局長の素浪人スローライフ

ということで、先週走行不能になった通勤アドレス１１０ですが．．．

状況はまぁコレ。



フィクスドプーリーがバッカリ割れたのが直接要因でした。

暴れてひっくり返ったベルト。



摩擦でプーリーボスのスペーサーにゴムががっつり固着していました。

割れたプーリーのおかげでムーバブル側のプーリーもダメージ。



まぁこのプーリーはもうすぐ替えようと思ってたので。

真の要因を推測するに、
ひとつは経年劣化でしょうね。
このアドレスは恐らく２００２年製なので１４年落ち。
さらに走行距離が６７６００ｋｍ。

そして３年ぐらい前にデイトナのハイスピードプーリーに交換したのが
もう一つの要因かと。
径が大きいのでフィクスドプーリーに負担がかかってたんだと思います。

走行不能になったのも速度が乗ってる時でしたからね。

まぁとにかく。
ツーストアドレス１１０がガラスの駆動系ってのを再認識。
色気を出しちゃいけません。

という反省をもとに純正部品を揃えました。



しめて１５ｋほど。
純正ベルトが高いんですよ。
半額以下の社外品に惹かれるも、ぐっとこらえて純正順守。

ということで部品が週末に間に合ったので
土曜日のぼーずがお昼寝中に復活させます。


◇◇◇


このプーリーボスのスペーサーは固着がひどかったんですが
がんばって綺麗にしました。



というのもこれだけ入手不可だったんですよ。
一時的な在庫切れなのか販売終了なのか。

ムーバブルプーリーは同じアドレス１１０の初期型をチョイス。



後期型よりちょっと安いんですよね。

それに伴いムーバブルプレートも前期型に。



これも前期型の方が少し安い。

この前期型プレートは後期アドレスの走行性改善の定番らしいですが、
たしかにローラーの当たり面の立ち上がり方が結構違います。

後期型は凹面になってますが前期型は直線的。
凹面の方が加速型になってるような気がするんだけど、
前期と後期でローラーの重さも変わってるしそんな単純な理屈じゃないのかも。


ついでにセカンダリー側のプーリーもチェックしておきました。



うむ、グリースたっぷり残っててトルクカムも正常。
交換して１８０００ｋｍほどですが、これならぜんぜん問題ないですね。

ウェイトローラーとスライドピースも新品に交換して完了。



試走も問題なし。
というか、ゼロ発進からの加速がすばらすぃ。
ツーストらしい胸のすく加速感。

これが前期型プーリーの威力かー！
（※いろいろヘタってたせいもあり）


◇◇◇


その後、いつも通り通勤に使用してますが、
とりあえずは大丈夫そうです。

クランクシャフトにダメージが無いかが心配だったんですよねぇ。
それこそ次にクランクシャフト交換が必要になった時が
アドレスを手放す時だと思ってましたから。

まだまだ通勤快速に頑張ってもらいます！




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