「ちょっとかゆいぞ」
今後も違うライダー世界で使われる台詞なんだろうな。
キバ編後半。
正直キバは全く見ていなかったので、整合性とかその辺りはよくわからないのだが
ディケイドの世界としてみるならまとまりの良い話だったのかも。
ワタルに襲い掛かったビートルファンガイアは人間とファンガリアとの共存は不可能で
あると考えつつも、その希望を息子のワタルに託したかったわけだ。
そして共存の証拠としてワタルと雄介の友情も見る事ができた。
ワタルも自分の意志でファンガリアの王としての自覚を手にいれたしね。
そういった一連の流れを過不足無く描けたのではないだろうか。
そしてアクションはちゃんと派手でかっこいい。
ディケイド自身の攻撃パターンのあまりの多さと。
そして今回もキバを弓みたいな武器に変えちゃうギミック。
あのライダーを変化させちゃうギミックが見所だったみたい。
今後も他のライダーはかゆいおもいをするんだろうな。
またビートルファンガイアのハンマーみたいなものでディケイドを
ひたすらに叩きつける様は重量感があってこちらも上手く強さを見せていた。
9つの世界をまたに駆ける話だからか、物凄く駆け足な感じもするが
一方で話のテンポを良くするお約束もはっきりしてきて楽しみ方がわかってきた。
例えば、
その世界のボスに「通りすがりの仮面ライダー」と名乗るディケイド。
ディケイドはその世界のライダーと共闘してボスを倒す。
その際にはディケイドによってかゆいおもいをさせられる。
各世界のライダーは心に何らかの試練を抱え、それを乗り越える。
各世界の前半回と後半回の部分で突然別世界のライダーが襲い掛かる。
(クウガ世界ではパンチ・キックホッパー、キバ世界ではカイザ)
まぁこういうお約束がわかってくると楽しいなぁと感じられる。
来週からは龍騎。個人的に一番思い入れのある作品なので楽しみだ。