7月26日(水)ももの初七日が終わった翌日のこことでした。
所用で遠出をした際、
(どこかにワンちゃんが落ちてないかしら・・・と思いつつ運転してました)
目的地直前の反対車線に、
半年ぐらいの子猫が道路で横たわっているのを目撃。
どうやら車にひかれたようです。
気になったものの、まず用事先まで行き、
折り返し同じ道を通ったところ、
ひとりの女性が猫の画像を撮影し複数の知人に連絡を入れていました。
(その女性は猫を触ることができないようで、
1人の男性が車にひかれないように道路脇へ移動してくれ
仕事場に戻っていきました。)
その猫は、
目と口から血を流し、
歯も折れ、
即死状態のようでした。
まだ若い男の子。
キジ白。
柔らかくて綺麗な毛並み。
まもなく女性から連絡を受けた別の女性が到着し、
彼女が持参したペットシーツを敷いたトロ箱に猫チャンを移動。
(トロ箱に移動した猫チャンのあちこちから大量のノミが這い出してきました。
彼女が言うには、猫が死んだらノミはすぐに這い出してくると。)
後から駆けつけた女性は、
猫の保護活動をしている方で、
家には飼い猫数匹以外に保護している猫がたくさんいること、
明日、子猫3匹が大阪のセンターへと移送になること、
そのうちの1匹が非常になれていて手放しがたく思っているが、
自分の年齢は74才で15年ほど生きる子猫を飼うことは出来ず、
だれか里親になってくれないかと思っていること
など話され、
連絡先を交換しました。
午後、
用事が済んだ後、
再度、その女性に連絡を入れ、
直接お宅へ伺い、保護猫を対面しました。
(世間話中、彼女は翼を傷めたトビも保護しており、
片翼を失って自然に帰せないトビを引き取ってもらう施設がないかしら
ともおっしゃってました。)
明日大阪へ移送される3匹の子猫のうち
2匹は人慣れしていない猫で、
暗いゲージの中に身を寄せ合って、
私たちの姿見て、おびえていました。
もう1匹は、明るい玄関たたきに設置してある3段ゲージに隔離してあり、
人なつこく、抱くと既にゴロゴロ喉を鳴らせるご機嫌ぶり。
明日、大阪のセンターへ移送となる条件の検査(猫エイズ・白血病・も一つ)は
すべて陰性ということでした。
悩んだすえ、
トライアルということで
キャリーをお借りして
(自動車道を使って片道1時間半の)家まで連れて帰ってきました。
帰宅後、
保護猫が入っているキャリーをリビングに置いたところ
気配を察してやって来た先住猫のみるくが激怒。
初めて彼女のシャーを見ました。
保護猫も怖がってシャーシャーしてるので、
保護猫を敷地内の別棟の母屋へ移動。
(母屋はジー様が1人で暮らしています。)
その日、みるくは1階へ降りてこず、心配したのですが、
翌日からは降りてきて少し安堵しました。
別棟に移動した保護猫ちゃん、
すぐにジー様と仲良しになり、
トイレで用を足すことも完璧にでき、
ご飯はがつがつ美味しくたべ、
元気いっぱい。
夕方、とーちゃんが帰宅。
すぐにかかりつけの動物病院へ連れて行き診察してもらいました。
月齢は3ヶ月か4ヶ月か5ヶ月か
大量のノミの死骸がいたこと
(昨夜フロントラインをしたと保護猫の女性がおっしゃってました。)
虫がいること(←処置してもらいました。)
目が病気?(←目薬調薬。)
とのことでした。
保護猫の女性から電話が入り、
帰宅後から通院までの近況を伝えました。
7月27日(水)何事もなく。
夕方、保護猫の女性に電話連絡。
道路で引かれた猫チャンは獣に荒らされない場所に無事土葬されたとのこと。
保護ネコ君は、
目薬を1日4回さし、目の状態は少々改善してきました。
人なつこい猫で、
すぐに人の膝の上に乗ります。
7月28日(木)夕方、とーちゃんが帰宅後、
母屋をのぞいたとーちゃんにジー様が
「子猫の首が腫れている」
と。
見ると、けがをして腫れていました。
急遽、動物病院へ。
(かかりつけは休診日だったので別の病院へ行きました。)
診察・検査の結果、
首の骨などには異常は無い
少々発熱している
猫のけんかの傷か
(保護される前に猫同士のけんかがあったかで牙が入っており、
その時の傷が化膿したのではないか。)
日曜か月曜に来院すること
(ただし、ウミの袋がやぶけたらその日に来て欲しい)
とのことで、
注射を1本打ってもらい、
朝晩の薬を出してもらい帰宅しました。
7月29日(金)
朝6時頃の様子。
少し腫れが引いてきた感じです。
7月30日(土)我が物顔で走り回り暴れ回り、
ジー様の近くで寝て、
母屋暮らしを満喫しているようです。
名前は、
とーちゃんは「夏に来たから、ナツ」と言っていますが、
このネコと出会った場所にちなんで
ジー様が「あーちゃん」と言っており、
「あや君(あーちゃん)」になるかと思います。