乱歩奇譚 Game of Laplace
「うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと-」
没後50年となる日本を代表する作家・江戸川乱歩が綴った「人間椅子」・「影男」・「怪人二十面相」・「パノラマ島」などの心躍らされる、耽美かつ奇怪、そして幻想的な世界観を、数々の話題作を送り出したアニメ界の奇才チーム監督:岸 誠二、 脚本:上江洲 誠、 制作:Lercheが、現代に蘇らせた完全新作!!
(公式ホームページ INTRODUCTIONより抜粋)
そんな『乱歩奇譚 Game of Laplace』の私の評価ですが...
B-
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
乱歩奇譚 Game of Laplace 総評
放映日:2015年07月~2015年09月(全11話)
私が視聴した放映局:フジテレビ(ノイタミナ枠)
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:D
社会を風刺するようなシナリオが全体的に多かった印象。最終話も結局あそこでナミコシが死んでしまう辺りは、エンターテイメントとして考えると「わざわざ生き返らせて、かよ」とも思うが、風刺的な部分ではやはり彼が生きていた意味というのはあったのだろうと思う。
ただ先に挙げたようにエンターテイメントして面白かったかというと、本当に面白かったのは序盤の二話だけだった気がする。
演出 評価:A
演出の独自性はややシャフトっぽさがあったものの、それでもこの作品らしさになっていたと思う。
作画 評価:B
ここ最近なら標準的な画質。
CAST 評価:B
なんといってもコバヤシ少年の「軽さ」というのがこの作品に取って「重み」になっていたのだろう。
OP/ED/BGM 評価:B
EDの描写が好きだった。曲との合致がとてもいい。
総合 評価:B+
内訳:A評価(4点)×1+B評価(3点)×3+D評価(1点)×1=B-(2.8点)
演出や独特の空気感がとても好きだった作品。滅多にこういった題材のアニメがないということもあるのだろうが、こういう作品に巡り合えるのは本当に稀有だと思う。
一方で江戸川乱歩には詳しくないが、詳しくない者からするとどうしても「ミステリー」の印象が強い。そうした中で「乱歩」の名を冠した割にはちょっとミステリー色が弱かったように感じた。それが結果的に、作品に抱いていたイメージと実際の内容とのかい離に繋がり、結果的に「(主観として)エンターテイメントとしてどうなのか」と思ったのだと思う。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 コバヤシ
何と言ってもこのキャラだろ。水着姿は見てみたかったw
2位 影男
ロリコン紳士は最後まで紳士でした
3位 ハシバ
結局彼が堕ちることも考えていたんだけど、最後までコバヤシの味方で良かった。
- at 10:56
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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