K's BAR(Kentaro's BLOG)
飛騨国分寺三重塔

今年の節分は例年よりも一日早い、二月の二日でした。
毎年、我が家では、この節分に、厄除け祈願のために、
高山市の飛騨国分寺で開かれる節分星祭に行き、護符をいただいてくるようにしています。
この護符を初めていただいたのが2004年のことでしたので、これでもう、
通算21年もいただいていることになります。
今回は、この節分星祭について、少し取り上げたいと思っています。

……と、その前に、ちょっとお知らせを。
当ブログですが、先日4日に、ついにというべきか、いまさらというべきなのか、
どちらなのかよくわかりませんが、ついにSSL暗号化しました。
いままで当ブログを見ると、ブラウザに鍵マークの表示がされなかったり、
また、安全ではありません、といった表示が出ることがあったかと思います。
ですが、これでもう、そのような表示が出ることはなくなったかなと思っています。
(もし出てしまったら、再読み込みをしていただければ、表示は消えるかと思います)
しかもこの機に、私のサイト『野林賢太郎 アートワークス』も、SSL暗号化しました。

ずいぶん前から自サイトやブログをhttpsから始まるように変更しなければ、
などと思っていたのですが、もともと面倒臭がりやですし、
なによりもどうやっていいのか、しかもSSL化をしないとどうなるのか、とか、
そのへんのことがとんとわかっておらず、そうこうするうちに日々が過ぎ、
ただ、ひたすらに放置する状態になってしまいました。
(SSL証明書とか、もうなんのことやらさっぱりわからないですし……)
年末年始、そして一月のうちは、ちょっとバタバタしていたので、
なかなか手がつけられなかったのですが、二月の節分星祭のあとは、
少し時間もできたので、長年の懸案を片付けるため、ついに一念発起したという感じです。

参考にしたのはyoutubeの動画や、サイト構築に詳しいかたたちのブログなどです。
ブログの場合は、SSL化することで、今使っているデザインのテンプレートが
使えなくなってしまうんじゃないか、とか、広告がたくさん入るようになってしまうのでは、
と、心配していたのですが、実際にはそんなこともなく、
今までどおりのシンプルなデザインを維持したまま、暗号化ができました。

ただ実際にやってみると、無事、暗号化できたように見えるものの、
じつは暗号化されてないところが混在している状態になってしまったりと、
チマチマした苦労もたくさんありました。
とはいっても、当ブログは、とても長〜く続いている歴史ある(?)ブログなので、
今後も、適宜、時代に適応させつつ、末長く続けていきたいなと思っています。
ちなみに、無事SSL化できた私のサイトはこちらです。

○ 野林 賢太郎 アートワークスはコチラです ~

もしお時間がおありでしたら、ちょっと覗いてみてください。
といっても、内容については、以前から代わり映えしてなくて、お恥ずかしい限りです。
今後は内容の充実もさることながら、大リニューアルしたいと思っています。

節分星祭

さて……、ちょっと話が脱線してしまいましたが、飛騨国分寺の節分星祭の話題に戻ります。
この節分祭に行くさいには、毎年、前年の節分祭でいただいた護符 (お札) と、
同じく節分祭でいただいたお守り、冊子状になった暦、十二支の切り絵の絵馬を、
それぞれ持っていかなくてはなりません。

お焚き上げ

これらは忌火にてお焚き上げをしていただくこととなります。

以前は、節分祭は午前の部、午後の部、夜の部、の三つの時間枠があったのですが、
コロナ禍以降は、午前の部がなくなり、
午後の部と、夜の部の、計ふたつだけになってしまいました。
(私は午後の部に行ってきました)
さらに今年は、2月2日が節分となり、日曜と重なってしまったためか、
護摩焚き会場となる本堂は、かなりの混雑となりました。
いつもは見かけない、小さなお子さん連れのかたが、意外とたくさんきていました。

というわけで、お焚き上げをしていただいたあと、午後1時45分ごろ、本堂に入りました。
護摩焚きの時間はおよそ一時間弱。般若心経や真言を唱えながら行われます。
本来であれば、そのときの模様を収めた写真を載せたいところですが、
神聖な儀式にカメラを向けるのは非常にためらわれるので、写真はありません。
すみません。

そのあとは豆まきタイムとなります。
この日は2月にしては暖かく、暖房が入っていない本堂でも、
ありがたいことに、さほど寒さを感じることはありませんでした。
(そのあと、とても厳しい寒波がやってきてしまうのですが)

国分寺の門

なんだか今回は写真がとっても少ない記事になってしまいました。
すみません……。

いずれにしても、豆まきタイムで、豆をたっぷりもらい、
そのあと、寺の受付で新しい護符をいただいてきました。
これで、なんだかひと安心という感じです。
今年も、難無く無事暮らせたらと、切に願うばかりです。


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水郷パークの眺め

今月は、初っ端からインフルエンザになるなど、
予想外のことがいろいろと起こってしまい、そのせいもあって、
ブログのネタになるようなことが、もう、ほんとうにありません。

なのに気がつけば1月ももうあとわずかになってしまい、
困ったなあ、と思っていたのですが、先週末の日曜、
不健康でなまった身体を、少しほぐそうと、お散歩に出かけてみました。
ちょっとしたお出かけだったのですが、
今回は、ネタ不足ということもあり、そのときのことを、少しご紹介したいと思います。

なにしろこの26日の日曜は、ここ岐阜ではほんとうにいい天気で、
もう、お出かけしないのがもったいないという日和でした。
一月は中旬から下旬にかけて、けっこう晴天に恵まれたんじゃないかと思います。
そんなわけで、ヨメのプジョーに乗って出かけてみました。

当初の目的は、この地方ではとても有名なおちょぼ稲荷という神社です。
商売繁盛の神様ということで、東海三県の中では、知名度抜群かと思います。
なのに、ここ岐阜に来てから、おちょぼさんに行ったことがなく、
そんなに遠い場所でもないですし、今回、ちょっと行ってみようと思ったのです。
なにしろ、お仕事のほうもすごく凹んでますから、
繁盛の御祈願をしたいという思いもありました。

ところが、いざ行ってみると、好天の日曜ということもあってか、
もう、たいへんな賑わいで、近くに行くだけで、もう車が渋滞していました。
というわけで、早々に参拝をあきらめたのですが、他の目的地は設定しておらず、
とりあえず、そのまま南の方角へと進んでみることにしました。

で、出たとこ勝負で着いたところが、以前にも来たことがある、
海津市の『木曽三川公園アクアワールド水郷パーク』です。
せっかくですから、この場所をちょっと散歩してみようということになりました。

今回の出動車

今回の出動車は、いつものとおりヨメのプジョーです。
空の青さにボディーの白さが際立って見えますね。

水面の光景

ここはその名の通り、木曽三川の水面に近く、
好天ともなれば、とても美しい景色を楽しむことができます。
カップルなどもあちこちからきているのですが、混んでるわけでもなく、
適度に余裕をもって楽しめます。

風車のある風景

こちらはこの公園のランドマークの風車です。
青空に映えていますね。
しかも背景の山もまた綺麗で、なんだか胸のすくような眺めです。
ただ、こちらからだと、ちょっと逆光になっちゃうんですが……。

川のある光景

園内を通る小さな川は緩やかに蛇行していて、これもまた、
眺め的にはいいですね。

お散歩してみます

ただ、お散歩とかウォーキングをするのには、この公園はちょっと狭いかもしれません。
(こうやって写真で見ると、かなり広そうなんですが……)
ですので、前回来た時と同様、けっこう短時間で、あちこちを回れてしまいました。
もう少し、歩いた感、が欲しいところです。

もっとも、木曽三川公園というのは、総計で13箇所あるとのことですので、
それらをすべて回ったら、きっとかなりの長大なお散歩ができるかもしれません。
まあ、お散歩をするかどうかはさておき、いつの日か、
それらの公園巡りができたらな、などと思っています。

橋を渡って

というわけで、水郷パークを離れ、今度は、
瑞穂市のプラント6というショッピングセンターに、買い物がてら、
行ってみることしました。

すごい晴天

その道中の眺めがこちらです。
こちらは堤防道路からの眺めなのですが、本当にいい天気です。
しかも堤防道路というのは電柱がないので、視界を遮るものもなく、
走っていて、気持ちのいい場所です。

ただ、そのぶんみなさん、車を飛ばすんですが……。
私自身は、自分の車ではあまり走ったことがありません。

プラント6のそばには、あまり目立たないのですが、
川沿いの堤防の下に大きな公園があって、お散歩するのには最適な感じです。

プラント6の裏の公園

こちらがその眺め。ここはあまり人がいなくて、とても静かです。
といっても、時折、犬の散歩に来ている方に出くわしたりしますが。
枯れた枝と青空のコントラストが、なんとも美しいですね。

墨俣一夜城

この公園からは、墨俣一夜城と呼ばれるお城が見えます。
墨俣一夜城は、信長の命を受けた木下藤吉郎が、美濃攻めの時に築いた城なので、
本来ならこのような白いお城であるはずがありません。
なんだかな……、って感じです。

当初はこの墨俣一夜城までお散歩してみようかとも思ったのですが、
意外と距離があり、途中で引き返してしまいました。
その後、プラント6でお買い物をして、家に帰ってきました。

たいしたお出かけではなかったのですが、好天のもと、外を歩くのは、
楽しいですし、健康面でもおおいにメリットがありそうです。

まだまだ寒い日が続きそうですが、青空が覗く日は、
陽光を受けながら、また、外を歩いてみたいものです。


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スコープドッグ胸部

2025年になって、すでに二十日が経ってしましました。
みなさんは、よい年末年始をお過ごしだったでしょうか。
私はといえば、年明け早々に、なんと、インフルエンザに罹ってしまい、
しかも、そのまま重症化してしまいました。
すぐにヨメにも感染ってしまい、夫婦共々、正月から寝込むことになってしまいました。
しかも、正月とあって病院にかかることもできないまま……。
救急外来に行くと一律7.700円かかるとのことですし、
なによりも救急外来のある病院までは遠いのです。

結局、そのまま、家で安静にするということを選ぶよりほかにありませんでした。
こういう正月とかGWの時期などに体調を崩したりすると、本当にたいへんです。
医療を受けることができないんですから。

そして気がつけば正月三が日を過ぎて四日になったのですが、
このときはもう、症状としてはピークを過ぎており、いまさら医者に行くのも、
ちょっとどうかと思ってしまいました。
もしかすると、年末年始にインフルエンザになったのに、
時期的な問題で適切な医療が受けられなかった人というのは、
すごく多いのではないかと思います。
また、テレビのワイドショーなどでは、インフルエンザになっても、
薬不足のため、処方箋をもらっても、
薬が思うように入手できないケースが多々あるともいっていました。

とにかく、ただひたすらに寝込むことで、なんとか回復しました。
お金もかからずよかった、といえばよかったのですが、
正月は三が日どころか、その後も全滅で、いまだに年が開けた気がしないのが実感です。
本当にひどい目に遭いました。
しかも、インフルエンザを家に持ち込んだってことで、ヨメからは怒られてしまいました。

ですので、結局、医療機関にはかからなかったので、正確にはインフルエンザかどうかは
わからないのですが、症状の重症さや、熱の状態から見ても、
インフルであることに、もう間違いはないかなと思っています。

そんなわけですので、年始早々、もう、まったくネタがなく、今回はどうしようか、
とも思ったのですが、そんなときのプラモネタを、今回はやってみたいと思います。

昨年、ウエーブというプラモデルメーカーより、
1/24スケールの『スコープドッグ』が新規発売になりました。
スコープドッグとは、1980年代に放映されていた『装甲騎兵ボトムズ』に登場する、
ロボット兵器の一種です。
というと、ガンダムみたいなものか、と思われるかたも多いかと思いますが、
番組内でのスコープドッグの扱いは、完全な量産兵器となっていて、
主人公は、このスコープドッグを何度も乗り換えたりします。

しかも、スコープドッグには戦域や用途によって様々なバリエーションが存在し、
まさに、IV号戦車やシャーマンばりの兵器感を持って描かれています。

しかも、機体の色は緑色と、このあたりでもミリタリーチックで、
身長は四メートル強と、ガンダムよりもはるかに小さい設定です。
デザインも、お椀型の頭部に、甲冑のようなバイザーと、
外部視認用のカメラがつくという、いたってシンプルなもので、
この設定画を初めて見た時、あまりのカッコ悪さに、
これでスポンサー企業はOKを出したのか、と、本当に、ものすごく驚いたものです。

しかし番組放映からすでに40年が経過しているにも関わらず、
装甲騎兵ボトムズと、劇中に登場するスコープドッグをはじめとするロボット兵器は、
いまも、ガンダムほどではないにしろ、根強い人気を誇っています。
ウエーブから新規開発のスコープドッグのキットが発売されたのも、
そんな人気が背景にあるためでしょう。
ところが、ウエーブのキットは、一万円近い超高額商品となってしまいました。
昨今の円安の影響で、御多分に洩れず、プラモデルもたいへんな高騰をしていますが、
この金額にはもうびっくりで、とても手が出ません。

組み立て説明書

そんなわけで、2007年にバンダイから発売された1/20スコープドッグを、
今回、ちょこっと組んでみることにしました。
実はこのキット、2007年か8年に名古屋で購入し、そのままずっと放置していたのです。
バンダイのキットは、1/20と、ウエーブのキットよりも大きいのですが、
お値段は定価で4400円と、ウエーブの半分ほどの値段です。
なのに内容は盛りだくさんで、スコープドッグが持つ様々な機構や、
内部構造が楽しめるようになっています。
ボルトを締めているかのような感覚で組み立てを楽しむアイデアも取り入れられていて、
なかなかに野心的なキットでもありました。

ところが、発売早々、某模型雑誌で、脚が長い、肩の付け根が高い、
などと酷評されてしまうなど、いろいろと物議を醸したキットにもなってしまいました。
もっとも、アニメに登場するキャラクターを立体化しているものなので、
ほんとうに脚が長いかどうかは個人の判断でしかないのですが……。

でも、本キットは、設計陣の熱意を感じる、
とても力の入った製品であることは確かかと思います。

頭部カメラの塗り分け

とくに、この頭部の形状は絶妙ではないかと、私個人として思っています。
この部分の形状も、脚の長さ同様、
丸すぎたり扁平すぎたりといろいろと解釈が別れてしまうところですが、
このバンダイのキットはそのあたりの塩梅がとてもうまく取れていると思います。
カメラ部分も、各種のメタリック系の色で塗り分けてやると、精密感が増します。

ボルトを変更

ただ、本キットの特徴で新機構でもあるボルトを締めて組み立てていく方法ですが、
肝心のボルトが大きすぎ、しかも派手にボルトが飛び出してしまうので、
私的にはリアル感がないように思えてしまいます。
ですので今回は、このボルトオンスナップを使うのをやめ、
モデリングサポートグッズのパーツを、ボルト穴に埋め込むようにして工作しました。
このほうが個人的には好みなので、よかったかなと思っています。

腰のボルトの変更

同様に腰のボルト部分も、埋め込み型を模した状態に加工しました。
かつてのタカラ製1/24スコープドッグのディティールを真似た感じです。
タカラ製のキットはいまから40年ほど前のとても古いキットですが、
ディティール表現は秀逸で、いま見ても見ごたえのあるものです。
バンダイのキットにはタカラ製のような洗練されたディティールはありません。

操縦席内

こちらはコクピット内です。この部分はとてもよくできていますね。
塗装はクレオスのグレー系のラッカー塗料をいくつか使って塗り分けています。
また、市販の汎用注意書きデカールなども使ったりしています。

足の装甲のボルト変更

足の上に乗る可動式装甲板のボルトも、半埋め込み式に改めています。
このほうがはるかに平気っぽくてカッコいいと個人的には思っています。

モデルカステンのボルト

埋め込み式のボルトは、モデルカステン製のものを使いました。
いつ買ったかわからないくらいの品ですが、今回のスコープドッグ制作では、
かなりの活躍をしてくれました。

脚パーツの塗り分け

脚部を含め、内部のフレーム構造物が再現されているところが、
バンダイ版スコープドッグのすごくいいところです。
スナップオンによる嵌め込みで組み立てができますので、
分解して内部を見る楽しみもあったりします。
部品の合いも極めて良好です。

クレオスの黒鉄色やタミヤラッカーのガンメタルなどで塗り分けて見ましたが、
写真で見ると、そんなに違いがわからないかもしれません。

ヒケ処理

とはいえ、けっこうダメなところもあります。
その代表格が、とにかくパーツにヒケが多い、というところでしょうか。
このパーツは、足のかかと側の可動装甲板ですが、けっこうなヒケが出ていました。
結局、モールドを落としてボルトを付け直すということをしています。

こういう平面的なところはヒケ処理もしやすいのですが、
表面に細かなモールドがあったり、梨地表現になっているところは、
もう、ヒケの修正を諦めざるを得ませんでした。
これを直していたりすると、もう、絶対に完成しませんので……。

腕はそのまま

腕ももう、そのままストレートに組んでしまいました。
もっとも、指は、それぞれを切り離すなどの加工をしています。
この腕、劇中登場するアームパンチという機構を再現していて、
プレイバリューに溢れる感じがします。

脚の付け根の加工

さて、最後になりましたが、本キットの一番のウイークポイント、脚の長さについてです。
某模型雑誌には、この脚の長さを修正するため、股間部の足の付け根の位置を上にずらす、
という方法が紹介されました。
これが、バンダイ1/20スコープドッグの定番工作として定着した感があります。

というわけで、私もその例にならい、足の付け根部分を改造しようとしているわけですが、
これもまた個人的見解なのですが、単純に脚を短くするというのも、
はたしてどうなんだろうと思っています。
というのも、バンダイのスコープドッグは、あくまで、
スマートな状態で最適化されたプロポーションになっているのでは、と思うからです。

もしかすると、脚が長いのではなく、脚のボリュームが少し足りないのかも、などとも、
思ったりします。
かといって、脚のボリュームを触ったりしていると、またしても、
完成しない放置状態になってしまうと思いますので、
某模型誌の作例ほどではない、若干の脚の付け根位置変更という状態にできないかと、
いま、思っています。
いくらか脚を短くはするつもりですが、
基本、バンダイのスマートなスコープドッグのイメージは、
そのまま踏襲してみようというわけです。
ゆえに、どの程度脚の付け根位置を変更するのか、そのあたりを今後、
いろいろと考えてみたいと思っています。

いろいろと書きましたが、いいキットであることに変わりはないと思います。
現在、このキットは絶版で入手は困難だと思うのですが、
また、機会を捉えて、再販していただけるといいなと思う次第です。


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MINIが揃いました

2024年も本当にあと少しになってしまいました。
というわけで、今回もまた、当ブログ恒例の、一年の振り返りを、してみたいと思います。
前回の記事でも申しましたが、何しろ今年は、元旦から大きな地震に見舞われ、
ほんとうに先の思いやられる気がしました。
このとき、私たちは実家のある飛騨高山から岐阜に戻る途中で、車に乗っている時でした。
いきなり携帯が鳴り出して何事かと思ったら、前方を走る車が急減速。
そのあとラジオをつけると、避難を訴える鬼気迫る女性アナウンサーの声が聞こえてきて、
これは年明け早々大変なことが起こったと予感させました。
とはいっても、車に乗っていたせいか、地震の揺れはほとんど感じませんでした。
その翌日は、航空機の衝突事故が起きるなどして、
まさに、先が思いやられる事態になりました。

とはいえ、以後は平穏に過ぎたように思います。
が、夏の大雨や酷暑などが続き、いまになって思うと、
やはり、平穏無事にはいかなかったようにも思います。
もっとも、大雨や酷暑は今年に限ったことではないように思いますが……。

私自身にとっても、今年はあまり良い年とはいえませんでした。
コロナ以後、お仕事もいまだ凹んだままですし、
しかも今年の年賀状で告知させていただいた東京でのエキシビションも、
中止、延期となってしまい、楽しみにしていただいたみなさまには、
たいへんなご迷惑をおかけしてしまいました。

とはいっても、とくに大病を患うこともなく、
こうしてなんとか、一年の終わりを迎えられたということは、
それはそれでまあ、よかったということなのかもしれません。

というわけで、なんだか前置きが長くなってしまいましたが、とりあえず、
今年の思い出深い出来事などを、ちょっとトレースしてみたいと思います。

今年は例年に比べて、お出かけの機会もぐっと減ってしまったかと思います。
しかも、どこかに出かけても、近場ばかりに行くことが多かったように思います。
だけでなく、毎年、どこかにかならず旅行に行っていたのに、
今年は、まったくどこにも行けませんでした。
それがもうとても残念です。
(来年こそは、旅行にぜひぜひ行きたいです)

そんななかでも、思い出深いお出かけネタといえば、
まず真っ先に思い浮かぶのが……。

会場目指して

やはり、今年春に行った、MINIのツーリングでしょうか。
こんなふうに、たくさんのMINIで共に走るのは、もう二十数ぶりになるのかもしれません。
いまのアイボリーホワイトのMINI HLEになってから、初めてのことです。

馬瀬村

しかもこの日は好天に恵まれて、さらに桜の時期とも重なって、
ほんとうに、思い出深い最高の一日になりました。
いまこうして写真を見ても、すばらしいと思います。

美しい風景

しかも、ツーリングの最後には、参加されたみなさんといっしょに、
岐阜県郡上市の芝桜を見に行ったりしましたね。
今こうして思い返してみると、ああ、あれは今年のことだったのか……、
などと思ったりします。
一年というのは、終わってみれば早いものですが、
特定の出来事にフォーカスして思い返すと、それなりに長い時間だったようにも感じます。

水辺を歩く

そして酷暑の中、滋賀県の近江八幡に行ったりもしました。
このときの思い出は、なによりも暑かったことです。
もう、日なたに出ると、陽光でジリジリと焼けるようでした。
なので、天気がいいにもかかわらず、日の当たる場所は閑散としていました。

ラコリーナ

そのあと、ラコリーナにも行ってみたりしました。
この場所に行ったのは五年ぶりでしたが、敷地内には新しい建物ができていたりと、
大きく様変わりしていましたね。
それにしても、ここは緑が多くて、しかもアミューズメント感もあって、
とてもいいところですね。

岩場の突端へ

そういえば、はじめて東尋坊にも行ってみました。
このときは、遊歩道を通っていったのですが、これがまた、
遠からず近からずのちょうどいい距離で、ぜひまた行ってみたい思っています。

そんなわけで、来たる2025年も、健康に、元気に過ごせたらと思っています。
みなさまもどうぞよいお年をお迎えくださいませ。名簿


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木曽三川公園の展望タワー

いよいよ12月も終盤に入ってしまいました。今年も残すところ一週間あまりです。
今年は元旦に能登で大きな地震があり、先行きが不穏な年明けとなってしまいましたが、
そんな2024年も、気がつけば、あっという間に終わってしまう感じです。
などといっていると、このまま一年の振り返りになってしまいそうなので、
その話題は次回にして、今回は、先日行ってきた、木曽三川公園について、
少しご紹介をしたいと思います。
といっても、木曽三川公園に行ったのは、今月の8日。
すでに二週間ほど前のことになってしまうのですが、年末ゆえに、
ネタもありませんので、今回は、このときの模様などを、
いくらかご紹介できればと思っています。

木曽三川公園は、クリスマスイルミネーションが有名なようで、毎年、
12月の下旬になると、日が暮れてからは多くの人でにぎわうようです。
私も昼夜を問わず、過去に何度か行ってみたことがありますが、
近場ということもあるのでしょうか、
意外と、この公園をしっかり見て回ったことがありません。
というわけで、今回はウォーキングを兼ねて、公園内を歩いてみることにしました。

もっとも、木曽三川公園という名を冠した公園は、各地に点在していて、
その規模もまちまちなようですが、今回行ってみたのは、海津市油島にある公園です。
揖斐川と長良川の郷中地点にあるこの公園が、
数ある木曽三川公園のなかでも、メインにあたるものなのでは、と思っているのですが……。
とにかく、ここは駐車場もとっても広いです。
(クリスマスシーズンの夜は大混雑します)

ふたつの大きな川に挟まれた風光明媚な場所で、とくに、
青い川の美しさが際立っていて、きてみると、とても気持ちのいい場所です。
ただ、台風や梅雨の末期には、洪水の危険がありそうな、そんな場所にも見受けられます。
もっとも、いまは治水も進んでいるので、そんな心配はいらないのかとも思います。

駐車場

とにかく、プジョーを駐車場に駐めて、いざ、公園に行ってみます。
この日は好天だったので、展望タワーが青空に映えていました。
ですが、かなり寒い。歩いて体を温めないと、凍えそうです。
上着の前を掻き合わせて歩きます。

遊歩道へ

というわけで、公園に到着。
まずは公園の西の端へと行き、そこから遊歩道に沿って、
公園の外周をぐるりと一周してみることにしました。

輪中の農家

すると、道中、古い民家があることに気づきました。
木曽三川公園の西側にはいままできたことがなく、こんな民家があることは、
まったく知りませんでした。
なんだか、とても立派な門構えです。
古い民家を移築して持ってきたのか、それとも、もともとこの地にあったものなのか、
そのあたりはどうもよくわかりません。

農家全景

で、帰宅後、ちょっとネットで調べてみたら、こちらに詳しい情報がありました。
興味をお持ちのかたは、ぜひ、覗いてみてください。

○ 木曽三川公園センター / 輪中の農家 ~

門をくぐって邸内に入ってみると、各所に説明の立て札が立ててありました。

納屋

どうやらこちらは納屋のようですね。
見学は自由にでき、もちろん無料です。
とはいえ、訪れる人は、私たち以外、誰もいませんでしたが……。

天井の船

家の玄関表の真上には、船が収納してあります。
これは洪水などの水害時に、家から避難したりするときに使うものらしいです。
ということは、やはり水に苦しめられる土地だったようです。

2024_O_12_22i.jpg

こちらは家の中の様子です。
かなり広くて、豪農の家ということだったのかもしれません。
立派な書画が圧倒的なインパクトを放っています。
ここは、靴を脱いで上がることも許されています。

家の模型

家の模型で隠されてしまっていますが、この部屋の奥には仏壇があり、
しかもその仏壇は、驚くことに、
ロープを使ってエレベーターのように二階にあげられるようになっていました。
これも水害時のための対策のようです。
ゆえに、仏壇の上は吹き抜けになっていて、二階につながっています。

この模型の家は、その仏壇を二階にあげる機構を表したものです。
仏壇がエレベーターになっているなんて、ほんとうに驚きました。

障子の間

室内からは庭を眺めることができ、とても風情のある雰囲気になっていました。

水屋

家の裏手には、石垣を組んだ大きな小屋のようなものがあります。
これは水家と言って、水害時に避難するときの建物のようです。
また、大切なものを水から守る倉庫でもあったらしいです。
こんなものまで用意しておかなくてはならないほど、水害が頻繁にあったのかもしれません。

水屋の内部1

こちらがその水家の内部です。
少しばかり手狭かもしれませんが、緊急避難所といえども、床の間がある立派な家です。
居住するのに不都合はなさそうな感じです。

水屋の内部2

とはいっても、平時でも物置として利用していたようですね。

ふたたび遊歩道へ

さて、民家をでたあとは、またしてもウォーキングを続けます。
公園には多くの人が来ていましたが、このあたりは静かで閑散としていました。

こうして公園を一周してみましたが、意外なほど公園は大きくはなく、
たいして歩くこともなく、入ってきた入り口に戻ってきてしまいました。
これだったら、木曽三川公園138パークのほうが、
はるかに規模が大きいんじゃないかなと思います。

などといろいろと書きましたが、好天のひととき、
公園内を楽しく散策できました。
今後はまた、別の木曽三川公園にも、足を伸ばしてみたいと思っています。
なにしろ、どの公園も、車であれば、たいして遠出をせずに行けますから。


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