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あのポテチチョコを作っちゃえ♪ [思春期girlに飴と鞭]
北海道土産で有名な、ポテトチップチョコ、ご存じでしょう?
もう大好きで、物産展などで買うんですが、1個700円くらいするでしょ? でもね、あれ、開けると一瞬でなくならない!? 3人だと一瞬なんですよ。700円もするのに一瞬って…ナットクいかないよねぇ。
で、娘と私は考えた。じゃ、自分で作っちゃえば?
そんなわけで、作ってみました。
無印良品に、味のついてないギザギザのポテチが売ってます。このギザギザ、結構大きなギザギザじゃないと雰囲気出ないのね。
チョコは、割チョコでもいいと思うんだけど、フツウの板チョコのほうがおいしいので。
ボウルに割った板チョコを入れ、レンジで2分。溶けたチョコをバターナイフやスプーンでポテチに塗ります。それをクッキングペーパーやアルミホイルにのせて冷蔵庫で冷やし、固まれば完成。
肝心のお味のほうですが…あれれれ????
ポテチは無味のがいいかなぁ?と思ってたんだけど、やっぱり塩味、あったほうが良いかも! そのほうが実物に近いと思います。無印のは、無味なぶん、揚げ油の風味が立っていて、ちょっとチョコの味わいを邪魔していたかな。この大きなギザギザは間違いなくピッタリなんですけれど。
あ、いや、無印の名誉のために補足しますと、本来はこの無味のポテチ、味つけの粉末が別売りになってて、自分で振り振りして好みのポテチを作るためのもの。本来の使い方なら、おいしくいただけそうですね。
最初、塩味って邪魔かな~と思ったけど、実はあの塩味が、チョコとあいまって想定外のおいしさを生み出してたんですね。
この組み合わせを考えたヒトはすごいな~と思いました。また作っちゃおう。
もう大好きで、物産展などで買うんですが、1個700円くらいするでしょ? でもね、あれ、開けると一瞬でなくならない!? 3人だと一瞬なんですよ。700円もするのに一瞬って…ナットクいかないよねぇ。
で、娘と私は考えた。じゃ、自分で作っちゃえば?
そんなわけで、作ってみました。
材料は、これ。
無印良品に、味のついてないギザギザのポテチが売ってます。このギザギザ、結構大きなギザギザじゃないと雰囲気出ないのね。
チョコは、割チョコでもいいと思うんだけど、フツウの板チョコのほうがおいしいので。
ぺたぺた、と。
ボウルに割った板チョコを入れ、レンジで2分。溶けたチョコをバターナイフやスプーンでポテチに塗ります。それをクッキングペーパーやアルミホイルにのせて冷蔵庫で冷やし、固まれば完成。
193円でできちゃいました!安っ。
肝心のお味のほうですが…あれれれ????
ポテチは無味のがいいかなぁ?と思ってたんだけど、やっぱり塩味、あったほうが良いかも! そのほうが実物に近いと思います。無印のは、無味なぶん、揚げ油の風味が立っていて、ちょっとチョコの味わいを邪魔していたかな。この大きなギザギザは間違いなくピッタリなんですけれど。
あ、いや、無印の名誉のために補足しますと、本来はこの無味のポテチ、味つけの粉末が別売りになってて、自分で振り振りして好みのポテチを作るためのもの。本来の使い方なら、おいしくいただけそうですね。
で、フツウの塩味のポテチで作ってみましたが、やっぱりおいしい!
最初、塩味って邪魔かな~と思ったけど、実はあの塩味が、チョコとあいまって想定外のおいしさを生み出してたんですね。
この組み合わせを考えたヒトはすごいな~と思いました。また作っちゃおう。
中学弁当2013 春の陣♪ PART2 [ナッツ亭の料理]
オムライスが大好きな娘(前回までのオムライス話はコチラ)。中学に入って、しばしば思春期特有の不機嫌さを醸し出しちゃうようなお年頃になっても、オムライスはまだまだうれしいメニューのようです。四角い重箱に、オムライスを入れてみました。
ちょっと小さめの容器を型の代わりにして、卵焼きを敷き、チキンライスを詰めてから重箱を逆さにくっつけ、ひっくり返して入れてます。これがねぇ、うまくいくとうれしいのよねぇ。時々破れちゃったりするからね。
あ…そんなことより心配なのは、こんなものを喜ぶ女子度の低さ、ですよねぇ。
海老ニラまんじゅうは、通販のお気に入り。ぶつ切りの海老がゴロゴロ入っておいしいの。主人が「女子の弁当にニラはどうなんだ?」と言いますが、本人、意に介さず。サラダパスタは、ご飯を炊かない朝の定番です。
焼きそばも娘の大好物。多めに入れたいので、重箱タイプが重宝しますね。ハンバーグ弁当は、月に一度作りだめして冷凍しておいたもの。解凍し、グリルで焼いて入れています。
スーパーの魚の切り身でお弁当サイズがあると、それぞれ「塩麹」「カレー粉」「バジルソルト」「照り焼き風味」などいろんな味で漬け込んで、ラップで個包装。冷凍して、一切れずつ使っています。鶏天も、まとめて作ったときに冷凍したもの。おかずのスペースが余ったときとか、ちょこちょこ取り出して使うのに便利です。
ところで、野菜のおかずもいろいろ入れたいと思って作るのですが、最近はなんだか決まってきちゃって。「肉じゃが」「ブロッコリーチーズ焼き」「しいたけグリル」「きんぴら」「切干大根」「ひじき」「大根煮物」「にんじんグラッセ」「きゅうりの浅漬け」…う~ん。
皆さまは、どんな野菜のおかずを作ってますか?ゼヒゼヒ教えてくださいね!
私が使ってる海老ニラまんじゅうはコチラです♪ ぷりっぷりでオススメ!
名物、戦国家紋オムライス♪
一応、コレのつもりなんですけど。見えます?
ちょっと小さめの容器を型の代わりにして、卵焼きを敷き、チキンライスを詰めてから重箱を逆さにくっつけ、ひっくり返して入れてます。これがねぇ、うまくいくとうれしいのよねぇ。時々破れちゃったりするからね。
あ…そんなことより心配なのは、こんなものを喜ぶ女子度の低さ、ですよねぇ。
海老ニラまんじゅう弁当、サラダパスタ弁当。
海老ニラまんじゅうは、通販のお気に入り。ぶつ切りの海老がゴロゴロ入っておいしいの。主人が「女子の弁当にニラはどうなんだ?」と言いますが、本人、意に介さず。サラダパスタは、ご飯を炊かない朝の定番です。
焼きそば弁当、ハンバーグ弁当。
焼きそばも娘の大好物。多めに入れたいので、重箱タイプが重宝しますね。ハンバーグ弁当は、月に一度作りだめして冷凍しておいたもの。解凍し、グリルで焼いて入れています。
ぶり塩麹焼き弁当、鶏天弁当。
スーパーの魚の切り身でお弁当サイズがあると、それぞれ「塩麹」「カレー粉」「バジルソルト」「照り焼き風味」などいろんな味で漬け込んで、ラップで個包装。冷凍して、一切れずつ使っています。鶏天も、まとめて作ったときに冷凍したもの。おかずのスペースが余ったときとか、ちょこちょこ取り出して使うのに便利です。
ところで、野菜のおかずもいろいろ入れたいと思って作るのですが、最近はなんだか決まってきちゃって。「肉じゃが」「ブロッコリーチーズ焼き」「しいたけグリル」「きんぴら」「切干大根」「ひじき」「大根煮物」「にんじんグラッセ」「きゅうりの浅漬け」…う~ん。
皆さまは、どんな野菜のおかずを作ってますか?ゼヒゼヒ教えてくださいね!
私が使ってる海老ニラまんじゅうはコチラです♪ ぷりっぷりでオススメ!
温泉入ってお魚食べて。湯河原『魚繁』♪ [お出かけグルメ&お買い物]
旅行もいいんだけどさ、別に近場で日帰りでもいいんじゃない~?というわが家の最近の傾向で、ゴールデンウィークのドライブは、湯河原に決定。
神奈川県民のわが家は、湯河原あたりで泊まるのはなんだかもうもったいないかな~というのが本音であります。いいところなんですけどね。泊まるならせめて箱根とか熱海あたりまで行かないとねぇ。
定番・湯河原日帰りコースとは、
①日帰り温泉でゆっくり入浴→②お魚のおいしいお店で昼ごはん→③名物のかまぼことか干物を買い回る→④余力があったら海老名SAでおやつでも食べる→おしまい、というコース。日帰りでも十分に楽しめるんですよ。
連休後半のある朝、6時半に家を出発。ちょっとした渋滞に巻き込まれながら、9時ちょうどに日帰り温泉施設『こごめの湯』に到着。2階の座敷で座卓をひとつ陣取って、2時間余り、出たり入ったりの温泉三昧。
なんか意外と空いていた気がしますよ。一時期は、2階の部屋が全部満員で、座る場所さえキープできないくらいだったのに。でも本来、温泉ってくつろぎたい場所なので、この日のような感じでゆっくり休めるスペースがほしいものですよね。
さて、11時半になりました。お腹が空いてきたので昼ごはんを食べに向かいます。
家族三人とも魚は大好きなので、他の選択肢はありません。 ここは1階が魚屋さんで2階がお食事処となっている、見つけたらまずおいしいに違いないな~と思わせるスタイルのお店で、もう何年も利用しています。
ここへ来たら、今日のオススメを確認。そして、好きな魚を注文していきます。今日の主人のチョイスは…
さて、どれがいちばんおいしかったと思います?正解は、イサキでした!さっぱりしてるふうに見えて、意外と脂がのってるんですよ。金目もおいしいんだけどね、やっぱりこれ↓にはかなわない。
金目は刺身より煮付け!きりっと辛口の味つけで、ものすご~く好みでした。ホントにこれ、いつ食べてもおいしいの。伊豆・湯河原に来たら、どこのお店にもある定番ですし、ゼッタイに金目の煮付けを食べてほしいと思います。
魚繁さんの場所はコチラ♪
あ、それから、おいしいお土産見つけちゃいました!
小田原名産の「片浦レモン」を使った、一口サイズのお饅頭。ぽっくりした皮に白あんは、有名な「ひよこ」を思い出させる食感なのですが、きりっとさわやかな酸味が豊かな味わい。時折ぷちっとレモンの果肉も感じられて、和菓子なのに甘酸っぱいフレッシュな風味にあふれてます。
試食大好きな娘が一目ぼれしてしまったお菓子です。私もその時はそんなに期待してなかったのだけど、正直に謝ります、ゴメンなさい!! これホントに、すごくおいしいです。
パッケージのデザインも独特でカワイイ。しいの食品の「レモン饅頭」、また買いたいと思います。
神奈川県民のわが家は、湯河原あたりで泊まるのはなんだかもうもったいないかな~というのが本音であります。いいところなんですけどね。泊まるならせめて箱根とか熱海あたりまで行かないとねぇ。
定番・湯河原日帰りコースとは、
①日帰り温泉でゆっくり入浴→②お魚のおいしいお店で昼ごはん→③名物のかまぼことか干物を買い回る→④余力があったら海老名SAでおやつでも食べる→おしまい、というコース。日帰りでも十分に楽しめるんですよ。
連休後半のある朝、6時半に家を出発。ちょっとした渋滞に巻き込まれながら、9時ちょうどに日帰り温泉施設『こごめの湯』に到着。2階の座敷で座卓をひとつ陣取って、2時間余り、出たり入ったりの温泉三昧。
なんか意外と空いていた気がしますよ。一時期は、2階の部屋が全部満員で、座る場所さえキープできないくらいだったのに。でも本来、温泉ってくつろぎたい場所なので、この日のような感じでゆっくり休めるスペースがほしいものですよね。
さて、11時半になりました。お腹が空いてきたので昼ごはんを食べに向かいます。
湯河原の『魚繁(うおしげ)』さんにやってきました。
家族三人とも魚は大好きなので、他の選択肢はありません。 ここは1階が魚屋さんで2階がお食事処となっている、見つけたらまずおいしいに違いないな~と思わせるスタイルのお店で、もう何年も利用しています。
ここへ来たら、今日のオススメを確認。そして、好きな魚を注文していきます。今日の主人のチョイスは…
イサキの刺身。
鯛の刺身。
金目の刺身。
さて、どれがいちばんおいしかったと思います?正解は、イサキでした!さっぱりしてるふうに見えて、意外と脂がのってるんですよ。金目もおいしいんだけどね、やっぱりこれ↓にはかなわない。
金目の煮付け。
金目は刺身より煮付け!きりっと辛口の味つけで、ものすご~く好みでした。ホントにこれ、いつ食べてもおいしいの。伊豆・湯河原に来たら、どこのお店にもある定番ですし、ゼッタイに金目の煮付けを食べてほしいと思います。
久々の海でした。潮風が心地いい!
魚繁さんの場所はコチラ♪
あ、それから、おいしいお土産見つけちゃいました!
レモン饅頭。
小田原名産の「片浦レモン」を使った、一口サイズのお饅頭。ぽっくりした皮に白あんは、有名な「ひよこ」を思い出させる食感なのですが、きりっとさわやかな酸味が豊かな味わい。時折ぷちっとレモンの果肉も感じられて、和菓子なのに甘酸っぱいフレッシュな風味にあふれてます。
試食大好きな娘が一目ぼれしてしまったお菓子です。私もその時はそんなに期待してなかったのだけど、正直に謝ります、ゴメンなさい!! これホントに、すごくおいしいです。
パッケージのデザインも独特でカワイイ。しいの食品の「レモン饅頭」、また買いたいと思います。
旅ごはん、松本編♪ [日本の旅は美しい]
松本といえば? お城以外にも見どころあるんです。
擬洋風建築と呼ばれる独特のデザインが特徴。神社仏閣だったりお風呂屋さんなんかを思わせる唐破風(からはふ)造りの屋根に、エンジェルが飛んでる!このミスマッチがとんでもな~くイイ味出してます。
中の展示物は、教育関連。寺子屋時代の子どもの教育現場で使われたさまざまな道具から、現代の教科書まで。「これ、昔私が使った教科書かな?」なんていうのがあったりして、娘が使っていた最近のと比べてみると興味深かったです。
娘いわく「松本城よりもおもしろかったかも!」と。本物のお城を見せるのがこの旅のテーマだったのに…なんだか複雑な気分~。
さて、最後に旅ごはんの紹介です。
おいしいおそば屋さんがあちこちにあるので、これだけはゼッタイ食べたいですね。私も四国に行くと、お昼は毎日うどんですが、この一帯なら毎日おそばを食べたいです。麺はもちろんですが、つゆもお店によって個性がありますから、いろんなお店で試したいものです。私は、しなやかなのより、ザラッとゴツッとした十割そばが好き。つゆは辛口がいいなぁ。
鶏もも肉に、片栗粉を使った衣をつけ、焼いた(揚げた)もの。焼きというネーミングなんですが、実際のところ、揚がってる(笑)。居酒屋さんにもおそば屋さんにもある、地元の定番メニューのようです。ジューシーでこんがり、味はあっさり。これキライなヒトいないでしょう。定食なんかもあるんですが、ボリュームがあるので、単品で頼んでシェアしてもいいかもですね。私たち、二日連続でいただいちゃいました。
臭みがなく、やわらかくておいしい! まるでまぐろの赤味のようだけど、もしかしたら、もっと上品な味かもしれない。マグロと牛刺しの間くらい? おつまみ大好きな娘と競ってパクパクいただいちゃいました。日本酒、焼酎、赤ワインなどに合うと思う。私は地酒を選択。絶妙でした。
ちなみに宿は↓を利用。私と娘の宿選びの最優先ポイントは、「大浴場があること!」なのです。市街地ってビジネスホテル仕様なのでなかなかないでしょう。こちらは温泉で、なおかつ露天風呂まであって、すご~く快適でした。「夜食のラーメン無料」なんていうオモシロサービスまであって、思わず馬刺しのお店から帰った後にいただいちゃいました^^食べ過ぎ!? でもこれ、楽しいサービスでしょ? オススメです^^
旧開智学校。
擬洋風建築と呼ばれる独特のデザインが特徴。神社仏閣だったりお風呂屋さんなんかを思わせる唐破風(からはふ)造りの屋根に、エンジェルが飛んでる!このミスマッチがとんでもな~くイイ味出してます。
それどころか、ドラゴンもいるんですよ。
中の展示物は、教育関連。寺子屋時代の子どもの教育現場で使われたさまざまな道具から、現代の教科書まで。「これ、昔私が使った教科書かな?」なんていうのがあったりして、娘が使っていた最近のと比べてみると興味深かったです。
娘いわく「松本城よりもおもしろかったかも!」と。本物のお城を見せるのがこの旅のテーマだったのに…なんだか複雑な気分~。
さて、最後に旅ごはんの紹介です。
信州といえば、そば!
おいしいおそば屋さんがあちこちにあるので、これだけはゼッタイ食べたいですね。私も四国に行くと、お昼は毎日うどんですが、この一帯なら毎日おそばを食べたいです。麺はもちろんですが、つゆもお店によって個性がありますから、いろんなお店で試したいものです。私は、しなやかなのより、ザラッとゴツッとした十割そばが好き。つゆは辛口がいいなぁ。
郷土料理、山賊焼き。
鶏もも肉に、片栗粉を使った衣をつけ、焼いた(揚げた)もの。焼きというネーミングなんですが、実際のところ、揚がってる(笑)。居酒屋さんにもおそば屋さんにもある、地元の定番メニューのようです。ジューシーでこんがり、味はあっさり。これキライなヒトいないでしょう。定食なんかもあるんですが、ボリュームがあるので、単品で頼んでシェアしてもいいかもですね。私たち、二日連続でいただいちゃいました。
名物、馬刺し。
臭みがなく、やわらかくておいしい! まるでまぐろの赤味のようだけど、もしかしたら、もっと上品な味かもしれない。マグロと牛刺しの間くらい? おつまみ大好きな娘と競ってパクパクいただいちゃいました。日本酒、焼酎、赤ワインなどに合うと思う。私は地酒を選択。絶妙でした。
ちなみに宿は↓を利用。私と娘の宿選びの最優先ポイントは、「大浴場があること!」なのです。市街地ってビジネスホテル仕様なのでなかなかないでしょう。こちらは温泉で、なおかつ露天風呂まであって、すご~く快適でした。「夜食のラーメン無料」なんていうオモシロサービスまであって、思わず馬刺しのお店から帰った後にいただいちゃいました^^食べ過ぎ!? でもこれ、楽しいサービスでしょ? オススメです^^
本物のお城へGO♪ [日本の旅は美しい]
皆さ~ん、私は今、ドコにいるでしょうか?
夕闇の中に、その闇をさらに濃く、深く塗りつぶすような。
真っ黒な影を浮かび上がらせそびえ立っているもの。それが、
松本城。
信州、長野。松本市にあり、別名深志城とも、あるいはそのいでたちから烏城とも呼ばれた、現存十二天守のうち国宝四天守にも数えられる、有名なお城です。
去年の夏、娘を小田原城に連れていった時、「あぁこれは一度、『本物のお城』を見せなくちゃいけないなぁ」と思ったのがきっかけで。小田原城って、昭和の復興天守なので、外観は良くても、内装が古い病院や市庁舎なんかを思わせる感じに改築してあって、なんともミスマッチというか、風情がないんですよね。
本物のお城って、小さな窓しかなくて内部は暗く、黒光りする板張りで、ものすごく急で狭い階段がある…そうじゃないと、ダメでしょ?
こんなふうにね。
そんなイメージを持つことになったのも、かつて私が本物のお城に初めて出会ったここ、松本が始まり。そんなこんなで恒例・春休みの母娘二人旅は、松本城へと決まったのでありました。
ね、本物のお城ってやっぱりイイでしょう。
中の展示物は、鉄砲関連が中心。このお城が鉄砲戦に備えて数々の工夫がなされていたことを特色とするからなんだそうです。刀が大好きな娘は「鉄砲か…」などと云って半ばスルーしていました。せっかく連れてきたのに、もうっ。しかし刀が好きっていうのもどうなのよ…
松本城は「月見櫓」と呼ばれる付け櫓があって、それは、時の城主が将軍徳川家光を迎える際に増築したんだそうな。「月見櫓」なんて風流じゃないですか。櫓ってもともと戦のために「物見櫓」とかそういう役目をする場所だったはず。それを月見だなんてねぇ。戦の時代が既に過去のものだったんだな~なんてことを思わせます。
お城を後にして、街のほうへ歩いていくと…え?
ビルの間に天守閣!?
と思ったら、正体は古書店でした。この街の人々の尋常じゃない「お城愛」を感じた瞬間。
私、昔からとくにお城が好きってワケじゃなかったんですけど、最近、なんだか好きなんですよねぇ。まぁ娘の歴史好きにつられてってのもあるんですけど。年を取るとよくわからないけどぐんとステキに見えてくるものってあるじゃないですか。ホラ、富士山とか。
皆さま、オトナになってからぐんとステキに見えてきちゃったものとか、そういうお話、ゼヒゼヒ聞かせてくださいね^^
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