刹那的虹色世界

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※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。

おおかみかくし　総評
放映日：2010年01月～2010年03月（全話）　
私が視聴した放映局：TBS

総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。


シナリオ構成 評価:B
「ひぐらし」を手掛けた竜騎士07氏による為、雰囲気としては似通った部分もあったかな、と思う。それの良しあしは全く問題ではないけれど、秘められた謎が割とそこまで難解なものではなかったのが、やや肩透かしだろうか。

全体として無難に纏まった形かな。特に大きな力を持たない（無意識に出る、特殊なフェロモンは別として）九澄博士の立ち回りとしては、良かったのかな。暴力行為に走るわけでもなく、自分に出来る範囲で自分に出来ることをしたという点においては、無理をさせなかったという意味で評価したいところ。


演出 評価:B
評価が難しい。

何故ならば、主人公である博士の苦悩はまだしも、周囲のヒロインたちはやっぱりなんだかんだで博士の特殊フェロモンの影響を受けていたわけで、それとの明確な線引きをどこまで演出で魅せられるのか、となるとやっぱり厳しいんだろうなって思う。


作画 評価:B
可もなく不可もない。敢えて言えば、やや後半失速した感じ？


CAST 評価:B
安定して無難なところで集めた形になるのかな。英美里様のキャスティングはもろ手を挙げて評価したいが、さすがにそれだと評価も何もあったものではないので（爆

最終話まで観てしまうと聴きなれてしまう場合が多いので適材適所と思いがち。なので、欲を言えば九澄博士のCVはややイメージから外れたかも。声が良い悪いではなく、イメージとしてね。


OP/ED/BGM 評価:C
やや今季の中では、他作品として比較してインパクト負けした感じだったかもしれない。それぞれ楽曲としては、イメージにあったものだったけれどね。後は、映像的にもう少しインパクトが欲しかったかもしれない。


総合 評価:B
竜騎士07氏が原案などを担当したことで一躍話題作となった同名のゲーム作品のアニメ化。原作であるゲーム版をプレイしていないので、このシナリオをアニメ化したことに対する批評は出来ないのでしませんけど、無難なルートを選択したのかなって思った。

展開で行けば、眠も五十鈴もかなめも死んでもおかしくない展開だけど最終的にみんな生きて、外伝的な最終話では笑顔を浮かべていたのだから。

ハッピーエンドはやっぱり何に対してもイメージが良い。バッドエンドが適切なアニメって、それこそ某Daysみたいな鬼畜野郎が主人公なアニメくらいっしょwww　と思ってしまう。うーん、病んでるんだろうか（ﾏﾃ

まぁ、それはともかくとして良く言えば無難に纏まった、悪く言えばありがちな作品で終わってしまったかな。

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おまけ
ベストキャラTOP3
1位 櫛名田眠
序盤とのギャップがしっかりとあったキャラなのかな、と思う。あとはもう少し、博士に対する感情などの変化の過程を描いて欲しかったかもしれない。


2位 朝霧かなめ
友人の立ち位置から、オカルト好きと言う設定が巧く活かされていたキャラクターなのかなって。結局彼女がいないと真実に近づけなかったのは一つあるわけだし。意味がしっかりとあったキャラクター。


3位 摘花五十鈴
え、英美里様がCVだから選んだんじゃないんだからねっ！！

嘘です。真面目な話、こう言うキャラって良いなって思う。自分の好意を相手にアピールし続けるキャラって、けなげで一図で好きなんですよ。別作で言えば、年齢差あり過ぎるけど『はなまる』の杏とかね。あとこう言うキャラは基本、明るくてポジティヴなので居ていて場の雰囲気が上がるから良い。