2019年10月期 アニメ新番組序盤短評
本記事は1話(ないし2、3話といった序盤)を視聴しての短評です。
ただ全部のアニメを視れているわけではないので当然こちらでも個人的趣向、曜日的な都合等で事前に取捨選択をしており、「この作品が抜けてる」という指摘はご遠慮いただけますようよろしくお願いします。
それでもどうしてもおススメしてもらえるような作品がありましたら、コメントで一報して下さい。一応検討はしてみますが、視聴や感想記事への過度な期待はなさらないようお願いします。
記事公開日とは別に順次更新していく形になります。それらの都合のため、本記事は10月22日頃までトップ記事となりますが、よろしくお願いします。
では、興味のある方は追記へどうぞ。
更新履歴(上へ行くほど新しいです)
・10/6 『放課後さいころ倶楽部』『戦×恋(ヴァルラブ)』『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』『厨病激発ボーイ』で記事公開
・10/7 『 警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ- 』追加
・10/8 『バビロン』『私、能力は平均値でって言ったよね!』追加
・10/10 『俺を好きなのはお前だけかよ』『旗揚!けものみち』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでられません~』追加
・10/12 『アズールレーン』『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『BEASTARS』『アサシンズプライド』『ノー・ガンズ・ライフ』『星合の空 -ほしあいのそら-』追加
テンプレートはこんな感じ。
『作品タイトル』(公式HP)
登場人物:キャラクターのビジュアル、性格、総人数などに受けた印象。
物語構成:ストーリー。面白さ、好感、不快感を感じた程度。
作画美術:キャラクターの作画および動画。背景等の美術面の綺麗さ。
音楽声優:OP・EDなどの楽曲面およびキャストの方々のキャラとの適合度。
個人趣向:ジャンルや展開、キャラなどの総合的な個人的な好みの度合い。
総合評価:上記を踏まえた上での1話を中心とした序盤の評価。
短評
1話ないし序盤を視聴した印象の短文批評。
上記は十段階評価(5点満点、0.5点刻み)を行っております。
★=1点、☆=0.5点で換算してください。
『放課後さいころ倶楽部』(公式HP)
登場人物:★★☆
物語構成:★★★
作画美術:★★
音楽声優:★★☆
個人趣向:★★★
総合評価:★★☆
短評
ボードゲーム(主に海外製?)を題材としたアニメ。内気な少女が、初めて触れたボードゲームを通して、いろいろなことを経験し、成長していく物語になるかな。でもまぁ、メインはボードゲーム紹介なんだろうけど。
感想書かずに観るだけなら何とかなりそう。
『戦×恋(ヴァルラブ)』(公式HP)
登場人物:★★★
物語構成:★★☆
作画美術:★★☆
音楽声優:★★★
個人趣向:★★★
総合評価:★★★
短評
コミック原作のハーレムバトル物、といったところか。原作未読。
この手の作品はアニメ化の際、女の子の可愛さやバトルシーンの出来なんかももちろん視聴継続に大切だが、それ以上に重要なのは主人公に肩入れ、感情移入が出来るかどうかだと考えている。まぁ、肩入れも出来なければ共感も出来ない主人公が可愛い女の子とラブコメしているシーンなんか観ても楽しくないしね(笑
さて、スタートでは外見で大損している人間不信の主人公だが、最後に男気を見せたシーンも。どうなっていくかな?
『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』(公式HP)
登場人物:★
物語構成:★☆
作画美術:★★★★★
音楽声優:★★★
個人趣向:★★★★
総合評価:★★
短評
前期では『ロード・エルメロイII世』をアニメ化して助走をつけた上で、万全の状態でのFGOシリーズのアニメ化。来年には映画化も決まっているが、TVアニメとして特番以外で最初に「絶対魔獣戦線バビロニア」を持ってきたのは、Fateシリーズへの露出が多いギルガメッシュや、器は遠坂凛そっくりのイシュタルなどが出せるからなのか。
バトルシーンはまぁまぁ。たださすがにFGOになってくると、これはもう原作既プレイ者でないと本当の意味で楽しむのは難しそう。初見イシュタルの柄の悪さも、1話としては視聴意欲を綺麗に委縮させてくれたし、強いて言えばエルキドゥやダヴィンチちゃんは気になるけど…良くも悪くもファン向けの作品に終始しそうな予感も。。そういう部分が強くて、上記評価では登場人物は星1つ、物語構成は星1つ半としている。
感想は未定。書いて書けないこともないが、Fateシリーズはいろいろと体力使ってしまうし(コメントがまたうるさくなりそうだし)、現時点での興味は他作品との兼ね合いで観て感想を書くようなものがなければ、という程度。
『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』(公式HP)
登場人物:★★
物語構成:★★★
作画美術:★★★
音楽声優:★★★
個人趣向:★
総合評価:★★
SAOも長く続いているなぁ、という感じで最新作。
1話は導入篇と言うより総集編に近い感じだった。
短評
『厨病激発ボーイ』(公式HP)
登場人物:☆
物語構成:☆
作画美術:☆
音楽声優:☆
個人趣向:☆
総合評価:☆
短評
中二病を発症した男子たちのコメディストーリー。
でも正直、何が面白いか分からない。1話としての掴みもまるでなく、素直に最悪なスタートだと思う。
『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』(公式HP)
登場人物:★☆
物語構成:★★
作画美術:★★
音楽声優:★★★
個人趣向:★★
総合評価:★★☆
短評
異種族(エルフ)などが普通にいる世界での刑事モノ。刑事モノというより、設定的には異能バトル系っぽい設定なんだけど、今のところそこまで前面に出てくる予兆はないけど…
作品としては男性向けとも女性向けとも言い切れないニュートラルな感じ。女の子が多くて男性向けハーレムではないし、かといってBL要素がそこまで強くないから女性向けって感じでもない。ニュートラルに異種族が普通に住まう世界での刑事モノという印象。
ただその割に異種族の特性がほとんど出てなかったのは引っかかるかも。その辺含め、序盤で「掴む」インパクトや良さが出れば観続けられるかもしれないが…。
『バビロン』(公式HP)
登場人物:★★★★
物語構成:★★★★☆
作画美術:★★☆
音楽声優:★★★★☆
個人趣向:★★★★★
総合評価:★★★★
短評
同名の小説を原作としたアニメ作品。
全然知らない作品だけれど、重厚な感じと今期二本目の警察・検察モノということでミステリ好きとしては嬉しい限り(まぁ、そういった部類だからミステリとは限らないけど)。
1話の掴みとしては最高。文緒の自殺によって事件は動き出す。気になるのは、文緒の遺書メッセージには珈琲のことなど当人たちでしか知り得ない情報が多かったこと。当然、文緒が自殺したとは思えないので、考えられるのは「犯人が脅迫して書かせた」か「自殺させる能力を持っていた」かだということ。前者だとミステリ、後者だと『グラスホッパー』のようなある種の異能力モノになっていくのか・・・。
とりあえず序盤は様子見したいと思えた作品。
『私、能力は平均値でって言ったよね!』(公式HP)
登場人物:★★
物語構成:★
作画美術:★★☆
音楽声優:★☆
個人趣向:★★
総合評価:★☆
短評
異世界転生チート系作品。平均の出し方雑過ぎない?(笑
ただちょっとボヤけた印象の作品かな、というのが本音。というのも、マイルのキャラが微妙過ぎる。現代ネタを突っ込んでくるかと思いきや、もうこの世界で十二年の歳月が経っているようだし、かといって「おのぼりさん」みたいなところがあったりと挙動不審っぷりは、どちらかといえば転生直後っぽい感じだし。
まぁ、主人公を女の子にして、さらに女の子オンリーパーティにしたところはこの手の作品としては数少ない目を見張る特徴か。
『俺を好きなのはお前だけかよ』(公式HP)
登場人物:★
物語構成:★☆
作画美術:★★★
音楽声優:★★
個人趣向:★
総合評価:★☆
短評
原作未読。2話目から視聴。どんな作品かと思ったが、良くも悪くも予想外だった。
色んな意味で人間味、人間臭さみたいなものを前面に出した作品なのかなと思う。八方美人な主人公はもちろん、主人公を利用する女子二人、そして明らかに胡散臭いイケメン親友と、なんというかクズ人間ばかりだなぁ、と(笑
もちろん、これは「そういう作品」なのだとは思う。あとはここからどう解決し、カタルシスを与えられるかどうかというところだが、そもそもそれを得られる回まで観続けられるかなぁ……。
『旗揚!けものみち』(公式HP)
登場人物:★★★★
物語構成:★★★★
作画美術:★★★
音楽声優:★★★★
個人趣向:★★★★
総合評価:★★★★
短評
異世界転生チートものだが、いやこれチートなのか?(笑 2話目から視聴。
異世界転生だけどコメディと言う辺りがなかなかに面白い。ただこの面白さは源蔵の無類の強さと、それに負けず劣らずの変態レベルの動物愛が両立してこそ。
どこまで両立出来るか、というのが今後の問題か。あと、正直30分はちょっと長いかも。15分くらいがベストだった気もするが、その辺も気がかり。
『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』(公式HP)
登場人物:★★
物語構成:★☆
作画美術:★
音楽声優:★☆
個人趣向:★★★
総合評価:★★
短評
異世界転生チート系。2話目から視聴。
こちらもコメディ系なのだが、『けものみち』に比べるとちょっとコメディ要素が中途半端な印象か。シリアスシーンもあるのでそこのバランスがちょっと悪い気がした。
後はコメディだからか、意図的にキャラデザをデフォルメしているシーンも多々あるが、どちらかというとそれがデフォルメというより作画レベルが落ちているという印象になっているのはマイナスになっているかな。
現状だと『けものみち』に負けそう。もうひと押しが序盤にあると良いのだが…。
『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでられません~』(公式HP)
登場人物:★☆
物語構成:★
作画美術:★☆
音楽声優:★★
個人趣向:★
総合評価:★
短評
異世界転生もの。バトル要素がないのでチートではないけど、さすがに多いな(苦笑
本というものに着目したストーリーは興味深い。ただちょっとテンポが遅いかな、という印象。この1話だと、「掴み」が弱い。
今後はどんな展開になるのか次第か。本をテーマにして、あの中世ファンタジーみたいな世界なら紙やインクの生産、印刷技術の確立による大量印刷、製本技術の成立なんかが壁になりそうだけど、そういう展開になるのか。あるいは、全く違う方向性になるのか。
あと、主人公のモノローグ、ちょっと下手かなw 台詞回しとか含めて、観ていてテンポやモチベーションを悪くしている気がする。
『アズールレーン』(公式HP)
登場人物:★★★
物語構成:★★☆
作画美術:★★★★★
音楽声優:★★★★★
個人趣向:★★
総合評価:★★★☆
短評
有名ゲームのアニメ化。2話目から視聴。
ゲーム未プレイな私の中では『艦これ』のバリエーションの域を出ない本作ではあるけれど、1話目を見逃した割にはそこまで意味不明な感じではなかった。大筋のストーリーとしてはあっさりというかざっくりというか割とストレートに作っている印象。一方でキャラ数が圧倒的に多いので、そこがどの程度工夫されるかが今後の課題であり不安要素か。
しかしそれよりもバトルシーンの充実がこの評価かも。あのバトルシーンだけでも観続ける価値はあるかもしれない。
あと、種田さんの声が聴けて満足です、はい(笑 お元気なのかは分からないけれど、とりあえずこの作品の収録はしているってことだから、活動は続けているということなんでしょうし。
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』(公式HP)
登場人物:★★
物語構成:★★★☆
作画美術:★★☆
音楽声優:★★★
個人趣向:★★★★
総合評価:★★★☆
短評
異世界転生チート系。2話目から視聴。
タイトル通りなら、さほど大きな障害なくチートで無双し続けるストーリーになるのかな、と予想はしているがどうなるのか。個人的にはいっそ清々しいほどに最終回まで無双し続けてくれる方が面白くはなりそう。
気がかりなのはキャラ数の多さ。個々のキャラのインパクトがやや弱く、また仲間割れの展開もあるのかな、というのが不安要素かな。
そして、金元さん留学から戻って復帰してたんだ、と改めて気付くと言う体たらく(笑
『BEASTARS』(公式HP)
登場人物:★★
物語構成:★★★☆
作画美術:★★★
音楽声優:★★
個人趣向:☆
総合評価:★★
短評
コミック原作。
ストーリー的にはミステリと言ったところか。そこに擬人化されつつもその特性を受け継いでいるっぽい草食動物・肉食動物という関係がアクセントとなって、ただのミステリとは違った味を示している。
キャラクターの描写もコンプレックスやいじめなどを取り込んでいて、良くも悪くも人間味あふれるというかちょっとドロドロしている感じ。
キャラが擬人化された動物たちというところ含めて客観的評価とは別に視聴や感想となると、好き嫌いはハッキリ分かれる作品だと思う。
『アサシンズプライド』(公式HP)
登場人物:★★
物語構成:☆
作画美術:★★☆
音楽声優:★★
個人趣向:★★
総合評価:★☆
短評
ファンタジー系の作品。
正直、ストーリーが…。専門用語の多さや、ラストでマナを獲得出来た経緯などが不鮮明で、さらに名目上とは言え護衛を任されていながらヒロインにあっさり夜中抜け出されてしまったり、感情移入してしまったりと、割とアサシンとして優秀そうに描かれている割には抜けている部分が多すぎて、現時点では首をかしげてしまう内容。
もう少し話が進めば分かるのかもしれないが、それまで観続けようと思える1話だったかと言うと……。
『ノー・ガンズ・ライフ』(公式HP)
登場人物:★★★★
物語構成:★★★☆
作画美術:★★★☆
音楽声優:★★★★
個人趣向:★★★
総合評価:★★★★
短評
意外な作品、もちろん良い意味で。
キャラデザは割と異形なんだけど、それをあまり感じさせないテンポの良いストーリー展開とハードボイルド風味のSF世界観、それを最大限引き出すキャストの方々という組み合わせがこの上ない相乗効果を発揮。
序盤は視聴してもいいかなと思えた。
『星合の空 -ほしあいのそら-』(公式HP)
登場人物:★★★
物語構成:★★★☆
作画美術:★★★
音楽声優:★★★
個人趣向:★
総合評価:★★★
短評
アニメオリジナル作品。ソフトテニスを舞台にした青春モノになるのかな?
私があまり青春モノが得意ではないのでやや低評価気味ではあるが、アニメオリジナルという点を含めても期待出来る作品だと思う。部活に勧誘するため、部活ではなくアルバイトとしてお金を本気で提示出来てしまう辺りがね(苦笑 もちろん、そこにもコンプレックスなんかが上手く絡んでいくことになるのだろう。
ただ個人的に1話ラストの虐待シーンは要らなかったかな、と思う。将来的には必要かもしれないが、1話は部活に入る代わりにお金を貰うという冗談で言ったことが通ってしまって、でもそれも面白そうかなというシーンで終わって良かった気もする。正直、あのシーン見せられると2話目は結構悩む。
『作品タイトル』(公式HP)
登場人物:
物語構成:
作画美術:
音楽声優:
個人趣向:
総合評価:
短評
NoTitle
舞台化されたのも、この2つです。