永田は屋久島の北西部に位置し、屋久島の中で唯一奥岳(屋久島の中心部にそびえる2,000m弱の山々)が望める切る小さな集落(人口*500人弱)です。
縄文時代の土器も発掘される、屋久島の中でも古くから続く集落で、今も江戸時代から続く方限制度*が暮らしの中に根付き、人々は助け合いながら岳参り*などの伝統的な行事や各集落それぞれの神社祭*等を大切に伝承しています。
また、1886mの永田川を水源として集落の中央を流れる永田川と屋久島では貴重な田園風景は、山の冷気を感じることのできる聖地でもあります。
永田集落にある永田小学校では、「屋久島町山海留学制度」の一部として、「かめんこ留学」を実施しています。
一般的には山海留学と言われる制度で、自然豊かな屋久島「永田」に居住しながら屋久島町立永田小学校に通学する制度です。
親元を離れ,永田の里親のもとで生活する【里親留学】と家族と共に永田区に居住する【家族留学】の形態があります。
平成9年度に始まり、これまでに全国から200名以上の留学生を受け入れてきました。
問合せ先:屋久島町教育委員会総務課 電話0997-43-5900(内線158)
留学制度とともに生まれた永田の歌 永田には「思い出の永田」という永田集落の魅力がぎゅっと凝縮された歌があります。この曲は「留学制度で島外からやってきた子どもたちも、『かめんこ留学』の名の通り、カメの子どものようにいつか戻ってこい」という願いが込め、当時、永田小学校に赴任されていた真辺幸成先生が作詞・ ...
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