2016/03/06
【書評】 指名される技術 漫画版
著者:堀江貴文
概要:
著者堀江貴文がクラブは「情熱」など精神論だけで語られてしまいその価値に気づいていないと感じクラブでの客への対応の仕方考え方などを分析して書かれたもの。
主人公であり企業化を目指す七瀬が企業経営者や有名人とのつながりをもつためクラブで働き、クラブの中での出来事を通してビジネスに応用できるノウハウを学んでいくというもの。
内容ちょっと紹介:
・自分に協力してもらうために必要なものは”共感”。
共感を集めることができるとそれは強力な武器になる。そして常に自分を発信し続け、思い出してもらいそれが”知名度”となる。そしてそれがいわゆる指名される技術なのである。
・また顧客が戻りやすい環境を作る。
一度関係が壊れた場合は人は簡単には戻ってこない。じゃあそこでどうするかがカギである。そこでホステスがどういう声をかけるかというと「またお越しください」である。つまり自分の失敗によって関係が崩れたのであっても相手にとってまた戻りやすい環境を作るというのがベストなのである。
・情熱と冷静さを持ち合わせたのがプロである。
情熱は熱いと書き、冷静は冷たいと書く。プロというのは情熱の中にも常に冷静さをもって対応するものなのではないか。
感想:
指名される技術は②から読んだのだが②より①のほうが有益な情報は多いと思いました。やっぱり映画とかでも2より1のほうがおもしろかったりしますもんね。でも、ほんとに得るものが多かったです。この書評の記事を書くため小さめのノートにメモを取りながら読んでいたのですが3ページも使いました(笑)まだまだたくさんためになることが書いてあるので迷うぐらいなら買うべきだと本気でお勧めします。まだ2016年始まってすぐですけどこの1年でこれ以上の本に出合えるか不安です(笑)
星:★★★★★