十六歳の勇者の結末
クリアしました!!
……遊び人を連れたまま。
ドラゴンクエスト3 HD-2D(PS5、Switch等)
ちなみに最終パーティーは、盗賊→商人→賢者になったノア、僧侶→魔物使いになったメリサ、そして終始遊び人だったセイです。
遊び人の特技コンプが出来ず、結局他の奴が賢者になってしまうという大誤算。
というか、最後の特技いつ覚えるんだよ!! レベル40すぎてから必要経験値がエグすぎるんだよ!! はぐれメタルでどうにかなる数じゃねえよ!!
続きからプレイ記。ゾーマ城~エンディングまで。
意を決して魔王の爪痕を根性で踏破。勇者の盾を回収する。魔法使えないダンジョンの何が嫌かって、帰りも自力で帰ってこなきゃ行けないとこなんだよなあ。もう面倒くさくてしょうがない。
そしてこの時点で商人が特技全部覚えたので賢者へ転職。よもやゾーマ城突入前に賢者転職のトロフィーをゲットするとは思わなんだ。てか、遊び人の最後の特技何なんだよ。この苦行に見合うほどのスキルなんだろうな!?
でも実際うちの遊び人素早さと運の良さだけやたら飛び向けていて他がポンコツなんですよ……素早いならば賢者の石係にしたいところだが、肝心な時に回復してくれない未来しか見えないので石は賢者の方に渡した。まだベホマラー覚えていないし。
さて、虹の雫を使ってついにゾーマの居城へ殴り込みです。
が、案の定敵が強い。主力が魔物呼びとギガデインになってしまってる。ギガデインはアホみたいな火力なんだけどその分消費MPもでかいので使いどころが悩ましい。
まあ初見は宝箱を回収しながら行けるとこまで行く、というスタンスで突き進んでいくと、ついに来ましたよ、父・オルテガとの再会。
……いや、これ再会って言うべきなのか? 最後に会ったの勇者が赤ちゃんの時だし勇者的には実質初対面と同じだよね!?
ちなみに旧作だとオルテガVSキングヒドラのバトルを眺めるだけで、勇者加勢しろよ……というツッコミもやむない状態になるのだが、今作では勇者が加勢しようとすると、魔物達がそれを阻止しに来るという割としっくりくる展開になってた。
だが、結局オルテガがキングヒドラから致命傷を負わされて勇者に看取られる事になる流れは変わらない。ベホマ使えと言うツッコミ入ってはいけない。
もう何も見えず、何も聞こえない状態でやっとこさ記憶を取り戻し、家族に伝えてほしいと遺言残そうして……
目の前にいるのが自分の娘だというのに、それをいくら主張しても届かないのがもどかしすぎてつらい……!
何とか、何とかそれを伝える方法はないのか、と思ったらオルテガが何気に触れたのは勇者が装備している光の兜。
そこから目の前で自分を看取ろうとしている人物がかつて自分が使っていた兜を被ってる→そこにいるのは自分の意志を継いだ人間、つまり我が子だという事に気付いた……! 最期の最期で……!!
ありがとう、兜作ってくれたおっさん。おかげでちょっと救済された気分になった。
バラモス城と同様、ゾーマ城もボス戦前にショートカットが現れる。本当に便利な世の中になったなー……というところで一旦脱出して態勢を整える。
ちなみに光のドレスは女子しか装備できないのでメリサにあげた。今作では反射機能はないので安心して使える。ミラーシールド装備させたらボス戦で阿鼻叫喚になったので……
そして最後の戦いへ。
……なんだけど手下の時点で無茶苦茶強い。毎ターン回復しないとキツい。そして遊び人が相変わらず役に立たない。
多分手下3体の中ではバラモスブロスが一番楽だったような気がする。ゾンビはダントツで強かった。実際全滅覚悟を決め込んだレベルに追い込まれたが、奇跡的に復活の杖が成功したおかげでギリ乗り切れた。
ゾーマ戦も似たような感じで、光の玉使用後は勇者がひたすらギガデイン、賢者が補助と回復に回り、魔物使いは魔物呼びと回復、遊び人は……コマンド通りに動いてくれたらラッキーなレベルの仕事ぶり。まあ大半はハッスルダンスさせてたが。
そして途中からゾーマがマホカンタ使ってきてギガデイン反射された時はちょっと殺意が湧いた。小癪な。
が、魔物呼びの攻撃力が強すぎて結局魔物使い頼りになったところでどうにかゾーマ撃破。クリアレベルは勇者レベル40でした。
ちなみに途中から遊び人は死んでた。蘇生させる余裕が全くなかった。すまん。
ゾーマ城が崩れ、何故か魔王の爪痕へ飛ばされ、そこから脱出した所で全員の体力が回復&蘇生。そして世界が閉じる音と共にアレフガルドに光が戻ってきた。
つまりルーラで上の世界にはもう戻れないというわけで。勇者母のことを思うと本当に胸が痛い。父も我が子も戻ってこない上に戻ってこられないという連絡すら出来ない悲しみ。
功績をたたえられてどれだけ価値のある者なのかよく分からない勇者ロトの称号を得ても、故郷に帰れないという複雑さを考えても宴会途中で勇者の姿がいなくなったのもちょっと分かるような気がしてきた……まあ子孫は存在しているのでその後もちゃんと生き抜いたと思いたいが。
スタッフロールでは今までの地域のその後を見ることが出来る。ノルドの洞窟に遊びに来たポルトガの王様とか、バハラタの胡椒屋のラブラブ夫婦とか、やっぱり寂しそうなアリアハンの母とか。
……そして最後の最後に挿入されたイベント会話にて、え? そういうとなの!? という驚愕のシーンが。
これはネタバレ抜きで是非見てほしいので詳細は伏せるが、えーと……
……今すぐこやつをどっかに左遷しろぉぉぉぉ!!