2021年04月 - 匂いのいい花束。
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Category: 向き向きの花束。

てんでバラバラ(苦笑) 

2021/04/30 Fri.

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今日は最近思うことなどを取り留めもなくつれづれに……。
 
先日、テレビを見ていて暗澹たる気持ちになりました。
帯広の輓曳(ばんえい)競馬の問題の動画です……。
騎手が能力検定のレースの途中で馬の顔を蹴ったのです、それも2回も。
小高い丘のようになった障害で、動けなくなった馬の顔を2回も蹴った騎手。
今思い出しても言葉が無くなります。これって日常なんでしょうね。
今日30日の最新ニュースでも他にも事例があるそう……。
騎手を激しく非難する人、擁護する人、輓曳競馬を止めてしまえと憤る人……。
意見はそれぞれですけど、おそらくは同じようなことが輓曳競馬始まって以来、
連綿と繰り返されていたであろうことは火を見るよりも明らか。
対、動物と人間のあり方みたいな?そんなこんなを考えさせられるに十分です。
はぁ……本当、胸クソ悪いや……。 
 
 
小池百合子が語気を強めて言いましたね。
 
 「東京には来ないでください」……と。
 
連休を前に緊急事態宣言の3回目が発出されました。
実は仕事が物凄く忙しく、発出の前日は何件かの仕事をタクシー移動です。
車窓から見る街並はポカポカの週末を楽しむ人々で賑わっていました。
責められますか?責められませんよねぇ……。
都知事のお怒りはもっともだと思うけれど、
宣言を出すなら数字なんか関係なく日本国中に一斉に出さないと。
もう麻痺を通り越して無感情なんですよ。無気力とも思うし刹那的なのかな?
それでも自分に出来ることはキッチリ守ってやっています。
飲みに出ているじゃん?って。旅行しているじゃん?って。
それは僕の考えですから批判されることは1ミリもありません。
困っている友人たちがいるのに黙って見ていられますか?
いつになるか分からないけど、コロナ禍が沈静化してから、
 
 「ハぁ〜イ!元気だった?」
 
どのツラ下げて行けましょう(苦笑)
役者関係の友人たちは、
 
 「こんな時に本当にありがとう!」
 
そう言いますが、こんな時に行かなくていつ行くのか?
こんな大変な時だからこそ行くんです。
行って心の中で声援を送り励ますんですよ。
 
 
そんなことより、この前の2回目の緊急事態宣言って一体なんだったんでしょうね?
ただ出しただけ、形だけの緊急事態宣言……何の効果もなかった。
未だに覚えられない……アレ、何でしたっけ?ヤン坊マンボウ天気予報(苦笑)
緊急事態宣言が出せないから名前を変えて出したのに何の効果もなし。
それでもって3回目の緊急事態宣言……感染者、全々、減りませんねぇ……。
政治家の自分たちはキチンとやっているけど皆さんはチャンとやっていますか?
何だか全ての責任を僕たち国民に丸投げしているみたい(苦笑)
ただハッキリしているのは、全てが東京オリンピック、パラリンピックを見据え、
逆算して行われていることです。そんなにやりたい?(苦笑)
誤解しないでくださいね。僕は1回決まった以上は、
国民総出で開催に向けて努力すべきと思っています。
お・も・て・な・し……そんな上っ面のことじゃなくて、
心から来日する人を楽しませ、日本っていい国だと思って貰いたいです。
この前の2回目の緊急事態宣言の解除は、解除しないと聖火リレーが出来なくなるからですよね。
そこには国の、都の、国際オリンピック委員会の思惑が見え隠れします。
全ては金なんですね。金、金、金…… ♪ Money makes the world go around。
映画「キャバレー」の中に名曲があります。金が世界を廻しているの。
4年に1回のオリンピック、パラリンピックです。
選手の皆さんは祈るような気持ちで成り行きを見守っているでしょうね。
4年に1回、ピークを合わせて……人生で最後のオリンピックの人もいます。
皆さん大変です。でも、それよりも大事なものがあることを忘れてはいけないです。

今回のオリンピック……何だか呪われているみたい。
エンブレムの盗用問題に始まり、新国立競技場のデザインのゴタゴタ、
組織委員会のトップの女性蔑視や問題発言によるゴタゴタ。
まぁ、僕は前首相も退陣を余儀なくされた箒で掃きたい老害の方も、
オリンピックまでは持たないと思っていましたけどね。
 
バッハの「今回の緊急事態宣言はオリンピックには無関係。」……。
この発言には驚かされたし、第一、この感染者数で第4波を認めない政府って?(笑)
このコロナ禍……何が起きてもおかしくないです、予測不可能。
去年の今頃は、涼しくなる秋には第2波が……。
そう言っていたのに実際は夏場に第2波がやって来ました。
滞るワクチン問題、範を示すハズの政治家や官僚の皆さんさんのメチャクチャ振り。
厚労省23人の宴会、ジブチ自衛隊での感染拡大、病院関係の送別会……。
今や東京を大きく超えて感染拡大の大阪府と市の職員のルール違反の飲食……。
飲食業会は宣言を要請しているのに「飲食は奈良で!」とブチ上げる奈良県知事(苦笑)
なんでも「Go To イート」券を発売しようと思っていたらしいですね。
もう笑うしかないです、足並み全く揃いませんから!
そんなニュースを見るにつけ、一体僕らに何を求めているのって大きな疑問が起こります。
反対に隠蔽されているニュースもある……豊洲市場のクラスターみたいにね。
情報を操作し、自分たちは勝手やっていてこちらに無理難題を押し付ける?
ヘソが茶を沸かすとはこのことです。
 
口先だけのことが多過ぎます……。
皆さん、枕詞のように医療関係者への労いを口にするけれど、
何だか響いて来ませんよね……先日、両国の駅から見た横断幕……。
両国国技館にありました。
 
 「最前線で戦う医療関係者の皆様、本当にありがとうございます」
 
角界も色々と事件がありましたよね……。
こんな言葉、お為ごかしに聞こえるのは僕だけでしょうか。

テレビの報道番組でよく取り上げられる、
飲食店や旅行関係者、彼らは取り上げられることによって潤うけれど、
その陰でひっそりと店を畳んでしまった市井の人たちがいます。
全くスッポトがあたらず、話題にも上らない人たちが……。
一律で金をばらまくのではなく、もう少し丁寧に、本当に困っている人たちに、
大事なお金を使って欲しいです。
 
 
馬の話しから結局はコロナの話題になっちゃった……。
仕方ないですよね、毎日〜外に出て働いているんだもの。
コロナを無視してブログなんか書けないや。
 

2021年4月30日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 私はカメラ。

新境地を開拓したい……。 

2021/04/28 Wed.

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このブログ……料理の写真が圧倒的に多いですかね。
美しいものに関するブログですが、世の中の素晴らしいもの全般、
同時に美味しいものに関するブログ?そんな風にも捉えています。
 
料理の写真は本当に気を遣います。
家で食べる自分の料理はいかようにもなるけれど、
外食の時、写真を撮らせて貰うのは気兼ねです。
店側にしてみれば、本音は写真なんか撮られたくはないハズなんです。
SNSやブログで取り上げて貰えれば宣伝になるかもしれませんが、
本音は熱いうちにさっさと食べてくれ……なんだと思います。
 
ですから、飲食店で撮る時は1枚必殺(笑)
ロバート・デ・ニーロの「ディハンター」ではないけれど、
料理に敬意を込めて1ショットで……そう心掛けています。
 
以前は一眼レフで撮っていましたが、
これがまた店内の照明や明るさなどで撮影の設定が面倒……。
モタモタしたくないし、スマートフォンの方が安定して綺麗に撮れます。
それから、レストランをやっている親友に聞きましたが、
一眼レフを取り出されると構えるそうです……。
 
 「この人何者?秘密裏に何かの取材とか?」
 

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今ではすっかりスマートフォンに頼っています。
 
それから、矢張り料理の全体を見て貰いたいですから、
正面から正攻法で……そう言うことになります。
でも、最近、料理の写真の新境地を開拓したい……。
そんな風にも思います。ではどう撮る?
意味もなく斜めにしたり、極端にアップにしたり……。
変に奇を衒ったりするのは好きではないし、
そうなると料理を少しだけアップにした写真になるのかな?
でもそれだと料理の全体像がよく分からないし……。
程々にアップにする感じでしょうか……。
なかなか悩ましい問題ではあります。
 
 
今日の1枚目は吉祥寺の「聘珍楼」のデザート……。
綺麗だとは思うんだけど、80年代に流行った、
スーパーリアルイラストレーションみたい……しかもチョッとヘタクソな(苦笑)
料理の写真は本当に難しいですね。
いつになっても満足に撮ることが出来ませんから……。
今日の写真はそんな気分で撮った何枚か……。
何だか代わり映えしないなぁ……新境地開拓にはほど遠いです(苦笑)
 

2021年4月28日
 
 
ブノワ。
 
 
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マスクの恩恵(笑) 

2021/04/26 Mon.

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小学校時代の親友、YSちゃんは尾崎紀世彦の大ファンでした。
当時、「また逢う日まで」が大ヒットしていましたからね。
ところが、YSちゃんが尾崎紀世彦に惹かれる理由は……モミアゲ(笑)
若干7歳くらいの女の子が男のモミアゲに熱狂していた訳です(爆)
 
 
今やマスクが手放せない時代になりました。
あと3年はダメとか聞きます……目眩がしますよね。
僕らの世代は幾つもの大変なこともありましたよね。
所謂、バブルの崩壊やリーマンショックをどうにか切り抜けて来ました。
バブルの崩壊の時って、今思えば、丁度、アナログからデジタルへの移行期。
これは本当に大変でした。初期のデジタルって本当に信用出来ませんでしたから。
僕らはアナログのいいところも悪いところも、
デジタルの便利さも身を以て実感しています。
 
その辺は本当に幸せだと思うんです。
今の若者たちは本当に可哀想……そうも思います。
ま、若者たちにしてみれば実感はないでしょうけど。
可哀想と言えば、小さな子供がマスクをしているのは本当に可哀想。
何の不運か、こんな時代に生まれ育つなんてね。
後になって子供の頃の写真を見返した時どう思うんでしょうね……。
可哀想と言えば、先日、渋谷の街で見掛けたんですが、
40歳くらいのサラリーマンだったかな?
マスクしてメガネして、しかも眼帯……(苦笑)
もうね、顔の殆どが布で覆われている……。
さそかし不自由なことと同情しちゃいました。
 
 
親友のK子はそろそろ四十路……。
このコロナ禍に限らず、花粉症のために通年マスクのことが多いです。
そのK子が先日、しみじみ言ったのが、
 
 「マスクって意外な恩恵があるのよ……。
  男たちが無精髭になるの(嬉)
  アタシって無精髭が好きだったんだって気が付いたわ!」
 
……だそうです(笑)
男はマスク生活で髭を剃らなくなり、女は化粧を手抜きするようになった(笑)
先日、あろところで記念写真と言うことになり、僕がカメラを構え、
折角だから一瞬、マスクを外して……そう思って声掛けしたところ、
2人いた女性が揃いも揃ってマスクを外すのは無理!頑に拒否されました(苦笑)
顔の下半分何もしていなかったんでしょうね……。
 
まだまだあと3年ですってよ……。
果たしてどうなりますやら(苦笑)
 
 
2021年4月26日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: raindropsonroses。

よくぞ定着しました。 

2021/04/24 Sat.

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春ですね……。
この時期、季節の変わり目は皆さん本当に色々なファッションです。
朝夕は少し肌寒い日が多いし……着るものに悩みますね。
既にTシャツにショートパンツ、超薄着の人(外国人に多い)
まだまだウールのコートやダウンを着ている人……。
僕はファッションは我慢だと思っています。
もう季節が狂ってしまった今となっては無理ですが、
昔は夏はお盆が過ぎたら長袖のシャツに切り替え、
春は3月になったらダウンとウールのコートはクリーニングに……。
そんな感じでいましたが、麗しい日本の四季が崩れてしまった今、
それぞれの感性と感覚でファッションを楽しめばいいのかな?って。
 
 
それにしても定着しましたよね……。
何がって、ダウンとジーパン(苦笑)
今はジーパンって言わないのかな?ジーンズ?デニム?
出始めの頃、こんなモノ絶体に廃れると思っていましたから。
ダウンなんて、まるでミシュランのタイヤマンのようにモッコモコだったでしょう?
子供の頃、一番最初にジーパンを履かされた時は本当にイヤでした。
だって、身体の線が丸分かりで裸同然だったじゃないですか(笑)
子供心に恥しかったなぁ……まだ覚えています、
まだあるんだろうか……「CACTUS」のベージュのジーパンでした。
だからまるで下半身裸で歩いているみたいだったの(笑)
 
ジーパンがスッカリ市民権を得たのは、今思えば、
「カルバン・クライン」のジーパン辺りでしょうか。
例のブルック・シールズが長い足を挙げている広告当たりから?
それまでは作業着的な要素が多かったジーパンに、
ファッション性を持ち込んだ瞬間だったと思います。
 
あれほど嫌いだったジーパンも、
今となっては生活の必需品、一体、何本、持っているでしょう……。
50本や60本じゃきかないかも……(苦笑)
好きなブランドも変わって来ました。
矢張り、体型にピッタリと合うことが基本ですが、
今は「DIESEL」か「DSQUARED2」「DENHAM」辺りかな?
勿論、基本の「Levi's」は絶体に外せないし、
仕事の時などは「UNIQULO」のジーパンも実用的でいいし。
この前、親友と行って作って来た児島ジーンズの、
世界で1本しかない自分だけのオリジナルのジーパンも捨てがたいです。
 
今思えば、思春期の頃に見たジェームス・ディーンの影響が大きいですね。
皆、争うようにして「Levi's」の501を履いていましたが、
後で、実は、あれは「Levi's」ではなくて「Lee」だったと知った時の驚きね(笑)
 

今日の写真は「渋谷PARCO」の「DENHAM」のショップにて。
最近のお気に入りなんです。
今では一年を通して殆どジーパンになっています。
変われば変わるもんだ(笑)
 

2021年4月24日
 
 
ブノワ。
 
 
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春なのに……。 

2021/04/22 Thu.

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春ですね……春爛漫!
桜もスッカリ終わり、これからは百花繚乱の季節……。
一雨毎に気温が上がります。一年で一番麗しい季節!
 

新年度が始まりました。街にはフッレッシュかどうかは別として(笑)
まるでカラスの軍団みたいな新人たちが群れをなして闊歩しています。
今って、黒のスーツ以外は着用禁止なの?そう思うくらいに皆さん真っ黒けっけ。
個性ないですよね……濃紺とかチャコールグレーのスーツなんて素敵なのに……。
人よりも目だってはダメ?出る釘は打たれる?
そう言うことなんですかね?没個性の集まり……。
 
僕はと言えば生きて年度末を乗り越えられてホッとしています。
はぁ……本当にしんどかったわ(苦笑)
でも、ホッとなんかしていられないんですよね。
4月も仕事の予定が一杯でスケジュール帳真っ黒です(涙)
忙しいのは例年のことなんですが、今年は3月の中旬から既にビッシリに……。
いつものことなんですけど今年は埋まるのが早い(苦笑)
こうして連休前に倒れるんです(笑)
 
 
さて、新年度と言えば……。
お得意さんの会社では初々しい新入社員が沢山入って来ました。
何れ、トレーナーの先輩に連れられて、紹介されます。
名刺交換して顔と名前を覚え、いっちょまえになった暁には、
新たな戦力として頑張って行くことでしょう。
応援したいです。ベテランは放っておいても何とかなるけど、
右も左も分からない新人には手厚くしてあげて、
◯◯に任せておけばキッチリとこなす……そう思わせたいです。
 
一方で去って行く人たちもいます……。
会社を辞めてしまう人、移動、転勤になる人……。
お世話になった人、一緒に苦難を乗り越えた人……。
あれほど世話をしたのに挨拶もなしに辞めて行く人(苦笑)
キッチリと電話やメールで今までのことを感謝して辞めて行く人……。
それぞれです。サヨナラは寂しいですね。「またね!」と言いつつ、
殆どの人がそれきりですから。
 
昔からそうなんですが、僕は歓迎会には出ますが、
送別会には出ません……何でかな?
自分でもよく分からないんですけどね……。
葬式にもでないの。本当にお別れになってしまうと思うから。
 
 
春なのに、春なのに……溜め息また1つ。
 

2021年4月22日
 
 
ブノワ。
 
 
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銀行を建てるつもりだよ。 

2021/04/20 Tue.

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 「蔦ちゃん……あたしはもう我慢が出来ない……。」
 
芸者小芳(こよし)が病に臥せっているお蔦の看病をしていると、
病床のお蔦を訪ねてお妙がやって来ます。
実は、お妙は小芳が酒井俊蔵との間になした娘で、
その関係は秘密のまま、母娘の名乗りも出来ないでいました。
お妙の髪を梳く小芳、お妙の後ろで感極まる小芳……。

 「おばさん、ありがとう。」

何も知らない無邪気なお妙は髪を梳いて貰ったお礼に、
少しばかりのおこずかいを小芳に渡すのでした。
決して母だと名乗ることを許されない小芳……。
お妙に貰ったお金を握りしめ、
 
 「もう我慢が出来ない……。
  蔦ちゃん、あたしはこれで銀行を建てるつもりだよ……。」
 
芸者同士のしがない日陰の身を嘆き、
 
 「蔦ちゃん……。」
 
 「姐さん……。」
 
 「あたしたちは……因果だねぇ。」
 
と、声を揃えて嘆くのでした……。
 
 
泉  鏡花の「女系図」の、めの惣の名場面です。
僕が観た時は新派公演、小芳に杉村春子、
お蔦に二代目水谷八重子、お妙は波乃久里子でした。
杉村さんが新派に客演したのですが、
美しい形と所作はそれはそれは見事で、
俥で花道をやって来て車を降りた時、客席からは、
 
 「すぎむらっ!」
 
の掛け声が……。
それくらいに新派にしっくりと溶け込む杉村さん。
新派の女形の伝統と形をキッチリ押さえた名演です。
 
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さて、先日のこと……。
和氣くんにストレッチを受けている時、
話ししているうちに彼がこんなことを言いました。
 
 「今度、岩下さんをオレの行きつけの焼肉屋に連れて行きますね。」
 
もうね……何だか涙が出るくらいに感激しました。
きっと、僕がもうスグ誕生日だと言ったからかもしれませんが、
ブノワ。さん、いきなり芸者小芳になった気分……(笑)
二周り以上も年が違うオジさんを弱冠24歳の若者がねぇ……。
その内、時間が出来たら沖縄料理にも連れて行ってくれるそうです。
勿論、奢って貰う気なんかさらさらないし、
和氣くんが言うところの絶品なタン塩は彼に沢山食べて貰い、
大好物のビールを浴びるほど飲んで貰うつもりですけど、
気持ちがね……気持ちが嬉しいじゃないですか。
独立しているんですね、若いのにシッカリと。
 
誕生日にはシャンパンをくれました……それも2本も。
「モエ・シャンドン」と「ヴーヴ・クリコ」……しかもロゼっ!
普通だったらポンポン開けちゃうんですが、
これはチョッと開けられないなぁ……箱も包み紙も袋も全部取っておかないと。
最近、懇意になった客の誕生日を覚えていてくれて、
仕事でなかなか時間が取れない中、わざわざ用意してくれた……。
それは、高価なシャンパンを2本貰ったからの嬉しさではなくて、
一瞬でも僕のことを思い、時間を割いてくれたことへの感激です。
プレゼントなんてラムネでもいい、缶コーヒー1本でもいいの。
そんなことより、気持ちが籠った言葉だけでいい……。
一瞬でも僕のことを思ってくれていた……僕のために時間を割いてくれた……。
汗して働いたお金を僕のために使ってくれた……。
感謝、感謝、これほど嬉しいことはありません。
今や奢られることが当たり前の連中や、財布すら出さないヤツが殆どの中(苦笑)
何て言うのかな?まさに僕のツボ?(笑)嬉しくて言葉が無くなりました。
芸者小芳じゃないけれど、マジで銀行を建てようかと思いました。
 
 
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その和氣くんと2人でご飯を食べて来ました。
お互いの勤務時間やコロナ禍の店の時短営業の関係で、
なかなか予定の擦り合わせが出来なかったんですが、
「創和堂」の酒井さんが「酒井商会」に戻られると言うことで、
その最終日に合わせて遊びに行って来ました。
活きのいい魚が食べたいと言うことで、お造りはいつもよりはボリューム満点に。
美味しい美味しいと沢山食べてくれるのを横で見ているのは気持ちがいいものです。
好きなものを沢山食べないさい……もう母の気分(爆)
 
 
可愛らしいな……と思うと同時に微笑ましいのは……。
僕にボウリングで勝って(どうやらとてつもなく上手いらしい……。)
身ぐるみ剥がすつもりらしいです(苦笑)
この上品なブログでは絶体に書けない言葉で僕を挑発します(笑)
(昔『時間ですよ』で番台に座った森光子が荒井  注に言った台詞!)
なになに、賭けボウリング?ダメだよ賭けボウリングは。起訴されちゃうよ(大爆笑)
カラオケの採点で勝負して大枚巻き上げるつもりらしいです(笑)
僕がカラオケ上手いこと知らないな?こっちが大枚巻き上げるから!
ストレッチ中にズリ下がったソックスを上げて貰うと1回5万円なんだそうです(爆)
もう70万円になっているよ……端から見ていると他愛もない会話ですが、
子供っぽい表情を見せるかと思えば根っこはシッカリ大人。
行動や言動の端々にこちらへの気持ちがシッカリと感じられるんです。
 
 
女性の権利を声高に主張しながら、
こと金銭に関しては当然のように男性に甘える女性や(年配にも多い。)
年上には出して貰うのが当然みたいな若者……皆さん、働いているんだよねぇ?
そう言う人が多いです。奢る、奢られるって難しいですよね。
お金の出し惜しみではないんですよ。僕を知っている人は分かるハズ。
ただ、苦労して稼いだお金は気持ち良く有効に使いたい……そう思うだけ。
飲む人、飲まない人、食べる人、小食の人……。
それぞれだから、会計の時には気を遣うけれど、
初めから奢って貰う気満々の人、初対面なのに奢られるのが当たり前の女性。
財布すら出さない人には疲れます(苦笑)
先日の接待の記事ではないけれど、本当に難しいです。
 
今日の1枚目は和氣くんが持っているのは酒井さんへのブーケ。
「創和堂」のオープン以来、本当にご苦労さまでした。
翌日からは「酒井商会」に戻り腕を振るうことになります。
和氣くんは3月から恵比寿本店にて勤務しています。
「全力ストレッチ  恵比寿店」……高級サロン的ないい店ですよ。
皆さんも是非、遊びに行ってみてください。
 

2020年4月20日
 
 
ブノワ。
 
 
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もう笑うしかない。 

2021/04/18 Sun.

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もうね、笑うしかないです……。
先日の松本は「明神館」でのこと……。
部屋の露天風呂もいいし、幾つかある趣のあるお湯もいいけれど、
矢張り「立ち湯」が気に入ってしまったブノワ。さん。
マメマメしく入りに行く訳。到着してスグ、夕飯前に1回、
そして酔い覚ましに深夜に入りに行った時のこと……。
 
浴衣を脱いで、軽く身体を洗ったあと、
浴槽に入ってみて何だか変なことに気が付きました……。
 
 「なんだろう……この違和感・・・・・・。」
 
ハッと気が付くと、マスクをしたままだったんです(苦笑)
笑いました、ここまで普通になっているとは……。
皆さんもそうだと思うけど、マスクなんかクソ喰らえな僕、
なるべく着けている時間は短くしたいと思っているのに……。
何でしょうね?もう顔にマスクがあることが普通になって来ている?
冬はいいですよね、防寒になるから。
 
この前も、仕事帰りに夕飯の買い物をして、
家に着いて手洗いと消毒、1回部屋に上がってしまうと面倒臭くなるので、
着替えないでそのまま夕飯の下拵えをしている時……。
フと、気が付いたらマスクをしたままなんです(苦笑)
 
 
本当にマスクは慣れません……。
僕は未だに呼吸しかしていないならマスクは不要と思っているので。
ま、もしもの時、突如、クシャミをする時もある訳だし、
周りの皆さんも不快に思うかもしれないから着けているけれどね。
マスクの性能に付いてあれこれ言い出しましたね……。
二重に着けるのは効果的とか効果は薄いとか……どっちじゃい!(苦笑)
手作りのものやファッション性重視のものはダメだとか。
でも、ハッキリ言って、呼吸だけしていたら飛沫なんか飛びませんって。
吐く息から感染するのなら、もう日本は完全に感染列島、
全ての人がコロナに罹っていますって(苦笑)
 
 
でもいますねぇ……。
マスク着けていな人……厚化粧のオバさんとか、
そう言うオバさんたちは漏れなく軍団で大声でお喋り(苦笑)
それからチョッと危ない感じの人とか(笑)
ブツブツ文句言いながら、イヤイヤ周りの目を気にしながら、
マスクを着けていますけど、ここまで普通になっているとは……。
女性はお分かりにならないと思うけれど、
マスクをウッカリ忘れた感じって、久し振りに髭を剃ったあの感じに似ています。
ここまで当たり前になっているとは……もう、自分でも笑うしかないです。
 
また暑い季節がやって来ます……。
あと2〜3年はマスクが外せないとか?気が遠くなります。
はぁ……本当にマスクってイヤ(苦笑)
 
 
2021年4月18日
 
 
ブノワ。
 
 
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華麗なる交友関係って?(苦笑) 

2021/04/16 Fri.

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 「岩下さんは華麗な交友関係をお持ちだそうで……。」
 
先日のこと……。
お得意さんの男の子に言われました。
華麗な交友関係?……何のこと?(苦笑)
おそらく僕が折々に可愛がっている同僚に聞いたんだと思いますが、
その口ぶりや、人の顔色をうかがうみたいな下卑た顔つきが気に入らなかったし、
仕事的にはあまり関係がない男の子だったので、
ブノワ。さん、華麗にスルーしました(笑)
 
華麗な交友関係って一体なに?
 
華麗な女性関係を持っているヤツは若干1名知っていますが(笑)
僕の交友関係はいたって普通、強いて言えば、
世間的に名前が出ている人の割合が多いのかも……そう思うけど。
僕の友人たちはそれぞれ全く違った世界で生きていること、
同じ職業の友人が1人もいないこと……くらいかな。
会社の同僚や大学時代の友人しかいない彼にとっては華麗なのかも(苦笑) 
僕からすると、気の会う仲間なんだけど、皆さん仕事が違うだけ……。
同じ価値観で物事を考え、色眼鏡で人を見ない……。
ただそれだけのことなんだけどなぁ……。
 
 
おそらく、想像するに、
僕の友人の中には、どこぞの社長や社長夫人、
有名な女優や舞台関係者が多くいること?
社長なんてこの僕の年になれば周りにゴマんといる訳だし、
その奥さまは社長夫人ですからね(笑)
その方が知る人ぞ知る大手の社長夫人だったリ、
有名な俳優だったりするからの言葉なんだと思うんだけど、
要は、色眼鏡で見る人がどれだけ多くいるかって言うことです。
肩書きや地位、名誉、財産なんて関係ないものね。
大事なのは人柄、それから金銭感覚かな?
職業や性別、年齢、様々な、僕が嫌いな言葉で言うと(笑)
スペックみたいな?その人にくっ付いている諸々の、
尾ひれ端ひれみたいな……そう言うものに惑わされない人が集っている……。
それだけなんだと思います。いますもんね、
名刺の肩書き見ただけで手の平返しする人って(苦笑)
もう可笑しいくらいに顔つきが変わる!
 
なかなか出来ないと思います。
肩書きを抜きでその人を判断することって。
肩書きって一番手っ取り早いですもんね。
 
 
2021年4月16日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 向き向きの花束。

素人が玄人になる瞬間。 

2021/04/14 Wed.

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 「アタシは素人の音楽は聴きに行かないから。」
 
そう傲慢に言い放ったのはとっくの昔に友人をヤメた女性(笑)
彼女はプロの音楽しか聞かないそうなんです。
それは、当時、僕が可愛がっていた男の子のライブに誘った時のお言葉。
ハイハイ、了解です。だけどプロとアマチュアの境目って何?
お金を貰えるか貰えないか?そこじゃないと思うんですよ……。
プロだって物凄いヘタクソいるしね(苦笑)
 
誰しも素人の時代はあるハズなんです。
経験を積み、スキルを磨き、テクニックを上げてプロになる……。
そして客がお代を払ってくれるようになる。
ギャラをキチンと貰えるようになる?……そこもある意味、両者の境目なのかも。
 
アマチュアが実力を付けて一流になって行くさまを見ているのは気持ちいいです。
まだ名もなき時代から応援している者に取っては至福の時間。
まだ誰もその才能に気が付いていないのに自分だけそれを認める嬉しさ。
既に名前が出ている人を応援するのとは違い、
自分も一緒になって育っているような錯覚に陥ります。
 
 
さて、アマチュアがプロになってイヤらしくなることがあります。
僕が苦手なのは東大王の皆さん(苦笑)アレは苦手だわ……。
即刻、チャンネルを変えます(爆)絶体に見たくないです。
皆、語りますよねぇ……蘊蓄(苦笑)頭はいいんでしょうけど……。
まぁ、それを求められてのテレビ出演なのでしょうから、
仕方ないと言えば仕方ないのだけれど、それにしても語る語る(苦笑)
僕、思うに能ある鷹は爪を隠す……です。
茂木健一郎さんもこんなことを言っています。
少し前の放送倫理委員会(?)でも、何故、東大ばかり取り上げられるのか?
そんな議題が取り上げられていましたっけ……。
 
東大王だけじゃないですね……。
素人がプロになると兎に角、語る、語る……。
何となくそこにイヤらしさを感じるのは僕だけでしょうか。
いいから!語らなくても(苦笑)お説、聞きたくないですから。
でも、それだと番組が成り立たないか……。


写真は数年前のパリはマレ地区で撮った写真です。
路上で音楽を奏でる人……多いですよね。
この男性も物凄く上手でしたよ。
 

2021年4月14日
 
 
ブノワ。
 
 
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やっぱり人は人に付く。 

2021/04/12 Mon.

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4月に入って、仕事が少し落ち着いたので、
どっと疲れた身体をどうにかしたい、リセットしたいと、
長年の親友と連れ立って草津温泉に行って来ました。
草津温泉は18年連続で日本一の温泉に選ばれたそうです。
僕は今回で4回目かな?1回目は1人で鄙びた温泉宿に。
2回目は親友とペンションに。3回目は鰻を食べにチョッと寄り、
今回は趣を変えて大きな温泉ホテルでした。
 
行きと帰りの特急は決まっています。
到着した日のランチと(鰻)と帰る前の蕎麦屋も決まっていて(笑)
観光と言っても、それほど動くのが好きではない僕ですから、
毎回〜同じ行動パターンなんです。
 
長野原草津口に到着し、一路バスで草津温泉バスターミナルへ。
春休みが終わったからかな?比較的人もまばらな湯畑を見学。
極上の鰻を夢見ながら「奈良屋」を入り西の河原通り商店街を、
奥へ奥へと歩を進めると、色々な土産物店や飲食店の先に、
スニーカーを扱う店がありました。丁度、店先にハンサムな青年が立っていて、
僕と目がうと、破顔一笑、軽やかな声で……。
 
 「こんにちは!中に少し変わったスニーカーもあります。
  是非、ご覧になってください。」
 
こんな強面の僕に声をかけるなんて凄い勇気(笑)
先を急いでいたので「こんにちは!」と、挨拶だけ返しましたが……。
 
 
翌日……。
昼ご飯をしたかったお目当ての蕎麦屋が定休日が変わったとかで、
ポッカリと空いた時間……さて、どうする?
すかさず向かったのは昨日のスニーカ屋さんです。
店の名前を「アルカヤ靴店  草津」と言います。
いました、昨日のハンサムな青年が……。
 
お名前をHさんといいます。年の頃は26歳くらい?
暫く色々な話しをしながら、あれこれとスニーカーを見せて貰いました。
感じがいいんですよね……接客の温度って言うのかな?
押し付けがましくなく、清潔感に溢れ、丁寧で快活で……まさに青春!
スポーツでもやっていたのでしょか?そして自分の言葉で会話が出来るの……。
人見知りの僕ですけど、思わず会話が弾みます。
僕のさして面白くもない冗談にも反応してくれて、
上野駅で特急が出発する前の、もしかしたら、36年来の、
長年の友情が一瞬で壊れんばかりの大騒動にも声を出して笑ってくれます。
(コーヒーを飲む前にこぼされて、お気に入りのスニーカーと、
大事にしている「BIRDWELL」のジャケットが染みだらけ!)
 
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店は、フラワー・マウンテンと言う、
ウイリアム・モリスのテキスタイルを使用したものをはじめ、
色鮮やかで華やかなパターンを使ったスニーカーをメインに、
オリジナルのものに加えて、パトリックなどの定番、
国産に拘ったスタイリッシュなものも揃っています。
スニーカーは元々は西洋のものですが、そこに日本らしさと、
実用性、例えば、履きやすさとか耐久性とかを加味した製品が揃っています。
 
 「靴がお好きなんですね?」
 
ごくごく普通の会話の中に、客のこちらの趣味や嗜好、
そんなものを探りながら、決して押し付けがましくなく、客に構えさせることなく、
一期一会、旅先の楽しい想い出として、素敵な経験をさせて貰いました。
どうやったらこんな真っ直ぐな青年に育つんでしょうね?
 
前に足利の早朝のエピソードを書きましたよね。
早朝、カメラを持って散策している僕に、
若かりし頃の西武の石毛選手にそっくりな青年が、
向こうからジョギングして走って来るすれ違い際、
 
 「おはようございます!」
 
軽やかに挨拶して走り去ったことを……。
その一瞬の出来事で、足利市のイメージがグンッと上がる訳です。
 

Hさんの笑顔や快活な声、諸々が草津温泉のイメージをアップさせます。
いつも書きますが、人は人に付く……です。
今、この厳しいコロナ禍で、どこの観光地、店舗も厳しいことと思いますが、
少なくてもこの素晴らしい笑顔、自分の言葉で接客出来る感性があれば、
どんなに厳しい時代も乗り切れると思うのです。
高齢化する観光地も、次の新しい世代が育って来ている……。
事実、僕も次の草津温泉訪問を考えていますからね。
河合さんが手がける「中之条ガーデンズ」に寄ってから草津温泉へ……。
それはHさんとのほんの一時の時間が切っ掛け……。
そう言っても過言ではありません。人は人に付く……これは真理です。
 
 
実は帰宅してから偶然の出来事がありました。
数年前のことなんですが、僕、インターネットで、
「アルカヤ靴店」が扱う「スピングルムーブ」と言うシリーズの、
SPM356と言うスニーカーを買い、大層気に入って他を検索していたことがあるんです。
生憎、その時はお気に入りのデザインのサイズの在庫がなくて断念しましたが……。
えっ?!帰ってから気が付いたのかって?
だって、僕っていいものは品質のみ見て、ブランドの名前は見ないじゃないですか。
コレクションの絵画や写真の作家を覚えないのと一緒(笑)

何事も縁ですね、Hさんが店先で話しかけてくれたこと、
その穏やかな印象が忘れられなくて翌日、店に行ったこと、
後日、途切れそうな糸を手繰ってHさんと電話で話しが出来たこと……。
実はもう「アルカヤ靴店」の製品を手にしていたこと……。
 

Hさんは快く写真を撮らせてくれました。
こんな素敵な笑顔……なかなか出会うことは出来ません。
Hさんは日本中の店舗を廻っていて不在かもしれませんが、
草津には感じのいい若いスタッフが揃っています。
皆さんも草津温泉を訪れた際は、是非、寄ってみてくださいね。
 
 
2021年4月12日
 
 
ブノワ。
 
 
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2021-04