新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 用語集(ラ・ワ行)
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
そのまま、頭文字が「ら」~「ろ」、「わ」~「ん」に該当する用語集です。
ネタバレ、憶測などを含みますので、それを容認できる方のみ、先へお進み下さいませ。
最終更新日:2017年07月08日
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太字が小見出し、[]はジャンル分類となる。
ジャンルは以下の通り。
[人物]…人物など生命(動物など含む)を示す
[兵器]…MSなどの兵器を示す
[科学]…兵器以外の科学技術や科学的な数字・根拠を示す
[世界]…世界観やその一般的な歴史、用語などに関する
[年号]…時間や時系列を示す
[組織]…国や組織を示す
[地名]…場所や地形を示す
青字が最新更新部分である。
説明文では、
『Frozen Teardrop』を“本作”、
『ガンダムW TV版』を“本編”、
『Endless Waltz』を“OVA”ないし“EW”
と記す。
-ラ行-
ラーナ・グリーン[人物]
AC時代の宇宙開発研究者の一人。エウロパの藻を火星に利用しようと考えた最初の人物である。
詳細はこちらを参照⇒ラーナ・グリーン
ラーナ・グリーンの海[地名]
MO-Ⅶの落下事故でエウロパの藻によって出来た海。南半球にある。この海だけが火星で唯一透き通った海洋で、デュオ曰く「春の草原の匂い」「風に乗って来る潮の香りが最高」らしい。
元々の場所はアージャイル平原と言う太古に隕石が落下して出来た場所であったが、MO-Ⅶの落下により二重構造のクレーター化。そこでエウロパの藻が大量繁殖し、海が出来、それによってマーズ・テラフォーミングが劇的に進んだことなどから、マーズ・テラフォーミングに最初にエウロパの藻を利用しようと言ったラーナ・グリーンの名を与えられた。
この海上に人工国家ラナグリン共和国がある。
ラシード・クラマ[人物]
カトルに着き従っていた中東の反OZ組織・マグアナックの隊長を務めていた屈強な壮年。顎から頬、もみあげまで繋がったヒゲが特徴的。本作では頭髪、ヒゲが真っ白になりながらも現役でウィナー家の惑星間輸送の仕事をしており、火星軌道の近くを通る時は必ずウィナー・ホスピタルを訪れ、庭の手入れなどもやっていたようである。
詳細はこちらを参照⇒ラシード
ラシードの妻[人物]
ラシードの口から語られた妻。
詳細はこちらを参照⇒ラシードの妻
ラナグリン共和国[組織]
火星にある国家の一つ。火星の南半球にあるラーナ・グリーンの海の上に人工海上国家で、ラーナ・グリーンの名が使われている。中心部は高層ビルが立ち並ぶ巨大海上都市となっており、海の周りにはおっとりとした港町が点在している。
ミリアルド・ピースクラフト暗殺後、ゼクス・マーキス上級特佐が火星連邦政府からの独立宣言及び宣戦布告をした。
ラナグリン共和国の国立図書館ではMC16年辺りまでヒルデ・シュバイカーが司書を務めていた他、後のシュバイカー孤児院(教会)もラナグリン共和国の港町にある。
ラナグリン共和国の老神父[人物]
ラナグリン共和国の港町で教会と孤児院を切り盛りしていた老神父。神父にありながらポーカーで賭けごとをするなどし、ファザーに多額の借金があった。そのため自らの死後に遺産として教会を残すが、それも借金まみれだったことで、結婚していたヒルデが多額の負債を抱え、教会と孤児院を引き継ぐ原因となった。
詳細はこちらを参照⇒ラナグリン共和国の老神父
ラフロイグ・ピート[人物]
軍人崩れのガンマン。火星で生活し周囲からは「大佐」と呼ばれている。賞金がかけられており、『DEAD or ALIVE』指定がされていた。『キュレネの風』によって殺害された。
詳細はこちらを参照⇒ラフロイグ・ピート
リーオー[兵器]
型式番号OZ-06MS。セイス・クラーク技術士官とツバロフ・ビルモン技術士官によって開発された、AC史上初めての戦闘用量産型MS。
詳細はこちらを参照⇒リーオー
リリーナ・シティ[地名]
エリシウム島にある火星連邦政府中央都市。リリーナを意識した名称であることは疑うまでもなく、その連邦政府内には表向き想定外のトラブルによってコールドスリープに入った彼女の眠る『星の王子様』が設置されている。
リリーナ・ピースクラフト(リリーナ・ドーリアン)[人物]
本名リリーナ・ピースクラフト、15歳までドーリアン家の養子として育てられる。
完全平和主義を打ち出したピースクラフト家の王女で一時は再興したサンクキングダム王女、あるいは世界国家元首なども務めた。AC196年では外務次官であった。『PPP』と自分の死が連動していると知ると、AC197年に自らの意志で冷凍カプセル『星の王子様』で眠りについていたはずだったが、何者かによって覚醒させられると、二代目火星連邦政府大統領に就任した。『PPP』発動防止や紛争の絶えぬ火星圏の併合を目的とした地球圏(プリベンター)の抹殺ターゲット。
詳細はこちらを参照⇒リリーナ・ピースクラフト(リリーナ・ドーリアン)
ルクレツィア・ピースクラフト(ルクレツィア・ノイン)[人物]
本編・EWにも登場したキャラクター。本名はルクレッツィア・ノイエンハイムだと思われ、ノイエンハイム・コンツェルン前々社長(ノーヴェ)の娘で、前社長(ディズヌフ)の妹。
本編ではOZレイク・ビクトリア基地教官、ゼクス・マーキスの部下、リリーナ・ピースクラフトの護衛、ガンダムパイロットと共闘、プリベンター・ファイアのコードネームを持つエージェントとその地位を変えながら、一途にゼクス(ミリアルド)を想い続けたパイロット。
詳細はこちらを参照⇒ルクレツィア・ピースクラフト(ルクレツィア・ノイン)
ルビーのピアス[科学/兵器]
サリィ・ポォの遺品。メモリーデータ内蔵の超小型モバイルで、起動中は弱い光の点滅があり、直接脳内にパルス信号が送られる仕組みとなっている。この中にサリィ・ポォとしてのメモリーデータが内蔵されていると思われる。
レーヴェ[兵器]
《リーオーⅥ型》と呼ばれるタイプの《リーオー》。
詳細はこちらを参照⇒レーヴェ
レイク・ビクトリア[地名]
アフリカ大陸にあるOZ専用の士官学校。初代教官はトレーズ・クシュリナーダで、その教え子には後にOZの中核を担うゼクス・マーキスやルクレッツィア・ノインを輩出。以後、OZの中で名門の士官学校となる。
本編にも登場。AC195年時、教官はルクレッツィア・ノインが担っており、最新鋭可変型MS《トーラス》が配備され、宇宙に配属される予定だったが、それを察知した老師Oからの任務で張五飛と《シェンロンガンダム》の襲撃を受けて、ノインが育てた候補生ごと壊滅的打撃を受ける。
レディ・アン[人物]
本編、EWにも登場した女性。本編ではトレーズの補佐を行うOZ上級特佐、EWでは秘密平和維持組織プリベンターのトップを務めていた。本作では大統領補佐官として紹介されている。
詳細はこちらを参照⇒レディ・アン
レッド・ワン[人物]
AC.195年時からヒイロが用いている偽名の一つ。主にレジスタンスとしてOZトレーズ派の活動に加担していた時に用いていた。AC.197年のエピオン・ド・テロス事件の際にも使用している。
レルネー湖[地名]
AC146年5月26日、撤退しない連合陸軍と《シャーウッドの森》が衝突した際に舞台となった湖。サンクキングダム北部に位置する《シャーウッドの森》からさらに内陸北部西方に位置しているらしく、ここからバルト海に流れ出す河川が国境線となっていた。
現存する同名の湖は確認出来ていないが、ギリシア神話の中にレルネーの沼と言う名の沼に住む水蛇のヒュドラーを対峙するヘラクレスの逸話がある。
連合軍特殊工作班[組織]
秘密結社『OZ』の前身と言われる組織。
もとは連合軍本部に籍を置く特殊工作班で、ここに属していた狙撃手(スナイパー)アディン・ロウが連合宇宙軍のセプテムに依頼され宇宙軍の予算の中から報酬をもらうことを条件に、ヒイロ・ユイ暗殺を引き受けたと言われている。
ロイヤルストレートフラッシュ(RSF)[組織]
マーシレス・フェアリーズ内の特殊部隊の別名。
詳細はこちらを参照⇒ロイヤルストレートフラッシュ
老師O[人物]
機体駆動システムに精通した研究者で、《トールギス》《ウイングガンダムゼロ》《シェンロンガンダム》を開発した技術者の一人。張五飛に指令を出していた。
AC148年には、ヒイロと共に連合軍に捕まり処刑されそうになっていたところを、アウトローに救助され、それ以降はアウトローの旗艦《シャーウッド》に乗り、兵器改良や開発を手伝っている。
詳細はこちらを参照⇒老師O
老師・張[人物]
濃紺の襟詰中国服を纏うプリベンターの要人でキャシィ・ポォの上官。「ろうし・ちゃん」と読む。かつての張五飛。《エピオンパイ》に搭乗する。
詳細はこちらを参照⇒張五飛
竜一族[組織]
かつてユーラシア最強と恐れられた武家。その後、地球と宇宙で分家をしたのか、あるいは宇宙に拠点を移したのかは不明だが、L5コロニーのA0206コロニーに本家を置いていた。本編時におけるトップは竜紫鈴。何度かOZの侵攻に遭っており、AC194年の際には五飛と妹蘭が撃退した。
有数の財力や権力もあるのか、老師Oの《シェンロンガンダム》開発を助力していたほか、オペレーション・メテオの発動にも肯定的だったと言われている。
しかしAC195年に未完成だった《アルトロンガンダム》と五飛を匿っていたところでOZの侵攻に遭うと、自らコロニーごと自爆した。その後一族がどうなったのかは不明。
竜 紫鈴[人物]
「ろん・しりん」と読む。竜一族の長で、外部の人間だった五飛を孫娘の婚約者として、竜一族の後継者として迎え入れた。
詳細はこちらを参照⇒竜紫鈴
竜狼牙[人物]
ロン・タウヤー。竜紫鈴の息子。L5コロニー群のG-03554コロニーの落下事故の際には双子の妹・胡蝶(フーティエ)と共に《魔王》に乗り込んでコロニーの解体作業をしていた。
詳細はこちらを参照⇒竜狼牙
竜胡蝶[人物]
ロン・フーティエ。竜紫鈴の娘。L5コロニー群のG-03554コロニーの落下事故の際には双子の兄・狼牙と共に《魔王》に乗り込んでコロニーの解体作業をしていた。
詳細はこちらを参照⇒竜胡蝶
竜 妹蘭[人物]
「ろん・めいらん」と読む。竜一族の長の紫鈴の孫娘。一族の決まりにより五飛と結婚するが、何かと反発も多かった。その後、AC194年のOZ侵攻の際にコロニーを守るため《トールギス始竜》に乗って死闘に挑んだ。
第二次月面戦争時、《魔法使い》の原型機のサブパイロットとして搭乗していた節もあるが、年齢を考えると10歳前後となるため、別人の可能性が高い。
詳細はこちらを参照⇒竜妹蘭
ロビン・フッド[兵器]
AC145年夏からサンクキングダムを占拠した反乱軍の旗艦。
詳細はこちらを参照⇒ロビン・フッド
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-ワ行-
ワーロック[兵器]
現存する唯一のモビルスーツの一機と思しき機体。《魔法使い》と記載される。その開発と調整はW教授が担当していた。詳細は不明で、ただ大型のビームシザーズを保有していることと、パイロットが二代目デュオ・マックスウェルであることだけが解っている。
詳細はこちらを参照⇒ワーロック
ワイバーン[兵器]
AC145年、後のドクターJであるジェイ・ヌルが、トマス・カラントのチームが開発していた機動兵器。その形状が、のちの《ガンダムエピオン》のモビルアーマー形態に似ていたことから、大型の戦闘機だと思われる。のちのZEROシステムの原型とも言うべき量子コンピュータ型AI《サム》を搭載する。
サブリナの心の支えであった猫のサムを再現するため量子コンピュータ型AIを《サム》として代用していただけだったが、サンクキングダムが核弾頭ミサイル攻撃の危機に曝された際に、それを阻止するためカテリナが搭乗した。
後のプロフェッサーGであるD・Dとマイク・ハワード(本編のハワード)の手によってさらなる強化が施され、反乱軍として戦い続けるカテリナの愛機となった。
詳細はこちらを参照⇒ワイバーン
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