鬼灯の冷徹 第10話
『「十王の晩餐」「ダイエットは地獄みたいなもの」』
≪あらすじ≫
「十王の晩餐」
人が死に、初七日から三回忌までの間に受ける裁判。
そこで重要なのが遺族の手厚い供養と供物の量。
それらをかんがみ、舌抜きの拷問だけで天国行きとなる亡者達が長い列を作る簡易地獄前では、
遺族への感謝をとうとうと諭す鬼灯の声が響いていた。
祭壇の供物の山を見上げていた唐瓜は、
鬼灯に言われてこれらの判決を下した十王達の晩餐の手伝いをする事に。
そこで鬼灯が歌に合わせて十王を紹介!
「ダイエットは地獄みたいなもの」
供物のお菓子をおやつに、デザートにケーキ、風呂上がりにアイスと暴食が続いた閻魔大王。
先日の十王の晩餐がとどめをさしたか、お腹がつかえて床に落とした筆も拾えないほどに太ってしまう。
さすがにマズイと思った閻魔大王の、仕事終わりにジムでも行こうかとの呟きを鬼灯が聞き逃すはずもなく…
亡者の齧り過ぎで太ったシロや柿助、ルリオを巻き込み、鬼灯’sブートキャンプが幕を開けた!
(公式HP ストーリー 第10話より抜粋)
≪感想≫
◆ダイエットに必要なものは精神力
まぁ、ダイエットに限らず何かをやる・成すことにおいて何より必要なものは強靭で決してくじけない精神力に他ならない。閻魔大王が「(ダイエットは?)明日から!」と言ってしまうところにそのすべてが集約されていたと言っても過言ではないw まぁ、これで閻魔大王がまだダイエットしてなければ「明日から」でも辛うじてセーフなのだろうがwww
究極的にダイエットは運動と食事である。
運動は体内のカロリーを燃焼し、蓄積している脂肪を燃やすため。さらにいえば運動によって身体の筋肉量を増やすことによって基礎代謝によって消費するカロリー量を増やすことで太りにくくする。
食事は体内に取り込むカロリー量を制限するためだ。まぁ、こっちの方が分かりやすくて、つまり摂取するカロリーが少なければ人間は当然蓄えた脂肪をカロリーとして使うしかないということだ。ただ、難しいのは人間は脂肪より筋肉の方を先に分解してエネルギーにしてしまうこともあるということ。
だから運動と食事が必要。運動によって消費できるカロリー量を増やし、食事によってカロリーを減らしつつ運動と併用することで筋肉の減少による基礎代謝量の低下を防ぎ、脂肪をより多く燃焼する。
とはいえ、これがとても難しいw
食欲は人間が動物・生物として持つ三大欲求の一つであり、非常に強力な欲だ。また、特定の食品だけを摂るような形や逆に特定の食品だけ抜くような形も中・長期的に観た時、本当に身体にとって良いかと言われると微妙なところでもある。
故に、数多くのダイエット関連の本や説明はいかにして精神力(理性)を欲求(本能)に勝たせるかということに尽きている。「一日五分で痩せる」とか「これを食べるだけで痩せる」というのはむしろそれそのものの効果よりも、「短時間」「気軽に出来る」といった精神的な部分への作用や刺激の方が意味合いとしては強いのではないかとすら思うほどだ。
逆に言えば、精神力や理性を保てるならダイエットの教則本や説明なんて不要ということだ。食べる量を普段の六割から八割に制限する。何かしらの運動をする。それだけで痩せる、はずなのだ。そう、はずなんだけどね(苦笑
もちろん、食べる上では糖質や脂質、あるいはこれらに変わる炭水化物は避けた方がいいとか、運動は20分以上の有酸素運動でないと効果が出にくいとかがあるので、そういった基礎的な部分は本なりインターネットなりで学ぶ必要はあるとは思うけどね。
何はともあれ、今回閻魔大王が苦労していたように体重というのは簡単に、かつ理想的に落ちることなんてのはない。楽した(健康的な)ダイエットなんてない。ただ地道に、三カ月、半年、一年先と長期を見据えて努力をするしかないのである。
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