ゆゆ式 総評
この春、女子高生になった、ゆずこ、唯(ゆい)、縁(ゆかり)の3人組はいつもいっしょの学園生活。
放課後は部員3人、パソコン2台とホワイトボード1台の『情報処理部』で、てきとうに決めた単語をググってその結果でまたおしゃべり。
なんでもない日常は、たまにイベントも発生するけど、やっぱり女の子がいちゃいちゃするだけ。でもなぜか目が離せない新世代女子高生コミュニケーション。
ゆとりかわいい学園生活は、遊びと部活とところにより百合要素。ノーイベント・グッドライフ! それがこの3人の“ゆゆ式(ルール)”
(公式HP イントロダクションより抜粋)
そんな『ゆゆ式』の私の評価ですが...
B
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ゆゆ式 総評
放映日:2013年04月~2013年06月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
可もなく不可もなく。全体として、話のネタや雰囲気の温度差に“波”が大きいのが気になるものの、ハマった時には本当に面白く感じる。やはり、百合ネタは人を選ぶなーと思った。
あと気になったのは「あれをやろー」という話をするんだけど、肝心の「あれ」をやるシーンがなくて終わることが多く、微妙な肩すかしのシーンが多いことか。
演出 評価:C
日常系として難しいところ。特にコメディ基調の中で、演出をしていくとなると内面の心理描写も難しいし、かといって演出が光るような特殊展開があるわけでもない。これは仕方ない。
作画 評価:B
昨今のアニメならこれくらいで平均と言ったところ。
CAST 評価:B
若手を中心に構成されており、特に放映開始当初は『ゆるゆり』の声優陣二人が主演で入ったこともあって、いろいろネタにされたり言われたりもしてきたようだが、終盤安定。
サブキャラで出番の多いお母さん先生を堀江さん、級友相川さんを茅野さんと人気声優が支えたことも序盤から中盤を乗り切った一因か。
OP/ED/BGM 評価:S
曲の出来は、今期でもトップクラス。OP・ED共にどちらかというとシンプルな構成と演出だったが、これくらい作風にあった良い曲が揃うなら、下手に気をてらうよりシンプルに仕上げた方が好印象。
総合 評価:B
内訳:S評価(5点)×1+B評価(3点)×3+C評価(2点)×1=B(3.2点)
日常系作品としてはまぁまぁの合格点かな。シリアス系やハード系の作品と比べて、ソフトでコメディな日常系はどうしても目を引くインパクトの弱さなどもあって、よほど何かで突出した要素を見せないと厳しい部分があるので、私の中で日常系作品でのB評価は健闘した方だと思う。
とりあえず「百合系好き」「日常系好き」「特にオチなしでもかまわない」と言う三要素を了承してくれる相手なら薦められる内容。パロネタ・オタネタのない『らきすた』みたいな感じかな、知らない人に伝えるとしたら。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 櫟井唯
金髪ツッコみ役。津田さんは、こういう役の方が声質として合うのは合うね。
2位 松本頼子
お母さん先生。登場時の安定感はキャラクターだけでなく、CVの堀江さんの安定感のおかげだとも思う。この作品にとってのアンカー。名前の通り困った時には頼る、みたいなw
3位 相川千穂
少しずつ唯好きが報われていく感じがたまらないw
- at 19:13
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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