コードギアス 反逆のルルーシュ 第4話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[コードギアス 反逆のルルーシュ]
コードギアス 反逆のルルーシュ 第4話「その名は、ゼロ」
<あらすじ>
枢木スザクが、クロヴィス殺害容疑で逮捕された。ランスロットの整備をしながらロイドやセシルが心配するもスザクの有罪はもはや確定事項。そんなニュースは、エリア11を駆け巡り、そしてエリア11内での2つの存在がその姿を見せ始める。
イレブンに対する名誉ブリタニア人制度こそが今回の悲惨な事件を巻き起こしたと言う、ブリタニア人の純血を重視する純血派の台頭。その筆頭に出て来たのが、純血派若手将校・ジュミレア=ゴッドバルト。敏腕TVプロデューサー・ディートハルト=リートを抱え込み、ブリタニア人に対して枢木スザクへの憎悪感と純血主義を植え込ませようとする。
逆にエリア11がまだ日本だった頃、最後の首相であった枢木首相の血を引くスザクを英雄視する反ブリタニア組織・日本解放戦線。その客人としてその姿を見せた、7年前の対ブリタニア戦で一度も負けなかった伝説の将軍・藤堂鏡志郎。
その中、スザクは判事・検事・弁護士など全てが仕組まれた裁判に臨まなければならなかった。そんなスザクに、ルルーシュが計画を前倒しして動き出す。
続きはOPENからどうぞ。
<あらすじ・ネタバレ>
カレンは、約束を破り扇たちを極秘裏に連れてシンジュクゲットーで指示を出した謎の男―――ルルーシュと接触を試みる。だが、ルルーシュはそれを全て見抜いた上で、列車へと招く。
C.C.より与えられたギアスの力を使い、先頭車両を無人にし、さらに極秘裏に製造をさせていた仮面をつけた状態でカレンたちの前に初めて生身を明かす、指導者としてのルルーシュ。顔を見せない者を信じられないと言うカレンたちに、ルルーシュはその力を見せてスザクを救い出すと約束し、それで信用しろと言う。
枢木スザクの法廷への移送。沿道にはジュミレアによって集められた熱狂的な純血派のブリタニア人。そこを狙ってルルーシュは姿を見せる。仲間はカレンと要の2人だけ。だが、ルルーシュはそれだけで十分だと言う。クロヴィスの護送車を模した車で挑発的に接近するルルーシュとカレン。ルルーシュは『ゼロ』と名乗り、ジュミレアの前に姿を現す。さらに、全てハリボテでしかない護送車に、毒ガスが入っていると嘘の情報が流されたカプセルを見せる。
これにより、ルルーシュ―――ゼロは事実上その場に居た全てのブリタニア人を人質にとることになった。さらに、ルルーシュは仮面に設けられた左目部分のスライド機能で目だけ露出させると、ギアスの力を以ってジュミレアを操り、スザクの奪還とその場からの脱出をやってのける。
ゼロへの疑念を持ち続ける玉城らと違い、自身のリーダーへの素質に疑念を自ら抱いていた要やゼロの力をシンジュクに続いて二度にわたって実感させられたカレンは、ゼロへの信頼を強くする。
その頃、ゼロはスザクを仲間への取り込みを図る。しかし、組織は内部から変えていくべきだと主張するスザクは、クーデター・革命による外部からの変革を望むゼロことルルーシュの意見と対立。差し伸べるゼロの手を取ることなく、自ら法廷へと赴く。一方、ゼロは自らの手を取らなかったスザクの主張に苛立ちを見せる。
スザクの無罪の可能性が高いと言うラジオ放送を耳にし、安堵するナナリー。しかし、その背後には殺されたはずのC.C.の姿が迫っていた。
<感想>
ルルーシュ、表舞台へ。ゼロとして活動するようですが、割と用意周到に仮面を用意していたようですね。普通のヘルメットと違って、後頭部への装着時のスライド機能、ギアスの力を使うための左目部分に設けられたスライド機能と多機能型。もしかして、まだある? ッ手言うか、ルルーシュ、ギアスの力大奮発ですね。使いまくってる。そんなに使いまくって大丈夫か?
カレン、やたら可愛かったです( ̄∇ ̄;) さすがのカレンも、ゼロ(ルルーシュ)の無謀と思われる突っ込みにはビクビクしてましたから。
そしてスザク。なんかまぁ、割と奇麗事や理想論を並べる辺り、ますます某ガンダムでのスーパーにコーディネイトされたキャラを思い出してしまうのですが( ̄∇ ̄;)
さて、これから大きなテーマになるであろう『外から変える』or『中から変える』と言う主張。前者はルルーシュが、後者がスザクの主張なわけですが、個人的に今はルルーシュの主張の方が共感出来ますね。
確かにスザクの主張は、悪くないです。内側からその質を変えて行けば、多くの血を流すこともない。けれど、それには果てしなく膨大な年月を要する。その長い年月の中で当初の改革目的が果たされないかもしれない、誰かによって捻じ曲げられるかもしれない。何より、そんな変革を待てるだけの経済的時間の余裕がおそらく今のイレブンには無い。スザクの主張にはここが欠けている。スザクが名誉ブリタニア人として、地位や名誉は別として経済面でさほど苦を味あわぬまま育ったため、こうした一般人の現状が把握出来ていないからこそ出て来るものだと思います。まさに今の日本官僚のような考え方。
ルルーシュ個人からすれば、ナナリーが無事に生活出来る世界を創ることを目的としているわけだから、その達成は一日も早い方が良いので手っ取り早い外からの革命と言う形を選んだんでしょうけどね。
ルルーシュの手段はだいたい予想出来る。逆に予想出来ないのは、中から変えることを主張するスザクがどういう手段を取ろうとしているのか。一介軍人に過ぎないスザクがどうやってそれを成し遂げようとしていくのか、それが楽しみです。たぶん、それのやり方やそこに至る経緯などの描写の仕方、物語の進み方で、現在スザク≒キラの構図もきっとスザク≠キラの形へと変わっていけると思いますし、私は後者を強く希望します。まぁ、一番スザク≒キラ的な部分で観られているのは、ルルーシュとの友情を互いに異常なほど大切にしている部分ですけどね( ̄∇ ̄;)
ちなみに冒頭のナレーションを間に受けるなら、後々スザクよりもルルーシュの方が目的意識が変わっていく?
◇追記
今さらだけど、スザクって割と自分の世界に入り浸っている感じがある。おそらく、それがまたキラと類似させる要素の1つになっていて、スザクの言うことに共感できない理由なのかも。ルルーシュとの対立で「間違った~~で得た価値も間違い」みたいなことを言っていたけど、その「正しい」「間違い」は全てスザクの主観。ルルーシュのやろうとしている外部からの革命を正しいか間違いかの両極端で評価することは難しい。逆に民間人を巻き込むテロを止め、目的となる対象を見失わないよう言い切ったルルーシュの方がよっぽど客観的に物事を見ている。まぁ、ルルーシュに関してはブリタニアを滅ぼした後のことが見えてこないので、こちらもこちらで問題はあるわけですが。
次回は、「皇女と魔女」。
<MVC>
カレン
「無理だよ、もう」
前回までの強気はどこへやら。まぁ、そこが可愛かったんですが(ぇ でもまぁ、さすがにあの状況下ならそう思うのも仕方ないことですね( ̄∇ ̄;)
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・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/c0c8dbc9fa1e7c2beb4b426cc891665d
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・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2006/10/post_2d2d.html
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・http://www.todasoft.net/blog/archives/2006/10/_4_13.html
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