。

豚肉(ポークチョップ用肉)を両面包丁で叩いて塩胡椒。
小麦粉を全体にはたいて、卵液につける。
パン粉をたっぷりつける。
油で両面こんがり揚げる。

チュンジャン味噌にみりんと水を少々足してレンジで温める。
ブラウンシュガーを加えて少し甘くする。とろみ加減は水の量で調整を。


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お皿にトンカツを盛り付け、キャベツの千切り、トマト、きゅうりを添える。
とんかつにチュンジャン味噌をかけ、白胡麻をふって出来上がり。

いつもとんかつはソース派でしたが、チュンジャン味噌もすごく美味しくて感動。
「歳をとるととんかつは醤油で食べたくなる」という人もいますが、私はまだソース派です。そして結構チュンジャン味噌にハマるかも。
機会があれば、一度は本場名古屋の八丁味噌とんかつも食べてみたいものですが、東京だとやっぱり普通のトンカツ屋に行きたくなります。縁がないものは縁がない。。。。ですね。
そんなわけで、チュンジャン味噌でなんちゃって味噌カツを作ったわけでありましたー。美味しいですよ🎵


「今日のビンテージ食器」
水の入ったオレンジ色のグラスは、「カーニバルグラス」とも呼ばれる氷面が虹色に輝くグラスタンブラー。
マリゴールド、またはピーチカラーとも呼ばれるシャイニーなオレンジ色。
1940年代製造のビンテージ。
| メイン&サイドディッシュ/エスニック料理 | COM(-) | TB(-) |
2025-02-28 (Fri)
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Orange Galette

オレンジのガレット。
普通のネーブルオレンジと、真っ赤な果肉のブラッドオレンジを組み合わせました。

(生地)
小麦粉(1&1/2カップ)とバター(1/2カップ。冷たいままで小さくカット)、塩(小1/2)、砂糖(小1/2)をフードプロセッサーで混ぜる。最初はバターの半分を入れて数回回し、残りの半分を入れてまた回す。
氷水(大4)を、スプーン1杯ずつ入れて回す。

フードプロセッサーから生地を取り出し、バターの塊がなくなるまで手でこねる。
こねたら生地をのし棒で9x9インチ(約23cmx23cm)に伸ばす。
冷蔵庫で30分ほど冷やす。


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(フィリング)
ネーブルオレンジ(2個)とブラッドオレンジ(2個)を7mmくらいの厚さで輪切りにして、皮を取る。

冷やした生地を広げ、その上に彩りよくオレンジを重ねて2〜3層にする。

生地の縁2cmを中に折り、卵黄を刷毛で塗る。
その上に砕いたアーモンドスライスをくっつける。

オレンジの上から、アプリコットジャムを刷毛で塗る。


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オーブンを350℉(175℃)に予熱する。

オーブンシートの上にガレットを乗せ、アルミホイルを被せて20分焼き、外してさらに15分焼く。
生地に色目がついたらオーブンから出す。


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お好みでバニラアイスを乗せて召し上がる。

簡単なのでよく作るガレットですが、冬場にしか出回らないブラッドオレンジを入れて作ってみました。
冬ならではのデザートです。
2月にイタリアを旅したことがあるのですが、真っ赤なブラッドオレンジを買って宿でよく食べたのを思い出します。
このオレンジを切ると、まな板が文字通り血のように真っ赤になるのが凄まじい光景ですが、甘みがあって美味しいんですよね。大好きな冬のフルーツです。


「今日のビンテージ食器」
ミルクグラスのカップ&ソーサーは、ヘーゼルアトラス社のリップル(別名クリノライン)・カップ&ソーサー。
1950年代製造。
| デザート/スイーツ | COM(-) | TB(-) |
2025-02-24 (Mon)
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Spaghetti Puttanesca

スパゲッティ・プッタネスカ。
イタリア語のputtana(娼婦)というスラングから付けられた名前。
「買い物する暇もない娼婦が家にある保存食で作ったから」「娼婦が客引きに使うほどおいしいことから」などなど諸説あるようです。
トマトベースで、アンチョビ、オリーブ、ケイパーが基本です。

太めの穴あきスパゲティ、ブカティーニをアルデンテに茹でる。

フライパンでニンニクを炒め、トマト缶(ダイスカット)を加えてトマトを潰しながら温める。
アンチョビー(7尾くらい)を加えて木べらで崩しながら混ぜる。
グリーンオリーブとブラックオリーブ、ケイパーを加える。
黒胡椒する。


spaghettiputtanesca2.jpg


茹でたブカティーニを加えてソースに絡める。
イタリアンパセリ(みじん切り)を最後に加える。

お皿に盛って、イタリアンパセリの葉を飾って出来上がり。

塩分はアンチョビとケイパーで十分なので、胡椒のみの味付け。
オリーブ、ケイパー、トマトソース。。。と確かにイタリアの家庭では必ず常備しているものだけで作られるパスタ。

太めパスタで作られることが多いので、ブカティーニやリングイネで。
飽きのこない定番の味です。
| パスタ | COM(-) | TB(-) |
2025-02-20 (Thu)
2Taiwanese Lo-Bah Png1
Lu Rou Fan (Taiwanese Braised Pork Rice Bowl)

ルーローハン(魯肉飯)。
日本でもお馴染みの、豚肉の乗った台湾飯ですね。

干し椎茸(小2個)を水でもどしておく。
ゆで卵をお好みの硬さで作っておく。
青梗菜を茹でて水を切っておく。

(豚肉)1人分
豚バラ肉の塊(1本)を4〜5cmの角に切る。
沸騰したお湯に入れて30分茹でる。蓋をして30分蒸す。

フライパンで玉ねぎ(1/4個。みじん切り)を炒める。
色づいてきたら、ニンニク、生姜(薄切り)、豚肉、水で戻した干し椎茸(みじん切り)、八角(2個)、シナモンスティック(1本)を入れて炒める。


2Taiwanese Lo=Bah Png2


水(200cc)、醤油(大1)、ブラウンシュガー(大1)、みりん(大1)、紹興酒(大1)を加えて煮る。
沸騰したら弱火で5分。
水で溶いた片栗粉を加えてとろみを出す。
オイスターソース(大1/2)、五香粉を加えて味を整える。

ゆで卵を加えて15分煮込む。

お椀にご飯をよそい、豚肉を盛り付ける。
適当にカットした青梗菜と2つに切ったゆで卵を添えて出来上がり。

見た目も色とりどりな美味しいルーローハン。
豚は毎回違った作り方をしているのですが(スロークッカーで作ったり)、今回は炒める前に一度茹でました。
ふんわり柔らかな豚肉になります。


「今日のビンテージ食器」
グラスは、ヘーゼルアトラスアトラス社のグリーンバブルタンブラー。
1960年代製造。
| ライス(丼、チャーハン、リゾット、おにぎりetc.) | COM(-) | TB(-) |
2025-02-16 (Sun)
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Chocolate & Peanut Butter Danish Pastry

チョコレート&ピーナッツバターのデニッシュ。

(12個分)
Tangzhong(湯だね)
小鍋に牛乳(140ml)を入れて温め、小麦粉(25g)を入れて混ぜながら溶かす。
溶けてとろみが出たら火を止め、ボウルに移す。
湯だねのボウルの中に、牛乳(4.5oz, 130ml)を入れて冷ます。

グラニュー糖(1/4カップ)、ピンクソルト(小1)、小麦粉(3カップ)、イースト菌(7g)を入れてハンドミキサーで10分ほど混ぜる。
生地が滑らかで伸びるようになってきたら、無塩バター(50g)を加えて手で5分こねる。
ベトつくようだったら小麦粉を少し加える。

油を塗ったボウルに生地を丸めて移し、ラップをかけて2時間室内に放置して発酵させる。
(冷蔵庫に入れて一晩寝かせてもいい)。


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膨らんだ生地を出し、麺棒で30cmx40cmの長方形に伸ばす。
生地の半分に、ピーナッツバター(無塩無糖、つぶつぶの入ったチャンキータイプ)を塗る。
その上にダークチョコレート(細かくチョップしたもの)を全体に乗せる。
生地を畳み、20cmx30cmになった生地を、上から綿棒で押し平にしながらさらに伸ばす。

包丁で12等分に細長くカットする。
1本を、上3cmくらいを残して二股に分ける。残りも同様にする。
二股に分かれた足をそれぞれ捻る。
ねじった1本をくるくるロールにする。もう一本のねじった方も反対側から巻いて丈夫で止める。
残りも同様に作る。

オーブンを375℃に予熱する。

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溶いた卵黄を、刷毛で12個のロールに塗る。
その上から粗砂糖(ブラウンシュガー)をパラパラとかける。

オーブンシートの上に数センチ離して並べて13分くらい焼く。アルミフォイルを被せてさらに3分焼く。

焼けたらオーブンから出して粗熱を取る。

生地を捻る方法は色々ありますので、お好みの形で。
説明も書いていてなんだかよくわからない(下手な説明ですみません)のですが、ねじり方説明はYoutubeなどでよく出ています。そちらを参考に。

チョコレートとピーナッツバターの組み合わせはいかにもアメリカ的ですが、ピーナッツバターは無糖だし、ダークチョコレートはさほど甘くないので、最後に砂糖をふりかけました。
結果、ほどよい甘さとピーナッツバターの塩分が合わさってちょうどいい味になりました。
暖かいものが美味しいので、翌日はオーブンで暖めてからどうぞ🎵


「今日のビンテージ食器」
紅茶のカップは、パイレックスブランドのバタフライゴールドのカップ&ソーサー。
1960〜70年代製造。

大きめの青いトレーは、柳の絵が描かれたブリキ製。
昔西欧で流行ったちょっとアジア調の絵柄のもの。
1960年代製造。
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