倉坂鬼一郎 - 茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~
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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

赤い額縁

『赤い額縁』
倉阪鬼一郎



次々と翻訳家が失踪、古本屋がわけもなく売り渋る、
読み進める者皆得体の知れない恐怖に戦慄く、
読み終えた者は誰一人としていない-それが『THE RED FRAME』。
知られざる奇書をめぐる、怪奇と倒錯の大迷宮。


洋書の翻訳シリーズっぽい装幀が素敵で購入。
本格ホラー+本格ミステリーというチャレンジだが
正直な感想としてはホラー部分はコワくない。
ミステリー部分はアナグラムが多数出てくるだけ、
といった印象でした。
もちろん読みが浅い、というのはありますが。

元々ホラーは読まないのでアレですが
ミステリ的なことで云えば
後に講談社ノベルスでかなり凄まじい事をやっています。

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五色沼黄緑館藍紫館多重殺人

五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 (講談社ノベルス)五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 (講談社ノベルス)
(2011/09/07)
倉阪 鬼一郎

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『五色沼黄緑館藍紫館多重殺人』

毎度御馴染み倉坂鬼一郎ですが
これもとんでもない作品です。

ミステリとしては当然?メチャクチャなのですが
またしても驚くポイントは別にある、というスタイルの作品です。

なぜにここまでしなければいけないのか。

恐ろしい。

読んで驚け、といったことしか伝えられません!

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三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人

三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス)三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス)
(2009/09/08)
倉阪 鬼一郎

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『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』
これはもうなんとも言いようのないミステリで
メインのトリックはもはやバカヤロです。
そんなのあるか、唖然呆然といったところです。
ただ終わってみると伏線は大胆に貼っていたような気もします。

でもねえ。

ところがここで終わらずさらに色んな仕掛けが施されていることが
次々と明らかになっていきます。

これがまたスゴイ。
ここまでやってどうすんだ、というくらいのボリューム。

作者は何が目的でこんな大変なことをしたのか、と疑問さえ抱くほど。
作中ではここまですることに対しての意味合いは述べられていますが。

惹句の
伏線、伏線また伏線!超絶本格ミステリー!

は伊達じゃなかったです。

そんなわけで本書は
全く受け付けないか心に残るかどちらかなのですが
ミステリネタバレ的なサイトをみると
仕掛けられた伏線の内容もわかり
あまりのその仕掛けぶりに感心し、心に残る作品になること請け合いです。

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ホラー+ミステリでの作品では受け付けない作品もあったのですが
バカミス路線ではスゴイ方なのかも。

ちなみにお仕事エッセイ「活字狂想曲」も面白い

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白い館の惨劇

白い館の惨劇白い館の惨劇
(1999/12)
倉阪 鬼一郎

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体調をくずし頭痛がする中で読んでいたせいか
どう読んでいったらいいかわからなくなりました。

第一部 白い館の惨劇
第二部 再び、白い館の惨劇
第三部 「白い館の惨劇」をめぐる惨劇
第四部 「白い館の惨劇」の真相

となっているので”作中作”がでてくる叙述モノと思いましたが
第一部の終盤までがミステリー的ですが
あとはもう何がなんだか。

ミステリーとホラーの融合とのことでありますが・・。

この作家の作品は、似たようなの1作と 「田舎の事件」を
昔読んだなあ。
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