釣果を上げる鮎毛バリの竿さばき
2012.06.14.04:51
☆釣果を上げる鮎毛バリの竿さばき
加賀の釣名人に聴いてみました。
☆ワンポイントアドバイス
隣の人と同じ毛バリで釣れない人は、
同じ毛バリで釣れる名人の竿さばきをマネルと必ず釣れる。
竿さばきは、釣れている人の真似をして何種類も覚える。
竿さばきを1つだと信じている人は、
平均釣果は上がらない。
鮎は、時間によって浮いたり沈んだりする。
☆鮎毛バリに命を入れる
基本事項
生きている虫が
もがいているように
鮎毛バリ演出をする。
「毛バリに命を入れると鮎は、毛バリをくわえる」
同リズムで錘を上下させても鮎は、興味を示さない。
鮎が、毛バリをくわえると錘の重さが消えるので
すぐに分かる。
錘を水面に浮き上げるのは大きな鮎。
クチが硬いので、竿を上げて釣り針をクチに刺してしまう。
☆取り込み法の1種
毛バリはカエシがないので錘だけ水面に浮かす。
鮎の錘上げ取り込み図
竿を止めて道糸が回る鮎は、20センチ以下。
☆22センチ以上大鮎のみち糸の状態
20センチ以上の鮎は、竿を上げ続けると直線に走る。
特に走る鮎は、23センチを越える幅広の地鮎。
大鮎と呼ばれる。
☆聞き書き
☆見える大鮎を釣る
見える大鮎は、錘の重さを利用して水中で反転して
毛バリをはずしていくのが見える。
見える鮎は釣れるので、水中を見ながら毛バリに食いついて
キラリと光った瞬間に竿先を上げ続ける。
ナイロンハリスなら伸びても切れないので
錘を水面から上げたまま鮎を取り込む。
錘を水中にいれたまま取り込むと、残念ながら大鮎は、
反転して9割逃げる。
普通の取り込み、
錘を水面に入れたまま取り込む。
手元で道糸が緩んだ瞬間に鮎は逃げる。
大鮎を1匹逃がすと、逃がした大鮎の子分が全部散る。
聞き書き終わり
☆鮎は、毛バリを銜えるが、殆んど飲み込まない
鮎のクチは、人間の奥歯のような構造
鮎は1年しか生きないので虫を飲み込んで
虫の殻を胃の中に貯めているような鮎は
大きくなって子孫を残せない。
聞き書き
☆鮎の餌の食べ方
待っていても餌は流れてこないから、
川下から上流に向かって、
石の藻を剥ぎ取ってキラリと反転して
下流に先回りして藻の中の餌だけを咥えて
食べ物をすりつぶして潰して体液だけ吸い込む、
腹に貯めたくない殻や繊維を吐き出す。
繰り返し下流から反転して、
藻を下流から上流に向かって剥ぎ取る。
これを繰り返す。
日中は、餌をくわえてから吐き出す時間が短い
聞き書き終わり
☆日中、鮎のアタリがとりにくい。
日中、ボーットして針がかりを待つ人は釣れない。
☆アタリの出方1
錘の重さであたりをとる。(鮎が針をくわえて浮く場合)
錘の重さを感じて竿を上下していると
錘の重さがなくなる時がある。
鮎が錘を引っ張る力があるだけの大きさの鮎なので
アタリを入れると鮎と「綱引き」になる。
錘を水面上までに上げて待つと釣果が数倍上がる。
錘を水面に入れて待つのは、本テグスの時
☆アタリの出方2
鏡のような水面で、道糸が不自然な方向に走る。
鮎が毛バリをくわえてから水平に泳いでいる。
毛バリをくわえているのがわかる場合、
竿をすばやく上げると鮎が釣れている。
玉浮きだと横走りは見えない。
友釣りの目印を付けると横走りは、見やすい。
☆釣果を上げるポイント
水中をよく見て、鮎がキラリ反転したら
毛ばりを異物として吐き出してるところ。
水中でキラリ光れば、竿先をあげて、
針先を鮎のクチに刺す。
鮎のクチビルを針が貫通してしまえば、
日中でも鮎が釣れる。
[[pict:boy]]☆コメントは、あくまで、作って釣ってみての感想です。
犀川と手取川の多数の名人の聞き取りで
毛バリを作成しています。
販売許可の下りない毛バリは、販売できません。
雨で濁らない石川県以外の河川では、
釣れるか分からない。
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