さあ,旅の続きをお話ししましょう.
到着したのは 群馬県にある四万温泉の積善館さんです.
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
公式HP ; http://www.sekizenkan.co.jp/
この温泉は現存する湯屋建築の中でも最古と言われているらしく,更に「千と千尋の神隠し」に出てくる各シーンに非常に近似した場面を多く認めます.
また,スタジオジブリ公認なのでしょうか,館内では千と千尋の...アニメツアーだったかな?そんな感じの館内案内のツアーがあったりします.
19代目亭主が大胆に解き明かす!
マジか!
(注意;2012年7月の情報です)
ツアーでぞろぞろと人が居なくなったところで,
がらり〜んとしたお風呂を頂くことにしました.
目指すは,元禄の湯 です.
大正ロマネスク様式を用いたこのお風呂は,今から83年前に建てられたそうです.
天井が高く,印象的な窓のアーチと,白壁がちょっとロマンチックです.
女風呂と,男風呂はほとんど同じ作りの様です.これは女風呂ね.
脱着所はお風呂場と一体化していますが,お風呂場との間にある階段で仕切られる様になっています.
この写真は,その階段の上から撮影したものですね.
準備ができたら,階段を下りてみましょう!
湯煙が実に気持ちいい!
左の壁に沿って(男湯は右の壁沿いみたい),小さな引き戸があるんですけど,そこはサウナみたいになっています.
でも,狭くて暗くて,怖かったので,のんママはお湯だけ頂くことにしました.
千と千尋に出てくる湯屋は,丸い湯船だった気がしますが,ここは四角い湯船が並びます.
お風呂は各湯船で温度が異なります.
のんママとのんパパは,熱いのが大好き.
皆さんは,どの湯船にします???
まろやかなお湯が,肌に優しく感じる温泉ですね〜!
あ〜良い湯でした!
ここの湯屋は,3層構造になっています.
本館,山荘,佳松亭
1番低い川沿いに元禄4年に建てられたと言う本館があり,
山に沿って中腹に山荘,一番上に佳松亭があります.
3つの建物は,渡り廊下やトンネルで繋がっていて
そのうちの一つが「千と千尋...」に出てくる1シーンにそっくりなトンネルなんです.
浪漫のトンネル って言われてるそうですよ.
この3層の建物が入り組んで繋がっているところも
何か,魔法を操る湯婆が作ったアニメの中の油屋を想像させるわけです.
本館は重要文化財に指定されていて,資料館があります.
古くから使用されていた調度品がいっぱい.
ふすまの上の部分...えっと欄間って言うんでしたっけ,
その細工もとても美しいです.
湯屋の横には川があり,冷たい川に注ぎ込む源泉で煙が立ち上がります.
周囲には,小さな食堂やゲームコーナーらしきお店が小さくひしめいて並んでいます.
でもそれはアニメに出てくる様な大きなテーマパーク跡といった感じの街ではありません.
いろんな情報がありますが,千と千尋のモデルになった街は,恐らく多く諸説あり,
台湾の九分や,群馬の伊香保などは街の外観や提灯が印象的でモデルになった場所と言われていますし,
湯屋のモデルには四国道後温泉や長野の渋温泉,そしてこの積善館などが言われています.
でも,きっとこれだけではなく,多くの温泉地,秘湯と言われているところで,思い当たる場所が多くあるのは事実です.
きっと,宮崎駿監督は色んな場所からインスピュレーションを受けて,
アジアの保養所のイメージを作り上げたのでしょうね.
そして,日本のおもてなしの心.
雪国と言う小説の冒頭に
トンネルを抜けると 雪国であった
という有名な一説がありますが
積善館の浪漫のトンネルを抜けると,千尋に出会える様な気になります.
山の奥深くにある,作られた感じの一切無い,昔ながらの秘湯.
本当にここは今の平成ではない,何か遠い昔にタイムスリップした様な,
とても懐かしい匂いのするところで,
のんパパとノンタンと3人で,不思議な感覚にとらわれた場所なのでした〜.
到着したのは 群馬県にある四万温泉の積善館さんです.
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
公式HP ; http://www.sekizenkan.co.jp/
この温泉は現存する湯屋建築の中でも最古と言われているらしく,更に「千と千尋の神隠し」に出てくる各シーンに非常に近似した場面を多く認めます.
また,スタジオジブリ公認なのでしょうか,館内では千と千尋の...アニメツアーだったかな?そんな感じの館内案内のツアーがあったりします.
19代目亭主が大胆に解き明かす!
マジか!
(注意;2012年7月の情報です)
ツアーでぞろぞろと人が居なくなったところで,
がらり〜んとしたお風呂を頂くことにしました.
目指すは,元禄の湯 です.
大正ロマネスク様式を用いたこのお風呂は,今から83年前に建てられたそうです.
天井が高く,印象的な窓のアーチと,白壁がちょっとロマンチックです.
女風呂と,男風呂はほとんど同じ作りの様です.これは女風呂ね.
脱着所はお風呂場と一体化していますが,お風呂場との間にある階段で仕切られる様になっています.
この写真は,その階段の上から撮影したものですね.
準備ができたら,階段を下りてみましょう!
湯煙が実に気持ちいい!
左の壁に沿って(男湯は右の壁沿いみたい),小さな引き戸があるんですけど,そこはサウナみたいになっています.
でも,狭くて暗くて,怖かったので,のんママはお湯だけ頂くことにしました.
千と千尋に出てくる湯屋は,丸い湯船だった気がしますが,ここは四角い湯船が並びます.
お風呂は各湯船で温度が異なります.
のんママとのんパパは,熱いのが大好き.
皆さんは,どの湯船にします???
まろやかなお湯が,肌に優しく感じる温泉ですね〜!
あ〜良い湯でした!
ここの湯屋は,3層構造になっています.
本館,山荘,佳松亭
1番低い川沿いに元禄4年に建てられたと言う本館があり,
山に沿って中腹に山荘,一番上に佳松亭があります.
3つの建物は,渡り廊下やトンネルで繋がっていて
そのうちの一つが「千と千尋...」に出てくる1シーンにそっくりなトンネルなんです.
浪漫のトンネル って言われてるそうですよ.
この3層の建物が入り組んで繋がっているところも
何か,魔法を操る湯婆が作ったアニメの中の油屋を想像させるわけです.
本館は重要文化財に指定されていて,資料館があります.
古くから使用されていた調度品がいっぱい.
ふすまの上の部分...えっと欄間って言うんでしたっけ,
その細工もとても美しいです.
湯屋の横には川があり,冷たい川に注ぎ込む源泉で煙が立ち上がります.
周囲には,小さな食堂やゲームコーナーらしきお店が小さくひしめいて並んでいます.
でもそれはアニメに出てくる様な大きなテーマパーク跡といった感じの街ではありません.
いろんな情報がありますが,千と千尋のモデルになった街は,恐らく多く諸説あり,
台湾の九分や,群馬の伊香保などは街の外観や提灯が印象的でモデルになった場所と言われていますし,
湯屋のモデルには四国道後温泉や長野の渋温泉,そしてこの積善館などが言われています.
でも,きっとこれだけではなく,多くの温泉地,秘湯と言われているところで,思い当たる場所が多くあるのは事実です.
きっと,宮崎駿監督は色んな場所からインスピュレーションを受けて,
アジアの保養所のイメージを作り上げたのでしょうね.
そして,日本のおもてなしの心.
雪国と言う小説の冒頭に
トンネルを抜けると 雪国であった
という有名な一説がありますが
積善館の浪漫のトンネルを抜けると,千尋に出会える様な気になります.
山の奥深くにある,作られた感じの一切無い,昔ながらの秘湯.
本当にここは今の平成ではない,何か遠い昔にタイムスリップした様な,
とても懐かしい匂いのするところで,
のんパパとノンタンと3人で,不思議な感覚にとらわれた場所なのでした〜.