はじめに.
この度の東日本大震災におきまして、 被災されましたみなさまには,心よりお見舞い申し上げます。
またお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、一日も早い復興を,心から心からお祈り申し上げます。
2011年10月 のんたん麺
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がんばれ東北!応援の旅の途中ですが、
この日曜日、ジュネーブでは
日本祭りが開催されたので
東北応援の一つとして、ご報告しますね!
ジュネーブで行われる日本文化月間行事って言うのがあるそうなんですが
その中のひとつとして、ジュネーブ日本倶楽部(JCG)主催による「日本祭り」というのが実は昨日ありました。
日本文化をスイスの方達に紹介すると共に、東日本大震災の復興支援も目的としています。
http://www.japanclubge.ch/fete/この日は祭りが昼過ぎから夜まで行われているというので
午前中はモントルー近くまで行ってSCUBA Divingをしていました。
その後夕方、
祭りが行われるジュネーブのカルージュというところへ向かいました。
カルージュは、小さな街ですがとってもかわいいところです。
会場では、いろんな方々に会いました。
私がジュネーブ生活を始めるにあたり、住まいをはじめ、
いろいろとお世話になっているトレッソンヌの女社長さんもいらしてましたー!
またトレッソンヌで知り合った、経済学を学んでいらっしゃる方や音楽をされている方などなど。
ジュネーブにお住まいの多くの日本人の人々が協力したり遊びにいらしたりしていました。
祭りでは日本の文化や、今回の被災地に関する事柄が紹介されていました。
浴衣の外人さんが多いなーと思ったら、なんと、
盆踊りや着物ファッションショーもあった様です。
やぐらには和太鼓が置かれ、太鼓のショーも模様された様です。
のんママは、日本の食文化がめっぽう好きです。
だから勿論、このお祭りに来た目的の大半は食事。
ところが、お目当てのたこ焼きは終了 Σ(゚д゚lll)
もっと早くくれば良かった!!!
。。。みんな、美味しいものは良く知ってるなー(笑)!
会館の外ではお酒の試飲コーナーがあり、お心遣いだけでお酒が飲めるという。。。
なんともお父様方に人気のコーナーがありまして、
既に、私が到着した時は日本酒などは終了。
梅酒やスパークリングのお酒(味は日本酒みたいだと言っていましたが、そうでもなかった。。。(笑))などしか残っていませんでした。
お支払いは。。。ほんとに?「お気持ちだけでいいです~」
あざーっす。
スイスの方も多くいらしていましたから
きっと、日本のお祭りフードを楽しんでくださったことと思います。
そして会場内では、日本の文化が紹介されていました。
指圧体験!ん~、グッと来る!けど並ぶ勇気がなかった。。。(笑)
その隣に展示されていた募金箱はとっても素敵でした。
本の形した募金箱は、その絵柄のところからお金を入れるんですって。
日本人らしいですよね~。
日本らしいと言えばプチ華道展も行われていました。
実はのんママ、
華道の先生の免許をもっているんですねー。
私から教わるには、有料ですよ~(笑)。
だから、お花のコーナーはちょっと興味シンシン!
とても素敵な大作が生けられていて、感心しながら見ていたら
久々に生けてみたいと思ったりしましたー。
池坊さんと草月さんの展示です。
私は古流なんですけど、どうした!古流!がんばって展示だそうよ(笑)!
外の広場には日本の書籍の古本市や、手芸品の販売などが出されていました。
古本ブースに寄ると、なんと一角には猫の本特集コーナーがありました。
猫をテーマにした本って、結構あるものですね。と言ったところ,
係の方々「こんだけ猫の本集めるったら、大変よー!」..そうかも...
確かにペット本なら別だけど、猫の文学って夏目漱石しかすぐに思いつかない(笑)
文学には非常に残念な私です(笑)
そんなこんなで私は2冊購入しました。
ひとつは「猫の民俗学」。ちょっと面白そうでしょ(大木卓:田畑書店:1975年)。
紐解いてみると、過去の文人たちが語った猫の文献から、猫という生態を解剖していく作品の様です。
リファレンスが多く、私には読みやすい(笑)!
またこの本、古い割には、保存状態がいいんです!
発刊年はのんママが生まれるより前だよ(笑)!
そして、もう一冊は、ちょっと前に話題作だったかな?
「ケンブリッジの哲学する猫」(Philip J. Davis: 社会思想社:1992年)。
英文タイトルは "THOMAS GRAY PHILOSOPHER CAT" ですかね。
割と最近の本だから、もうお読みになった方もいらっしゃいますでしょうか。
まったくもって本嫌いな私が、まさかの2冊も購入するだなんて(笑)。
さて、会場内では被災地に関することの紹介が多くされていました。
私が行った時は、ちょうど今回の東日本大震災にて、救助に向かったスイスの救助犬のチームが
ステージで紹介されていました。
その活動はスライドで写され、実際救援にあたられた方々が通訳付きで状況などを報告されました。
会場の皆さんは真剣に聞き入っています。
その救援の困難さは、以前経験した比でないことを彼らは訴えていました。
地震だけでは済まなかった、津波の恐ろしさを改めて感じます。
その会場の廊下には、沢山の被災地の写真がパネルで展示されていました。日経新聞のブースだった様です。
小さいお子さんに、写真の意味を教えるスイス人の親子の姿が印象的した。
ありがたいことです。
今回初めて、ジュネーブの日本祭りに行かさせて頂きましたが、
スイスの人々には、日本のまか不思議な文化?を知ってもらえるいい機会だったのかもしれません。
また、被災地の写真に足を止めて、多くの方々が見ている姿や、
募金箱に手を伸ばして寄付金を入れようとするお子さん、学生さん、スイスの方々の姿は
とても暖かくありがたく感じるばかりです。
さらに活動をしてくださっている方々には、頭の下がる思いです。
遠く離れたジュネーブから、応援エール届いていますでしょうか!
がんばれ!東北!
がんばれ!日本!
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さあ、これから「がんばれ東北!応援の旅」は松島に入っていきます!
松島は、津波の被害を受けたにもかかわらず、
ゴールデンウィークには遊覧船が走り出したという
なんとも喜ばしいニュースを聞いた場所でもあります。
さあ、改めて皆さん!ノンタン号にご乗車ください!
シートベルトは締めましたか?
では、松島に向けて旅を再開しますよー!
つづく
今日も見てくれてありがとう!
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