ピアニスト髙橋望 - 2010年09月
FC2ブログ

ヴィンシャーマンのバッハ

ヴィンシャーマン指揮によるマタイ受難曲を聴いてきました。一言で言うと大きな大きなバッハ。歌うということに信念を持って、そしてそれを虚心坦懐に演奏に結び付けている姿に心動かされました。アリアが終わりレチタティーヴォに入る小林道夫さんのオルガンのタイミングが絶妙でした。シュライアーのように強引に持っていくわけでもなく、節度をもって移行しているのがとても好ましかったです。福音史家が急病で、テノールを歌う...